kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

寒さの中で

2013-01-26 | 陸上競技
金曜日、練習は通常通り。朝練の時間帯は雪がめちゃくちゃ降っていたので練習は廊下で行うことに。こちらは選手に任せました。私は簿記検定の課外。部活の選手対象です。基本的にはある程度できるようになっているのですが絶対に落ちてもらったら困るので強制課外(笑)。

この日は簿記が3時間あったので放課後課外は実施せず。正直、これくらいやってできないという生徒は間違いなく家庭学習ができていません。その生徒に強制的にやらせるのは導入部分だけで十分だと思っています。自分自身が「やらなければいけない」という感覚にならなければどれだけ教えても身に付きません。基本的な部分はかなり教えています。あとはドリルです。繰り返しやって身につけていくしかない。これは陸上も他のスポーツも同様だと思っています。身につけることができるかどうかは本人の努力だと思っています。「至れり尽くせり」で習得した力は本物にはなりません。自分自身で「必要」と感じない限りは変わらないのですから。

午後の練習はサーキットから。かなり寒いですがやることは変わりません。サーキットから初めて汗をかくくらいやりました。サーキットは武道場で行います。室内ですから風が来ない分体温が上がります。この段階でしっかりと温めておいてから屋外で練習です。ここ1週間程度はじっくりと動きを見ることができていません。この日は全員そろっていはいませんでしたが動きの部分に時間をかけました。寒いこともあってか感じが微妙。全体的に動きの変化はあるのですが私が求める水準まではちょっと届きません。高いレベルを求めているわけではないとは思いますが・・・。

水曜日と同じようにフレキと他の種目を組み合わせて行いました。シザース系の動きは地面に力を加えることが不十分の選手もいます。また、足先だけで力を加えるため膝の進展で身体を運んでしまいます。やりたいことと少し違います。ここの部分は個別に指示を出しましたがなかなか難しい部分です。本人の意識の部分も大きく影響していると思います。できない動きをできないで終わるのではなく何とかして走りにつなげようという感じが欲しいのですが。

後半はスタート練習。先週と同じです。重りの調整に手間取りました。ここで無駄な時間を使いたくないのですが重すぎても軽すぎても練習になりません。タイヤの中に重りを入れて調整するのですがこれまでは適当に石などを入れていました。が、やはりこれでは微調整ができません。きちんと自分に合った重さで行っていきたいと思いますね。

スタートが大きな課題として残っています。100mで勝負することを考えるとこの部分は避けて通れません。かなり良くはなっているとはおもうのですがここで安心はできません。目指す水準には遠い。そして見ていると「待ちの姿勢」の選手が多い。自分からなんとかしていこうというのではなく「教えてもらったらやる」という感じがあります。自分から何かを学ぼうというか動きを変えようという部分が不足しているので。これは教えてどうにかなる部分ではないと思っています。自分から動く。この意識が明らかに不足しているから「受け身」になるのです。うーん、どうすればできるようになるでしょうか。

寒いから・・・というのは言い訳にしかなりません。今はそのような言い訳をしている場合ではない。自分で動きを帰るためには1本1本を大切にしていくことが必要なのです。甘いことを言っていたら先はありません。「技術」を支えるのは「心」です。精神論を語るつもりはありません。「考え方」が結果を大きく変えるというのは事実だからです。ここを言い続けてどう変わるのか?私には分かりません。本人たちが意識的に取り組んでもらいたいと思います。

うーん、文章が微妙ですね。若干集中力が切れているのかもしれません。また書きます・・・。すみません。
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調理実習と最後の体育

2013-01-26 | 陸上競技
金曜日、この日は1週間前にクラスの生徒から招待された調理実習の日でした。自分たちの好きなものを作ってみんなで食べるというもの。私もおまけで誘ってもらいました(笑)。前日に数人休みがいたので夜の時点で連絡をしておきました。みんなでできる最後の調理実習です。一人でも欠けると面白くないですからね。一人かなり怪しいものがいましたが前日の時点ではなんとか無難に来れるだろうという感じでした。

朝教室に行くと一人遅刻があったものの全員集合していました。いやー良かった。私は授業が詰まっていたのですがその時間だけ空けてもらって調理実習に参加。参加といっても私は出来上がったころに生徒に呼ばれて参加しただけなのですが(笑)。全員で作った料理です。それぞれ特徴がありました。午後から体育で走るということになっていたのでみんなビビって食べれないと言っていました。が、結局はお腹いっぱいになるまで食べていました(笑)。抑えられない食欲ですね・・・。私はグループごとに写真を撮りながら話をしていきました。こういう時間というのは本当に貴重です。子供たちと時間を共有することができなければ今の仕事の意味はないと思っています。



                  

4時間目を大幅に超えて昼休みに全てが終了。楽しい時間を過ごせました。続いて体育も最後。これもこの子たちにとっては色々な意味で「思い出」になっていると思います。ということで最後の体育で走る姿を写真に収めようとグランドへ。ロードレースの練習を行っていない者はそちらへ行ったらしく全員ではありませんでしたが参加している生徒の写真だけは撮影。少しゆっくり走っても良いと言われていたので全体的に気持ち余裕をもって走っていました。終わった後にもう1周走る者もいました。本当に3年間良く走りました。

撮影した写真を生徒にメールで送ることに。が、なんだかよくわかりませんが上手く遅れません。何人かには届いているのですが全く届かない者も。どうしようかと相談していると「LINE使えば一発で大丈夫」という言葉に同様・・・。基本的にLINEは怖いので絶対にやらないと心に誓っていました。多分問題はないのでしょうが「知らないものは怖い」という思い込みがあります。生徒からは「Facebookやっているんだから絶対に大丈夫」と言われたものの恐怖で戸惑っていました(笑)。教卓の周りに座っている生徒たちの強い説得により硬い意志は速攻で折れる(笑)。携帯に入れることになりました。

全く良くわからない状態で生徒に言われるまま登録を進める。更にわからないままに「グループ」に加入。どうもクラスの生徒が9割5分くらいが加入しているようです。クラスの連絡事項などはここを通じて回されているとのこと。このグループに入って写真をアップするとみんなに届くらしいということですぐにUP。いやー便利な世の中になりました。LINEのことに関してはもう少し調べてみないといけません。あやふやなまま使い続けるのは怖いですからね。特に生徒の「グループ」に入っているというのはかなり気を使います。おっさんがこの子たちと一緒に入っていて良いのかを考えさせられます。生徒は「全然問題ない」と言うのですがやはりちょっと気になります。

こうやってクラスの生徒と関わるのも少しずつ時間が無くなっていきます。全てのことが「高校最後」になっていってくことの寂しさ。うーん、言葉にはできないですが・・・。少なくなっていく時間を惜しむのではなく共有できる時間を大切にしていきたいと感じています。これまでとは少し感覚が違うかなという部分があります。この子たちのために何かをしてあげようというのではなく「一緒に何かをしたい」という感じです。後から思い出に浸るのではなく目の前の「今」を共有する。それが私がこの子たちと出来ることなのではないいかと思っています。

少しずつ時間が過ぎていきます。あっという間に1か月が過ぎ生徒は巣立っていくことになるでしょう。それまでに何を共有できるか?時間を有効に使いたいですね。
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