前の記事に引き続き、書きたいことを書いておきます。
私は指導する中で「チームに所属する誇り」を待たせたいと思っています。それはどこの学校でも同じなのかもしれません。が、私は特にそのあたりに想いが強い気がしています。
基本的に練習は「チームジャージ」でやらせたいと思っています。上下でそれなりの値段がかかるモノを購入することになります。それとは別にジャージを購入して練習の度に着替えたりするのは勿体無い。チームとしての「看板」を背負いながら練習をするというのは必要だと思っています。赴任当初、各々が好きなジャージを着て試合に来ている部分がありました。これに関しては私的に「嫌だ」と感じだのですぐに徹底するようにしました。
これから先、強くしていきたいと思っています。強くなれば自然と注目を集めるようになります。その時にチームジャージを一目見たら分かるようなチームにしたい。「あのチームの選手なんだ」と認識されることで自覚も芽生えます。行動の一つ一つがチームとしての評価に影響します。
これまで指導してきた選手、国体に選ばれることもありました。が、国体以外の試合や合宿では着ないように話してきました。当然ながら国体ジャージを持っているというのは選手にとって「ステイタス」です。一目で分かりますから。あの選手は国体選手なんだと分かる。が、実際はチームとして動いています。一人だけ別の服装で動くというのは違うと思っています。日本的な考え方だと批判されるかもしれませんが。
高校時代はジャージを複数購入する必要性はないと思っています。チームジャージを3年間着ていたら良い。その後着ることなんてほとんどないのですから。試合の時にだけ着るなんて勿体無い。金銭的な負担は保護者がするのですから。何着も何着も買う必要はないのです。
チームTシャツも同様かなと思います。前任校では選手たちは練習の時にはほぼチームTシャツを着ていました。終わってから着替えたりする時には記念Tシャツを着ていましたがそれ以外の時はほぼチームTシャツ。引退する上級生から譲り受けて着ているというのもかなり見受けられました。もちろん試合の時のアップなどはお揃いの色のTシャツで行っていました。一目で分かるというのもあります。今からチームとして戦おうとしているのだから「統一」するという感覚は必要だと思っています。
強いからといって特別扱いするつもりは全くありません。前の記事と繋がるのですが「勘違いさせてはいけない」のです。一時的に競技成績が良くて結果を残す。周りはすごいねと褒める。それが続くとどうしても選手自身が勘違いしてしまいます。県で優勝するから特別待遇なんてことをしていたらチームとしては上手くいきません。多少なりと関わる時間が増えたりするのは当然のことです。それは特別扱いでも何でもない。
どれだけ強くてもやはり「チーム」としての意識は持たせたいと思っています。一人で練習出来るわけではありません。同じ目標を掲げ、そこに向かってやっていく。チーム内のライバルに勝つためにどうすれば良いかを考える。そうやって選手は強くなるのです。普通の集団にいきなり強い選手が入ってきて特別扱いを受ければお互いにとってマイナスになると思います。実際これまで全国て云々という選手を預かった事はありませんが、今後そのようなことがあったとしても特別に優遇するつもりはありません。
あくまで「教育活動」だと思っています。集団の中でどうするかというのは大切だと思います。もちろん、「個性の尊重」と言われたらそれまでかもしれません。そんなことを言い始めたら学校の制服さえ否定することになります。教科書も同様でしょう。自分にとってこの教科書は難しいからもっと簡単な教科書を使うという主張は通常認められないと思っています。好きなことを好きなようにやるというのは「社会生活」を送る上で困ることがある。だからそういう部分も理解して行動させなければいけない。
「チーム」として活動する。その中で何を大切にするかだと思います。私の考え方が常識を逸脱していると言われたらそれまで。しかし、チームに対するこだわりは他の指導者よりも強いと思います。だからこそ「チームジャージ」や「チームTシャツ」についても考える。それを着ることに対して「誇り」を持ってもらえるようにしたいと思っています。いつの日か「あのジャージを着たい」と言って選手が集まってくれるチームになればと思います。それが理想。
チーム作りにこだわる。それは私のやり方です。「個」が強くなるためには「チーム力」が必要です。一人ではやっていることができないからです。チームとしての力がなければやはり個人としての力は伸びにくい。逆に「チーム」が強くなるためには「個の力」が必要です。力のない選手、意識レベルが低い選手がどれだけ集まってもやっぱり戦えません。
指導の最初は「リレー中心」で進めています。「個」では戦えなくても「リレー」という集団なら戦えることがある。みんなで目標を共有することで自然と全体のレベルの引き上げになるからです。しかし、ある一定のレベルに行くと「リレー」で戦えなくなります。県レベルを通過するというのではなく「インターハイに行く」という水準を目指すとすれば県総体で予選落ちする選手が4人集まっても勝負にはならないのです。本当に「リレー」で勝負しようと思えば絶対に「個の力」を引き上げなければいけない。この両輪が上手く噛み合わないといけないのです。
だからこそ「チームとしての誇り」を持たせたい。それがジャージでありTシャツ。そんな大した話ではない。でもここに対する想いは強くあります。選手がそれをどれだけ感じてくれるか。引退する時に涙を流せるか。卒業式の日に涙を流せるか。この二つだと思っています。競技から離れる寂しさ、チームから離れる寂しさ。これを感じられるくらい一生懸命競技に取り組めると本当に変わってくると思います。
チーム名を背負ってやっていきたい。そう思います。
私は指導する中で「チームに所属する誇り」を待たせたいと思っています。それはどこの学校でも同じなのかもしれません。が、私は特にそのあたりに想いが強い気がしています。
基本的に練習は「チームジャージ」でやらせたいと思っています。上下でそれなりの値段がかかるモノを購入することになります。それとは別にジャージを購入して練習の度に着替えたりするのは勿体無い。チームとしての「看板」を背負いながら練習をするというのは必要だと思っています。赴任当初、各々が好きなジャージを着て試合に来ている部分がありました。これに関しては私的に「嫌だ」と感じだのですぐに徹底するようにしました。
これから先、強くしていきたいと思っています。強くなれば自然と注目を集めるようになります。その時にチームジャージを一目見たら分かるようなチームにしたい。「あのチームの選手なんだ」と認識されることで自覚も芽生えます。行動の一つ一つがチームとしての評価に影響します。
これまで指導してきた選手、国体に選ばれることもありました。が、国体以外の試合や合宿では着ないように話してきました。当然ながら国体ジャージを持っているというのは選手にとって「ステイタス」です。一目で分かりますから。あの選手は国体選手なんだと分かる。が、実際はチームとして動いています。一人だけ別の服装で動くというのは違うと思っています。日本的な考え方だと批判されるかもしれませんが。
高校時代はジャージを複数購入する必要性はないと思っています。チームジャージを3年間着ていたら良い。その後着ることなんてほとんどないのですから。試合の時にだけ着るなんて勿体無い。金銭的な負担は保護者がするのですから。何着も何着も買う必要はないのです。
チームTシャツも同様かなと思います。前任校では選手たちは練習の時にはほぼチームTシャツを着ていました。終わってから着替えたりする時には記念Tシャツを着ていましたがそれ以外の時はほぼチームTシャツ。引退する上級生から譲り受けて着ているというのもかなり見受けられました。もちろん試合の時のアップなどはお揃いの色のTシャツで行っていました。一目で分かるというのもあります。今からチームとして戦おうとしているのだから「統一」するという感覚は必要だと思っています。
強いからといって特別扱いするつもりは全くありません。前の記事と繋がるのですが「勘違いさせてはいけない」のです。一時的に競技成績が良くて結果を残す。周りはすごいねと褒める。それが続くとどうしても選手自身が勘違いしてしまいます。県で優勝するから特別待遇なんてことをしていたらチームとしては上手くいきません。多少なりと関わる時間が増えたりするのは当然のことです。それは特別扱いでも何でもない。
どれだけ強くてもやはり「チーム」としての意識は持たせたいと思っています。一人で練習出来るわけではありません。同じ目標を掲げ、そこに向かってやっていく。チーム内のライバルに勝つためにどうすれば良いかを考える。そうやって選手は強くなるのです。普通の集団にいきなり強い選手が入ってきて特別扱いを受ければお互いにとってマイナスになると思います。実際これまで全国て云々という選手を預かった事はありませんが、今後そのようなことがあったとしても特別に優遇するつもりはありません。
あくまで「教育活動」だと思っています。集団の中でどうするかというのは大切だと思います。もちろん、「個性の尊重」と言われたらそれまでかもしれません。そんなことを言い始めたら学校の制服さえ否定することになります。教科書も同様でしょう。自分にとってこの教科書は難しいからもっと簡単な教科書を使うという主張は通常認められないと思っています。好きなことを好きなようにやるというのは「社会生活」を送る上で困ることがある。だからそういう部分も理解して行動させなければいけない。
「チーム」として活動する。その中で何を大切にするかだと思います。私の考え方が常識を逸脱していると言われたらそれまで。しかし、チームに対するこだわりは他の指導者よりも強いと思います。だからこそ「チームジャージ」や「チームTシャツ」についても考える。それを着ることに対して「誇り」を持ってもらえるようにしたいと思っています。いつの日か「あのジャージを着たい」と言って選手が集まってくれるチームになればと思います。それが理想。
チーム作りにこだわる。それは私のやり方です。「個」が強くなるためには「チーム力」が必要です。一人ではやっていることができないからです。チームとしての力がなければやはり個人としての力は伸びにくい。逆に「チーム」が強くなるためには「個の力」が必要です。力のない選手、意識レベルが低い選手がどれだけ集まってもやっぱり戦えません。
指導の最初は「リレー中心」で進めています。「個」では戦えなくても「リレー」という集団なら戦えることがある。みんなで目標を共有することで自然と全体のレベルの引き上げになるからです。しかし、ある一定のレベルに行くと「リレー」で戦えなくなります。県レベルを通過するというのではなく「インターハイに行く」という水準を目指すとすれば県総体で予選落ちする選手が4人集まっても勝負にはならないのです。本当に「リレー」で勝負しようと思えば絶対に「個の力」を引き上げなければいけない。この両輪が上手く噛み合わないといけないのです。
だからこそ「チームとしての誇り」を持たせたい。それがジャージでありTシャツ。そんな大した話ではない。でもここに対する想いは強くあります。選手がそれをどれだけ感じてくれるか。引退する時に涙を流せるか。卒業式の日に涙を流せるか。この二つだと思っています。競技から離れる寂しさ、チームから離れる寂しさ。これを感じられるくらい一生懸命競技に取り組めると本当に変わってくると思います。
チーム名を背負ってやっていきたい。そう思います。