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kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ずっと前からの想い・・・

2006-11-09 | 陸上競技
 数年前から、いや学生の頃から冬期練習でやってみたいと思っていたことがある。それは・・・、「ダンス」です。エアロビ系のダンスはかなり練習の効果があると思っていました。大学1年の頃、授業でエアロビを選択したのですがこれが結構面白くて・・・。身体をうまくコントロールする能力のアップと有酸素能力のアップにはもってこいだと。

 昨日のダメージが結構あるみたいなので今日は軽めにダンスを。ボックスというステップをひたすら練習。本当はもっとゆっくりなのですができるだけ速いリズムで実施。ラダーの効果もありそうです。自分の身体をうまくコントロールしてリズムの切り替えなどを意識する。うーん、端から見たら絶対に「遊んでいる」と思われていますね。来年の春の目標は「ダンス」で表彰台に乗ることなので6人の呼吸を合わせてステップが踏めるようにならないとね。

 あとは「秘密兵器2」の作成に取りかかる。先日秘密兵器を作ろうと作戦を練ったのですが結局企画倒れだったので今回は確実に作れるものを。今度は作成が比較的簡単なのですぐにできる。明日、おーまちで実験。効果があれば全員分作って冬の間は使ってみます。kuboi先生が10年くらい前に作っていそうなものです(笑)。上半身の強化にもつながるはず。

 まー少しずつ前進していきますね。今日は簡単に。
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自分たちにできること・・・

2006-11-08 | 陸上競技
 今、自分たちにできることは?それを考えると様々な想いが交錯する・・・。

 最近の日記は完全に「日記」では無くなっています。メッセージ性の強いものばかりだと思うので、はっきり言って「面白くない」内容だと思います。このところ様々なことについて考えている。自分だけの力ではどうにもできない問題が社会を包み、本来の「やりたいこと」とは少し離れたところで物事が進んでいる。「教育」ってなんだろう・・・。そう思うと少し気が重たくなる。いつも周りから「考えすぎだ」と言われる。確かにそうなんだよね。自分でも分かってる。でも・・・。

 練習で「2人が強くなることがうちには必要不可欠だ」と話した。その裏側には「この2人と一緒に勝負をしたい」という気持ちがある。もちろんそれも伝えた。なぜか?やはり、今目の前にいる選手と共に時間を過ごしてきたからだろう。この子達の成長を一番近くで見届けたいという想いがある。様々なことがあって、それでも前に進むための道を選んだ。逃げ出すことは簡単だ。逃げ出したくなくても練習ができない状況だってある。その中で、前に進むために苦しく長い道を選んだ人間と一緒に時間を過ごすことでkaneko自身学ぶことがあるだろう。

 世の中、ドラマみたいに全てがハッピーエンドで終わるわけではない。どれだけ努力したって「望まない結末」だってある。先のことなんてどうなるかわからないんだ。だったら、与えられた「今」をどう過ごすかが大事。苦しい時にチームでもう一度、心を一つにしよう。それぞれが秘めた「強い想い」を表面に出していこう。この状況で何も思わない選手はうちにはいない。kanekoが一番望むのは「心の成長」です。他者の思いを感じることができ、それを「力」に変える。随分、「心」が成長してきたと感じています。でも、もっともっと表に出せる。強い想いを持っているのだからその想いを皆で共有できるチームになろう。それぞれが目標を持っている。それは「個人」で設定した目標だろう。でもね、みんなに前で「目標」を口にした時からそれは「1人だけの目標」ではなく、「チームの目標」に変わるんだ。皆で共有できる「目標」だからこそ、チームとして前に進める。

 自分たちにできること・・・。それは「今」を一生懸命生きること。それ以外には何もない。苦しくたって周りには仲間がいる。倒れたら立ち上がればいい。きっと助けてくれる仲間がいる。ある本に「今の若者は感情を表に出さなくなった」と書かれていた。そんな「一般論」に負けてたまるか!!「気持ち」を出せる人間になろう。それが「今」自分たちにできることだと思う。練習の途中にともが口にした「目標」。それはkanekoが与えた「目標」ではないはず。自分たちで決めて、自分たちで取り組もうとする「目標」はきっと人を動かす。心が動く。「感情が表に出ない」のは「心が動く」場面が極端に少なくなったからだと思う。ちょっと動いただけでは何も変わらない。自分たちの「心」を動かそう。動く方向はきっと見えているはず。

 ハッピーエンドを目指すわけではない。「目標」に到達したからといってそれが「幸せ」かどうかは分からない。「今」を一生懸命にできなければ、単なる「結果」でしかない。格好悪くてもいい。がむしゃらでもいい。「今」できることをしよう。「誰かのために」力を出し、心を動かせる人間になろう。きっとできる・・・。そう信じています。

 日記は「心」を現します。飾ることのない「心」だと思っています。毎日が「ハッピー」な人間はいない。今はkanekoにとって「考える」時間だと思っています。何をすべきか、何を目指すべきか、しっかりと「考える」ことで前に進みます。それが私に「今」できることだと思うから・・・。
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練習ができるありがたさ

2006-11-07 | 陸上競技
今自分の置かれている状況を冷静に考えて欲しい。「練習ができる」事が当たり前になっていたのではないか?

以前に比べたら練習の質も雰囲気も良くなってきていた。kanekoが目指すチームに少しずつ近づいてきていると思っている。突然の出来事なのでまだうまく整理できていないが、「誰かのために」の選択をkanekoは誇りに思う。悩んで苦しんで出した「答」には意味がある。
いつでも戻って来れる場所でありたいと思う。きっと仲間も同じ気持ちだと…。相手の気持ちが分かる人間になってほしい。ずっと言い続けてきた事が伝わってくれたと信じている。

以前、練習中に1人だけ走らせなかったことがある。「走る苦しみ」と「走らない苦しみ」を比べてもらうために…。あれ以来かなり意識に変化が見られるようになった。
チームは今、「走れる」事が当たり前になっている。これから先の冬期練習でどれだけ走るのか不安になっているかもしれない。しかし、「走りたくても走れない」苦しさと比べたら小さな事ではないか?安心して見守ってもらおうよ。いつでも戻ってこれるように強くなって待っておこう。それが「走れる」人間の役目だし、「相手の気持ちを感じる」ことにつながるでしょう。

「自分のため」に頑張れなくても「他の誰かのため」に頑張れるはず。仲間の気持ちを背負って練習をしなさい。それが仲間としてできる事です。時間を共有してきた仲間の気持ちを感じる事ができない選手はうちにはいないと思っています。苦しい場面に立ったら「仲間」を思いなさい。離れていてもずっと心配をしてくれているはずです。仲間のために力を出せる人間になってほしい。

うまく言葉にはできないが、ミーティングとこのblogで私の気持ちが少しは伝わるでしょうか…。「走れる」ありがたさを感じて日々練習に臨みましょう…。
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残された時間・・・

2006-11-06 | 陸上競技
 時間は限られている。残された時間はどれだけあるだろうか?

 当たり前のことを当たり前にする。それは難しいことではない(と、思っている)。それは練習をするとかしないとかの問題ではなくて、誰でもやらなければいけないこと。それが分かるか?相手の気持ちを考えたりするのも同様。どれだけの想いを込めて時間を作っているのかを考えなければいけない。「やるんじゃなかった・・・」と思うのは非常に寂しい・・・。

 少ない人数で「目標」へ到達するためにはやはり個々の能力のアップが必要不可欠。今の力では絶対に戦えません。冷たいと思われるかもしれませんが、「本気でやりたい」と思っている人間と「なんとかなればいい」と思っている人間に同じように時間を割くことはできません。心から強く願っている人間の方に対応する方が絶対に効果的だから。自分たちが様々な人から何を学び、他の人に何を伝えていくのか?これが大事です。この辺が分かってもらえなければ今やっている事の意味はありません。

 キツイ練習かもしれない。それでもやらなければいけないし、やるだけの価値はある(とkanekoは思っています)。価値があると判断するものはやればいいと思うし、ないと思うものはやらなければいい。大きな「目標」に到達するためには中途半端な気持ちでは到達できません。心からの願いと想いがなければ無理です。

 どれだけこちらが与えても、最終的には「本人」の気持ち次第。実際にレースに出るのは選手です。kanekoがどうこうできるわけではありません。「kanekoが強くしたんだ」と威張る気持ちもありませんし、そんな資格はない。結局は選手がやるかどうかにかかっています。

 あとできる練習期間は・・・。その1日を大事にすることができるか?
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駅伝がありました

2006-11-05 | 陸上競技
今日は県の高校駅伝。短距離はこういう時に大会運営の手伝いをして恩返しをしなければいけない。いつも試合に出ない人が補助員をしてくれるから大会が運営できることを忘れてはいけない。

うちからも女子が出場。目標には届かず。即席チームとしてはかなり頑張ったほうではないかと思います。残念なのはubeに3秒差で負けたことか…。リベンジを果たす日はいつかくるのか?地道にやるしかないですね。しかし、駅伝はレースを少ししか見られないので展開がわかりません(^_^;)本当に「自分達の力」でなんとかするしかありません。「自分達で強くなる」というのはこういう部分につながっていくんですよ。うちの選手はこのあたりを理解してとりくまなければいけない。

空いた時間にkida先生と少しはなしをさせていただいて、やるべき事はたくさんあるなーと痛感。「選手」に対する気持ちについても考えさせられました。指導者の意識と経験、何をすべきか非常に勉強になります。とにかく「勘違い」しないように長期的視点で物事をとらえないといけない。焦らず自分の身の丈にあった事をやっていくことが大切。先の事を考えながらやれるように心掛けます。

明日から冬期に向けての準備。やるべきことはたくさん。あー楽しみだ。
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きらら浜で

2006-11-04 | 陸上競技
今日は駅伝の試走のため、きらら浜へ。基本的に駅伝はyukumura先生にお任せなので、短距離は気分転換を兼ねてきらら浜で練習。最初にバランス力アップを目指し、綱渡り(?)のような遊び場で落ちないように渡る。結構良い運動になりました。自分の身体のコントロールには必要なら動きかもしれません。

その後、楽しそうな芝生の坂を見つけたので数本ダッシュ。こんな急な坂を走る事はないので楽しかったですね。
ついでに砂浜があったのでひたすら折り返しダッシュ。周りから見たら間違いなく場違いでしたね。他は駅伝に向けてアップをしていましたが砂浜でダッシュしたり階段で走ったりしている集団はやはりおかしい?!まーあまり気にしていませんが…。「楽しそうな雰囲気にだまされているがかなりキツイ」と言っていましたが、100%周りから見たら遊んでいるようにしか見えなかったでしょうね。

最後にミーティングを。これから何処を目指すか、何をしていくかを話しました。昨年は走れる選手が3人しかいないのに「リレーで中国!」を合言葉に取り組んできました。よく考えてみると有り得ない話ですよね。3人では組めないのだから(笑)それが色々な事が重なり現実となった…。もう1度、今度は4人で中国を狙いに行きましょう。チームは全てそのために動きます。
個人で3人とリレーで2つ。これを達成するためにはチームとして全体の力を上げていかなければいけない。誰か1人でも「無理」だと思えば絶対に「無理」です。一緒に狙っていきましょう。

そのために、今年のテーマは「最後まで…」にします。この課題が意識してできるようになれば間違いなく意識が変わり、本当に力がつくと考えています。自分達が強くなるしかない。最終的に戦うのは「自分自身」でしかないのだから。その闘うための「身体」と「意識」を身につけていくしかない。今日のメッセージがどれだけ伝わるか?それで全ては決まってくるでしょう。中心になる3人の成長とキーパーソンとなる人物の「みなみ越え」がこれから先のTOKUSHOを大きく左右します。他のメンバーはそれを支えながら自分達の「個」の力を上げていく。それがチームのため自分のためになるでしょう。

明日の駅伝でみなみが引退…。6月で引退していたのにチームのために戻ってきてもらい、2ヵ月力を借りました。この姿から現役部員は何を感じているか?次に伝えていかなければいけないでしょう。みなみを全員で越えなさい。競技力だけは越えていますが取り組む姿勢ではまだまだ…。越えなければ安心してもらえません。「恩」を返すなら越えるしかないでしょう?!感謝を行動で現しなさい!まずは明日、しっかりサポートすること!最後まで学べるものは学びなさい!!期待しておきます!
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すべての~

2006-11-03 | 日常雑感
さっき紹介した灰谷さんの作品ですが「すべての怒りは水のごとくに」という題名で角川文庫から単独ででていました…。灰谷さんの作品は「兎の眼」が有名ですね。私は小学校4年生の担任が読み聞かせてくれたのをよく覚えています。
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自己表現としてのblog

2006-11-03 | 考える
以前、「こころの羅針盤(コンパス)」(五木寛之=選)を読んだ。ふともう一度「読んでみよう」という気持ちになって目を通してみた。これは様々な著名な著者が書いているエッセイを集めたもので非常に面白い。

その中の灰谷健次郎の作品に「すべての怒りは水のごとく」に今kanekoが思っている様々なことが含まれている気がした。今日のblogは高校生には難しいので興味がない人は読み飛ばして下さい。このblogはkanekoの「自己表現」をするためにも公開させてもらっているのでその辺りはお許しを(^_^;)

この作品では中学3年生の少女の文章が紹介されている。「中学では1ヵ月通ったきり全くといっていいほど学校には行きませんでした。この3年間は私にとってはとても大切な時間だったと思います。」という少女の文章から衝撃を受けたことから学校の在り方について考えたことについて述べてあった。

中学校に入って、友達と話したり授業中に隠れて手紙を書くのが楽しかった。しかし、時間がなかった。塾や宿題に追われてとにかく疲れてしまったし、自由な時間がなくなってしまった…。と書かれている。
特に「考える時間がなかったのです。勉強以外のもっと大切な事を自分が納得がいくまでとことん考える時間がありませんでした。だから何かに疑問をもつような時間もなかったのです。だから、私は学校を休んでいる時はいつも何かを考えていました。」という部分には強く共感した。このblogでも何度か書いたことがあるか、やはり「考える」という時間が大切だと感じている。高校に通うのは「大学進学のため」と答える今の状況とはかなり掛け離れている…。

「中学校では~、勉強が出来ないと生きていけないというような考え方を意図的ではないにしろ、知らず知らずのうちに植え付けてしまう様な所があると思うのです。」。考えさせられませんか?「生きてくる」力は単なる学力では測れない。だからこそkanekoはその「生きてくる力」を生徒に身につけて欲しいと強く願っている。そのための手段として授業や部活、特別活動を実施しているつもりです。この気持ちが生徒や選手に全て伝わってくれるとは思っていませんが、少しずつ伝えていけたらと願っています。絶えず話しをしていることを本気で聞いてもらえればいつの日か必ず伝わると。

「一生懸命になること」、これが今一番大切な事だと思っています。一生懸命にものを覚えるのではなくて様々な事に対して最大限の努力をすることから見えてくるものがあると信じています。

うーん、うまく表現できませんね。もうちょっと自分の中で整理してみないと…。先程の本はまだまだこの少女の文章が紹介されています。興味があれば一度どうぞ。
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波が

2006-11-02 | 陸上競技
 最近は所用により練習に最初から参加できることが少なくなった。各自の意識の高まりでなんとか補って欲しいものです。

 今日は昨日と比べると波が引いてましたね。人数が少なくなったこともあり活気がない。実質練習で走っているのが6人しかいないですから・・・。もちろん男女合わせてこの人数というのは県内でも少ないでしょうね。だったら自分たちで雰囲気を作らなければいけない。少ないからできることがある部分だってあるんだ。そのことを忘れてはいけない。この波をできるだけ抑えていくことが良い練習につながるでしょうね。そんな雰囲気だったので150mの1セット目は何も指示を出さずとりあえず「頑張って走る」のを見ていました。2セット目はポイントを指示しての練習。こういう感じの練習はシーズンではできないですからこういった微妙な緊張感の中でやるのもいいですね。

 最近の明るい話題はおーまちが変わりつつあることか。しっかり声が出るようになったし、あれこれ指示も出せるようになった。良い傾向です。欲を言えばもっと行動が早くなればいい。次への行動が遅いので効率が悪い。次にやるべきことは分かっているのだからそこに向かっての指示が出せるようになることも必要。これからの課題でしょう。
 走りの方は・・・。短い距離の練習で2人が接戦を繰り広げている。どちらにもプラスになるので問題はなし。少しずつハンデを少なくして互角に戦えるようになれば本当に面白くなります。ハルの走りがここ最近飛躍的に良くなっているのも明るい材料か?このあたりは「意識の変化」と完全に連動している気がします。取り組む姿勢が変われば全てが変わってきます。これからの意識の継続に期待しましょうか。

 何をすべきか?kanekoが見ているから力を出せて、見ていないときは出せないのでは意味はありません。なぜ、去年の冬のテーマが「自分たちで強くなる」だったのかを思い出さなければ・・・。これが分かるのは2年生だけです。よく考えて欲しいですね。
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怒っても良いですか?

2006-11-01 | 日常雑感
 先日、ある人から「これやって」と頼まれた。ほとんど面識もないし、話したことだって1度もない。「これはkanekoさんが得意だと聞いたので」という意味が分からない理由で・・・。期日も告げられ、断る理由もないので引き受けた。一応期日の1週間前くらいに頼まれたことをやり終えて持っていったら本人はいない。仕方ないので「渡しておいてください」と頼んでその場を去った。

 これがまた、「ありがとうございました」の一言もないんですよ。いきなり人に物事を頼んでおいて、やったらそれっきり。普通だったら「ありがとう」と電話の一つくらいするでしょう?!その時点でkanekoの怒りはフツフツと・・・。うちの生徒には「ありがとう」「ごめんなさい」を言えるように指導しています。大人が物事を頼んで「ありがとう」の一言も言えないのか・・・。

 と思っていて我慢していたら、今度はまた別口から同様の依頼が。よくよく聞いてみるとある人が「自分にはできない、どうしよう」と話していたら、例の人が「それならkanekoに頼めばいい」というアドバイスをしたため、意味も分からずまた私の所へ依頼が来ました。ピキピキ・・・。
 最終的に頼みに来た方はいつもお世話になっている方なので頼まれればやりますが、なぜ関係ない人がkanekoに頼むように勧めるのか?お互いの人間関係、信頼関係が成立している関係であればそれもありかもしれませんが、先日の件もあり私は完全に怒りを覚えています。別に「恩に着せる」つもりはありません。人間、得意不得意があるので自分の力がお役に立てるのであれば出し惜しみするつもりはありません。別に感謝して欲しいと言っているわけではありません。やるのが嫌だと言っているわけでもありません。物事にはそれなりの手順というか、最低限のルールがあるのではないでしょうか?

 9月にうちの選手に「やってもらって当たり前ではない」という話しをしました。自分の「今」があるのは多くの人の支えやサポートがあるからです。そのことを「当たり前」だと思うようでは人として成長はありません。それを伝えていかなければいけないと思っているのに、大人がそれができないというのはどういうことか・・・。結構気が長いつもりですが、久々に「怒り」を覚えます。怒っても良いですか?感情的になることは良くない。しかし、ちょっと理不尽すぎませんか?

 練習は3年生が来てくれて一緒にエンドレスリレー。質の高い練習ができました。普段は部員が6人くらいしかいませんが、それに3年生が3人加わり、kanekoも加わり10人で2チーム。ハイスピードでのレースでした。嬉しいことは3年生が「本気」で走ってくれること。何も言っていないのに本気で走ってくれます。こういう選手がいたからチームが大幅に変わったのだと感じました。現役部員はそれをしっかりと学ばなければいけない。この「明るい」だけでなく「本気」で取り組む姿勢から何も感じなければ何も変わりません。何も言わなくてもあれだけ声を出すみなみの存在は大きい。みなみの代わりになる必要はありません。自分にしかできない「チームのため」の力の使い方があるはずです。それを考えなさい。負けられない状態に自分がいることで力を出せる。今日のリレーはそんな感じを強く受けました。身近にいるライバルといつも勝負できなければ強くなるはずがない。
 本気になっているあの姿は、この子達がこの2年半という短い間にこの部から学んだことだと思います。目の前にこれだけ良いお手本がいるのだからしっかりと盗みなさい。今の現役部員も知らない間に意識が変わって3年生に近づいています。これもライバルです。高い評価を受ける3年生を越えればいい。そうすれば自分たちの力も上がるでしょう。来年の春、自分たちがどのような姿になっているのか?しっかりとイメージして欲しいですね。今は「強くなる」ような予感を感じています。それが夢と終わるのか現実のものとなるのか・・・。期待したいですね。
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