kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

あえて多くのことは言いませんが・・・

2010-05-13 | 陸上競技
今日の朝、yahooニュースのトップに山口国体についてのことが出ていました。以下の記事参照。

「国体”インチキしてでも1位”山口県副知事」
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100512-00001009-yom-soci)
「国体「ずるしても1位」と副知事 発言し謝罪、山口県」
(http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051201001212.html)

いやー考えられない事です。多くのことは言えませんし、言える立場ではないので言いません。どこまで本当の発言かは分かりませんが「(審判が優劣を判断する)旗振り競技は開催県に有利にしてもらう」「『やし』をしてでも1位をとる」と副知事が話したそうです。これってどうなのか?我々の中ではすでの国体の「意義」について考えさせられる部分がいくつもあります。正直、疑問点の方が多い。しかし、マスコミを使って「山口国体」を前面にアピールしている県政の中心にいる人が公の場ではあまり生々しいことを発言するべきではないというのは確かだと思います。

「みなさんが知らない人、驚く人が山口県の選手になっている」という発言もあったとか。これに関しても何も言えませんね。陸上競技に関して言えばここ数年間で「山口県記録」というものはほとんど更新されています。純粋に山口県から出た選手というのはナチュリルのmatuda選手くらいかもしれません。これも県記録では無くなっていますが・・・。県出身の選手が努力をして上を目指してやっていてもそれはほとんど考慮されないのが現実です。現時点でいえるのは「地元に根ざした国体」ではないということです。どれだけの人がこの事実を知っているのでしょうか。

先日も水泳の日本選手権で決勝に残っている選手がいました。所属は山口県の水泳チームです。元々が山口県出身かは知りません。というかその辺りの情報というのは一切流れないようになっている気がします。水泳とは違いますがマイナースポーツに力を入れて得点を稼ごうとしている部分もあります。選手を見つけて取ってくるというのが「国体強化」みたいな感じになっています。その強化費はどこから出ているのか?今は「国体がある」ということでそのような雰囲気がありますが、国体終了後間違いなく「こんなにお金がかかっていたの?」という部分が公になるのではないかと思います。競技場に関してもかなりのお金を使って建設していますが、実際のプレ大会というのはほとんど実施されません。通常は全国規模の大会を事前に引き受けてプレとしてリハーサルをしますがその部分は無いまま本国体を迎えるのです。良いのか?

実際に思っていることを全て書くと問題があると思うので書きません。しかし、この発言により県のイメージはあまり良くない方向に流れていくと思います。国体の存在自体が疑問視されている時代ですから、これを機に転換していくことができれば良いのかもしれません。間違いなく無理ですが・・・。何なんでしょうね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少し走る

2010-05-13 | 陸上競技
木曜日、中間考査の2日目です。3年生の商業系はテスト実施科目自体が少ないですね。実技系の科目もありますから比較的負担がかからない中での中間考査になっている感じがあります。逆に1年生の工業系のクラスは3時間あったりします。差が激しいですが、考査開始が早いですから範囲自体が少なくなるのも仕方ないかなと。

練習は少し走りました。ちょうど1週間前に強化練習を終えて少し練習量を落としていました。走ったのは最大で60m。火曜日に折返し走をして「過呼吸になりそうだった」と言っている者もいたぐらいですからね。大問題です(笑)。回復に充てていますから負荷は減らしておかないといけませんが、最低限の練習をしておかなければいけません。ということで今日は少し走ることに。走るといっても時間的な問題がありますから、サーキットをやってショートを数本ですが。走り自体は疲れが抜けてきてスピードが上がってきた感じがあります。女子は1人動きが乗り切らない者がいますがこれは何とかしていきます。それ以外の者は疲れが抜けてきたのか良い感じで走れていました。勉強をすると集中力が増すのでそれも言い影響を与えているのかもしれません。

最後に120mを2本ほど走りました。女子は4継メンバーの3人が激しい競り合いをしながら走っていました。120m程度の距離ではほとんど差が出ません。良い傾向なのですが圧倒的に速い者はいません。この中から一人でも抜け出してくれると更にレベルが上がるのですが。スピード自体はかなり出ていましたから2本走った時点でぐったりしていました。質が上がると自然と力を使い切れるのだと思います。競り合いの中でどうしても動きが硬くなる者がいますが、もっともっと自分自身の動きに集中するべきです。競り合って相手を意識しても自分の動きは作れません。試合でもこのような状態は生まれるのですから、きちんと自分の動きを意識する習慣を持たなければいけません。

故障していた男子も少しずつですが練習に参加できるようになってきました。大きな事だと思います。3年生が復活してくれないとチームとして戦うことはできません。ずば抜けた力はありませんから、総合力で戦っていくしかありません。そのためには1人1人がどれだけ自覚して身体に目を向けることができるかだと思います。今の時期の故障は絶対に許されません。こちらも故障しないように最大限の配慮をしていかなければいけませんが、選手自身が本気になってそのことを自覚しなければ絶対に上手くはいきません。意識の問題だと思います。

テストも半分が終わりました。1日1日、県総体が近づいてきます。目標をしっかりと持って取り組んでいってもらいたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする