やっと練習について書く事が出来ます(笑)
月曜日、この日は避難訓練などがあり午前中で放課。前日まで大阪に行っていたという疲れは全くありませんでした。どちらかというと「エネルギーが満ちている」という感覚。
まー私だけがやる気になっても仕方ないのでその辺りは様子を見ながらという事になりますが。ここで私だけがやる気になっていたら「温度差」がありすぎて話にならなくなると思うので。
やりたいことはあるのですがこの日は午後から会議。練習に関しては自分達でやってもらわなければいけません。練習開始時に少しだけ話をしました。「精度」についてです。それぞれの学校でやっている事は「見た目は同じ」場合が多い気がします。が、その中で「意識するポイント」と「正しい動作」は大きく異なる。ここに関しての話をしました。
どうしても「やるだけ」になってしまいます。そこに意味はありません。運動をするという意味は存在しますが「100%の練習かどうか」と言われたら大きく異なると思います。腕立て伏せをする。ほとんどの選手はできます。が、腰が落ちて腕を少し曲げる動きをどれだけやっていてもそこに「効果」は生まれないと思います。運動をする事に意味があるのではなく「しっかりと目的意識を持ってやる」事に意味があるのです。
その話をしてあとは選手に任せました。
特別に変わった事はないのですが組み立てを変えました。「大きな波を作る」という感覚です。前半と後半で二つ波を作りました。
前半は膝締めと高さを意識させたもの。ある程度実施してから最後に往復走。関西の方では「ハイアップ」を実施している学校が多い。いや、見させてもらった何校かだけかもしれないので言い切れませんが。ショートスプリントとロングスプリントを上手く融合させていくために取り組んでいきたいなと考えています。
実際、12秒1の選手と54秒台の選手も「ハイアップ」をやっていました。NとMは投擲選手にもついていけない感じでしたがSは唯一この2人に付いて走っていました。そういう意味ではロングスプリントへの適応能力があるなと感じています。そういう練習も毎日少しずつ取り入れていきたい。そう思っています。
とはいえ、うちには広いグランドがありません。そうなるとできるのは往復走かなと。タイム設定をして何往復か走ります。その中で心肺機能に負荷をかけていけば良いなと。往復走というよりはシャトルランのような感じかもしれません。タイム設定を行い1往復にかかるタイムを計ります。見てはいませんがまずまずの負荷だったようです。
休憩を挟む代わりに簡単なトレーニングを実施。負荷的にはそれほど高くないので問題はないかなと。
そこからはグループを分けさせて「加速ドリル」と「中間ドリル」を実施。ドリルといっても重心移動が小さい中でやるのではなく実際にあれこれやりながらという感じなのですが。やりたい動きを身につけさせるために複合的なことをします。一部分に特化してやるのではなくバランス良くやる。
ここの感覚が最近強くあったのでH高校の練習を見た時に「やりたい方向はこっちであってるのではないか」と感じたのです。正解かどうかなんて正直分かりません。それでも「意味があるな」と感じているのでそれはやり続けたいなと思っています。
最後にタイヤ引き。M先生に話を聞くと「タイヤ引きはやらない」とのことでした。坂道の方が狙った動きになりやすい、と。それでも私は「タイヤ引き」は続けたいと思います。今私が考えている部分を身につけさせるために必要だと考えるからです。自分が信じる練習はそれなりに理由がある。それがそれぞれの指導者の「色」なのかなと。
120mのタイヤ引きをやって30秒休憩を挟んで120m。それが終わって少し休んで60mタイヤ引きと60mスプリント。これにて練習終了です。
私は途中からしか見ることが出来ませんでした。しかし、何となく良い感じだなと感じています。最大は「飽きない」ということ。様々な練習を流れるようにやっていくので選手は新鮮な気持ちでやっていけます。そうなると一つずつに対する集中力も変わってきます。良い練習をするためにはこの辺りのことも意識する必要があるのかなと。
これから少しずつ模索していきたいと思います。本当に楽しい。生きている実感がわきます。
月曜日、この日は避難訓練などがあり午前中で放課。前日まで大阪に行っていたという疲れは全くありませんでした。どちらかというと「エネルギーが満ちている」という感覚。
まー私だけがやる気になっても仕方ないのでその辺りは様子を見ながらという事になりますが。ここで私だけがやる気になっていたら「温度差」がありすぎて話にならなくなると思うので。
やりたいことはあるのですがこの日は午後から会議。練習に関しては自分達でやってもらわなければいけません。練習開始時に少しだけ話をしました。「精度」についてです。それぞれの学校でやっている事は「見た目は同じ」場合が多い気がします。が、その中で「意識するポイント」と「正しい動作」は大きく異なる。ここに関しての話をしました。
どうしても「やるだけ」になってしまいます。そこに意味はありません。運動をするという意味は存在しますが「100%の練習かどうか」と言われたら大きく異なると思います。腕立て伏せをする。ほとんどの選手はできます。が、腰が落ちて腕を少し曲げる動きをどれだけやっていてもそこに「効果」は生まれないと思います。運動をする事に意味があるのではなく「しっかりと目的意識を持ってやる」事に意味があるのです。
その話をしてあとは選手に任せました。
特別に変わった事はないのですが組み立てを変えました。「大きな波を作る」という感覚です。前半と後半で二つ波を作りました。
前半は膝締めと高さを意識させたもの。ある程度実施してから最後に往復走。関西の方では「ハイアップ」を実施している学校が多い。いや、見させてもらった何校かだけかもしれないので言い切れませんが。ショートスプリントとロングスプリントを上手く融合させていくために取り組んでいきたいなと考えています。
実際、12秒1の選手と54秒台の選手も「ハイアップ」をやっていました。NとMは投擲選手にもついていけない感じでしたがSは唯一この2人に付いて走っていました。そういう意味ではロングスプリントへの適応能力があるなと感じています。そういう練習も毎日少しずつ取り入れていきたい。そう思っています。
とはいえ、うちには広いグランドがありません。そうなるとできるのは往復走かなと。タイム設定をして何往復か走ります。その中で心肺機能に負荷をかけていけば良いなと。往復走というよりはシャトルランのような感じかもしれません。タイム設定を行い1往復にかかるタイムを計ります。見てはいませんがまずまずの負荷だったようです。
休憩を挟む代わりに簡単なトレーニングを実施。負荷的にはそれほど高くないので問題はないかなと。
そこからはグループを分けさせて「加速ドリル」と「中間ドリル」を実施。ドリルといっても重心移動が小さい中でやるのではなく実際にあれこれやりながらという感じなのですが。やりたい動きを身につけさせるために複合的なことをします。一部分に特化してやるのではなくバランス良くやる。
ここの感覚が最近強くあったのでH高校の練習を見た時に「やりたい方向はこっちであってるのではないか」と感じたのです。正解かどうかなんて正直分かりません。それでも「意味があるな」と感じているのでそれはやり続けたいなと思っています。
最後にタイヤ引き。M先生に話を聞くと「タイヤ引きはやらない」とのことでした。坂道の方が狙った動きになりやすい、と。それでも私は「タイヤ引き」は続けたいと思います。今私が考えている部分を身につけさせるために必要だと考えるからです。自分が信じる練習はそれなりに理由がある。それがそれぞれの指導者の「色」なのかなと。
120mのタイヤ引きをやって30秒休憩を挟んで120m。それが終わって少し休んで60mタイヤ引きと60mスプリント。これにて練習終了です。
私は途中からしか見ることが出来ませんでした。しかし、何となく良い感じだなと感じています。最大は「飽きない」ということ。様々な練習を流れるようにやっていくので選手は新鮮な気持ちでやっていけます。そうなると一つずつに対する集中力も変わってきます。良い練習をするためにはこの辺りのことも意識する必要があるのかなと。
これから少しずつ模索していきたいと思います。本当に楽しい。生きている実感がわきます。