kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

締めくくり

2016-12-31 | 陸上競技
12月31日、今年も終わります。あっという間に1年間が過ぎてしまった感じがします。このblogに書けること、書けないことが混在する中でなんとか1年間を過ごすことができました。

多くの出会いがあったのは大きいかなという気はしています。うちの学校を選んで入学してくれた選手達。更には社会人選手達との関わり。更には県外の指導者との出会い。これは全て「縁」です。逆に「縁」がなかった部分もあると思います。それはそれで受け入れていきたい。

また、多くの事を勉強させてもらえた1年間だったと思います。様々なタイプの選手と出会い今までのやり方とは異なる方法を考える。また、他県の指導者の方と関わる中で「指導方法」について考えさせられる。自分が思っていたことが既に時代に即していないかもしれないという感覚。それを感じることが出来たのも大きいなと。

自分の指導にある程度の自信を持ち始めていた時期でした。が、本当はもっとできる。その事を考える時期でした。やって来たことの方向性は間違っていない。が、もっと上手く組み立てればもっともっと成長に繋がる。ここの部分です。

本当はシーズン前にそのことに気づいていかなければいけなかったのかなと思います。「タイミング」の部分もあると思いますが。

練習パターン。何処かがやっている練習をそのままやるだけ。何となくやり続ける。これではもったいない。意味を理解して練習をする。更には「自分にしか出来ない練習スタイル」を作り上げていく必要があると思います。これが今後のチーム作りに繋がるかな、と。

多くの選手と出会うことが出来ました。まだうちは足りないことが多い。それでも初期段階と比べると全く別のチームになっていると思います。これは私が云々というより選手が強くなりたいと思ってくれているからだと思います。そこに成年選手の力を借りてもっと刺激を与えたい。それは他の学校では出来ないことだと思っています。

保護者にもかなり応援してもらえるようになりました。差し入れを頂いたりこちらの健康にまで気を配ってもらっています。多くの人との関わりがあるから今がある。

こういう性格ですから「好き」「嫌い」が明確になります。他者からも「好かれる」か「嫌われる」かは極端だなと痛感しています。が、結局誰のためにやっているかだと思います。嫌われたとしても「信念」を持っていたら変わってくる。別に気にする必要はないから。

関西の高校と戦う。これを大きな目標とします。きちんと指導をされているチームが存在することを改めて感じたからです。「才能」に頼るのではなくそれをきちんと「磨く」という方法を考えていきたい。

本当に思うことがかなりありました。選手のために。そう思って耐える事も必要です。それが選手にプラスになる日が来る。そう信じています。

最後の最後まで上手くまとめることが出来ません(笑)。まーいいか。私の人生みたいなもんでしょう。

多くの人との出会い、支援に心から感謝したいと思います。一人では何もできていない。それでも支えてもらえる方々のお陰で今があります。

来年は高い目標を掲げそこに向かいたいと思います。何が何でも。そう思います。

今年1年間本当にお世話になりました。来年も見守って頂ければと思います。

良いお年を。
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練習納め2

2016-12-31 | 陸上競技
続き。

複合走をやってからもう一度軸作り。バランスディスクを使っての感覚作りをはさみました。バランスディスクの数が気がつけば1人2つ使える状態になっています。これなら時間の短縮ができます。



バランスディスクを使った練習を終えて今度はその場での体幹固定。身体の中心を保つイメージです。疲れてくると体幹がぶれ始めます。意識ができにくい。だからこそ走りと走りの間にこうやってもう一度意識を持っていく感覚を作りたいなと。思い付きですが継続していきたいなと。



かなり時間が経過していましたがそれでもまだ練習を続けることに。前日中途半端に終わってしまった「加速ドリル」と「中間ドリル」を実施。それぞれの種目を上手く組み合わせながらやっていく。これもやっているうちに動きの変化があります。合宿参加組にもきちんと確認をさせておきたかったのでキツいでしょうが取り入れました。





疲れがあるはずですが最後に走練習。トレーニングや動きを作るための練習だけをして終わるわけにはいきません。走り込みというのが不足していますがそれでも十分対応できるのではないかと。しかし、最後にきちんと走るというのは大切かなと思います。あれこれやってきた動きを最後にスプリントにつなげていく。







120mを2本走りました。ここまでにかなり走っているのでこれだけでも随分の負荷になるのかなと。以前と比べ膝が出るようになっていました。客観的に見てみると気づくこともあります。もちろんまだまだ足りないことがあるのですが。確実に変化している感じですね。






最後に60mを2本。こちらも自分達で工夫していました。前から実施している「距離設定」でのハンデを付けていました。最後の60mで同時にフィニッシュできるようにです。かなりキツい中での練習。最後の1本の時に女子キャプテンが大きな声で「2016年ラスト行きます!」と叫んでいました。こういう部分の成長は大きい。この子が成長してくれているのは間違いないですね。今の1年生女子、きっと見習って変わってくれるはずです。ムードメーカーになるくらいの声出しができるようになれば実力も大きく伸びる。

最後は私からのご褒美と保護者からの差し入れを渡して終了。こうやって保護者がサポートしてくださるのは大きいですね。感謝です。

なんとか1年間やってきました。本当に色々なことがありましたが選手は大きく成長してくれたと思います。今の雰囲気、今の練習をあと数ヶ月間続けていければ本当に面白いと思います。今までとは異なるレベルの競技レベルになると信じています。

総まとめはまた別に書きたいなと思いますが。良い雰囲気の中で練習を終えました。選手は本当によくやりました。お疲れ様。
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練習納め

2016-12-31 | 陸上競技
30日、この日で学校の練習は最後にしました。昨年は31日までやったという話でしたがよくよく考えてみると30日までしかやっていない気がします。1年前は30日ということもあり練習参加者がかなり少なかった気がします。1年経過して欠席者はなし。まー当然なのですが確実に進んできていると感じています。

この日の練習は「しっかりとやろう」というコンセプト。特別なことはできないので。練習の一番最初に中四国合宿に参加したメンバーから一言ずつ話をさせました。なかなか上手く話ができないのですが少しでも伝えないといけません。こういういう機会はこれから増やしていきたいなと考えています。これも練習だと思います。

短距離の指導をしてくださった先輩からは「動きが良くなってきているね」と言われていました。社交辞令かもしれませんが(笑)。走りはまだまだですがハードルドリルなどはひたすらやっています。大阪で徹底するという事を学んだのでそこはもっと細かくやりたいなと。シャフトなどは他校の選手と比べて強かったと感じていたようでした。もっと細かく続けていきたいですね。

練習の流れはいつも通り。いつもよりアップメニューの種目を増やしました。それほど時間は変わりませんが「体幹」を意識した練習を増やしておきました。そこからダイナマックスを使ったラグビー走。ダイナマックスのフロント&バック投げのリレー。少し体幹を意識してから軽く走る。ここの流れが実はすごく大切なのではないかと感じています。

ここから後半のアップメニュー。こちらは少しだけ動きが大きくなります。中でも軸は崩したくない。ここ数日間は女子キャプテンにアップメニューを決めさせています。ある程度の枠の中から選ぶので私でなくてもできるかなと。色々な事をやりながらという感じですね。

ドリル的な練習を減らしていこうと思いながらもやはり「ベース」になる練習になるので時間をかけました。大きな負荷ではありません。きちんと意識して練習できるかどうかですね。壁抜きをやってからハードルを使った動き。何度も何度もしつこく声かけをしました。バーを持ってやるようにしています。前はバランスディスクを持ってやっていたのですがバーの方が意識しやすいですから。




本数は少なくしていました。同じ動きをバーを持ってやる事と普通にやる動きをします。最初は歩行から入って次に速い動き。大きい動きから実際の動きに近づけていく。正解があるのかどうかわかりませんがこういう流れの方が良いのかな、と。

そこから少しだけ走って補強。とにかく苦手でも持久系の練習を少しずつ取り入れていきたい。合宿参加した短距離3人はここを省略しました。本当はやった方が良いのかもしれませんが。既にふくらはぎや太腿がパンパンだと言っていたので後半の練習に備えてあえて抑えました。シャフトトレーニングとシャフト補強をしました。

ここの写真を撮るのを忘れていました(笑)。シャフトトレーニング、気がつくとシャフトにプレートを付けていました。急遽中止。プレートを外して軽くしました。速い動きの中であれこれできる方が良いかなと。負荷的にはかなり軽くなりますがそれよりも動きを重視したいなという感じでした。

シャフト補強をやってから今度は「複合走」。これは「タイヤ引き」「ダイナマックス」「普通」を組み合わせてやります。これはかなり良いんじゃないかなと感じています。自然に動きが変わっていきます。本数は少なめ。多くやる必要はないと感じています。少し前の私なら動きが変わるなら何本も何本もという感覚でしたが。

「やりたい動き」は明確です。その動きを様々な事をやりながら身につけさせたい。工夫なのかな、と。パターンが決まり切ってしまうのは避けたいのであれこれやりながらという感じでしょうか。



バーを持ってタイヤ引きをしました。とにかく軸を作る意識を持たせたい。走りの中で自分で感じてもらうしかない。そのための工夫をしていきたいなと。通常であればこの段階で練習終了になるパターンですがこの日はもう少しだけやることに。走り込みというよりは動きを作りながら走り続けるという感じですね。

長くなるので記事を替えます。相変わらずですね。
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