kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

中間考査終了

2010-05-17 | 陸上競技
月曜日、中間考査最終日です。いつもよりかなり早くテストが始まった気がしていましたが、聞いてみると他校も明日くらいで終わるみたいですから特別早いわけではなさそうです。日程的にかなり余裕があったので先週末は練習もできました。比較的計画通りに来ている感じがあります。明日以降しばらく雨が続くようなのでテスト終了後に少し休んでから走ることにしました。テスト明けといっても土曜日と日曜日にかなり勉強はできたはずですから昨日徹夜をしないといけないというレベルではなかったと思います。睡眠時間が確保できているなら問題なく通常練習ができます。

先週末動きの確認をしましたが、今日も前半はそこに重きをおいて練習をしました。土曜日は加速段階中心の練習でしたが、今日はそこから中間に入っていく動きの中でのコントロールに課題を置きました。休みを取りながら短い距離をかなり繰り返しました。身体の投げ出しから接地ポイントの確認をしました。差が生まれる部分をどう修正するかです。ショートの中で加速部分にかなりの重点を置きましたが、どうしても身体が起き上がるのが早くなってしまう感じがありました。スタートの姿勢で頭が下がったり、投げ出した時に顔が前を見てしまうため加速が十分できません。リレーゾーンの出の緑の三角までは絶対に目線を上げるなと繰り返し指示をしてなんとか形になってきました。1年生も練習に参加していますが、総体前ですから上級生と総体に出ない者ではこちらの関わり方にも差が出ます。優先事項としては最大目標である総体路線での戦いが重要になります。当たり前ですが。上級生の1本1本に集中して見てく必要があります。

ショートが終わってからはカーブからの入りと中間の走りを意識した練習をしました。少し走りが浮いてしまうものがいるのでカーブからの加速で内傾をかけていくことで感覚がつかめると考えています。また、ハイスピードでの内傾開放を身に付けていく事で4継や200mにつながっていきます。少しスピードが上がった状態でもう一度中間の動きを意識させる。浮かないようにきちんと落としていくための練習です。きちんと接地ポイントをつかまない限りはスピードが維持できません。この手の練習がきちんと出来ると動きの質が上がっていくと思います。ここ最近動いているなと思う者はやはりきちんと刻むことができます。身体のコントロールが出来ているのです。見ていて非常に安定感があります。自然とスピードが上がっている感じですね。ハイスピードで繰り返すので下半身のダメージは大きいと思いますが、感覚的に非常に良かったと思いますね。

最後に90mを2本、カーブからのスタートで行きました。こちらも全体的に走れていた感じがあります。その前にやった動きがそのまま結び付いて走れていました。大切な試合が近づいてきています。細心の注意を払いながらもきちんと負荷をかけていきたいと思いますね。同時に1年生女子が脚に痛みを訴え始めました。スピードが上がってくると必ずこの時期に痛くなる場所があります。女子は筋力的に不足していますから動きに身体がついてこないのだと思います。ここ2年間、それで4継が上手くいかなかった事が多かったですから気を付けなければいけません。1年生に頼るとこの辺りがしんどいですね。動きが変わってきている証拠だと思っています。無理はさせたくはありません。今回痛みを訴えている1年生は総体のメンバーには入っていませんが、やはり気を付けていかなければいけない部分です。基礎筋力の重要性を改めて感じましたね。

あと2週間後には総体が終わっています。それまでの時間をどう使うかです。与えられた時間割有効に使わなければ何も変わりません練習以外の時間をどれだけ陸上競技に賭けられるか?日常会話の中で陸上競技のことがどれだけ出てくるか。真剣に向き合っていかなければ強くはなりません。戦うための準備をひたすらやっていきたいと思います。少しずつ戦闘モードに入っていきたいと考えています。勝ちにいきます。
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