kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

パート事に

2008-07-08 | 陸上競技
今日も暑かったですね。汗が止まりません。病院に行っていて(このことはまた書きます)少し練習に遅れたのですが(8~10分程度)、競技場に着く少し前に選手から「管理人に先生が来るまで使うなと言われました」とメールが来る。練習開始時間ピッタリいなければいけないのか?規則だと言われたらそうかもしれませんが、数分の事です。大きな問題でしょうか?急いで行ったらサーキットをやっていました。終わってから聞いたら「みんなで話してトラックに入らなければ問題はないだろうと判断した」とのこと。うちの長距離は外周を走っていましたし、中学生も顧問の先生が来る前に走っていました。それを見ての選手の判断、私は間違っていないと思います。他の選手が許されているのに私が指導する所だけ嫌味を言われるのは絶対に間違っています。陸協で話しても「あんたも悪い」で終わりでしたからね。何故生徒が犠牲になる必要があるのでしょうか?大人のやることではありません。理解できません。

気持ちを切り替えて専門練習をしました。跳躍を始めた選手が「大会直前だけでなく定期的に練習をしたい」と言って来たので(笑)。走っておけば適当に跳ぶ事はできると思うのですが(笑)。これに合わせて短距離とハードルも専門練習。きちんと技術的なモノを身につけさせようと思います。よく考えたら専門はハードルなので、県内できちんと勝負できる選手を育てなければいけません。毎年きちんと上の大会に進めるようにしていかなければいけません。秋にはかなり面白いと思います。短距離も少し時間をとって様々な事をさせます。これまで「やったほうがいいな」と思いながらも全体でやると時間がかかりすぎるので省いていたのですが、グループに分ける事で上手くいきました。いやー、私も変わってきています(笑)。全部を見続けなければ安心出来なかった部分がありましたが、ある程度の指示を出せば選手達が確認しながら取り組むようになりました。任せられる部分が出てきたのも「練習形態」の変化に結びついているのだと思います。

足りなかったモノを見つける作業は楽しい。夏季練習の概要を考える中で出て来た部分をどうやって取り入れていくか?練習手段の確認が入るのでどうしても時間がかかりますが、慣れてくればあと30分は早くなると思います。私だけかもしれませんが、選手が一生懸命やっている空間に身を置くのが楽しい。「自分が育てた」という気はありません。選手が自分達で「どうしたら良いか」を考えながら取り組む事で苦しい練習に対しても意欲的に向き合う人間が増えてきたのだと思います。数年間の積み重ねがやっと「形」になりつつあります。

必要とされるなら、私も頑張れます。「強くなるために」どれだけ「本気」になれるか?今の雰囲気なら強くなれる気がします。
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転換期

2008-07-08 | 陸上競技
今、確実にチームは転換期に来ていると思います。様々な事が変わってきています。新チームとなって部員2人辞めました。かなり痛いし、これまでの指導の方法について考えさせられます。かなりキツイ練習ですし、部活をやったからといってそれざ仕事に直結するわけではありません。強制的にやらせるものではないので「そこまで必死にできない」「自分の将来のために」と言われたら引き止める理由も見当たりません。冷たいかもしれませんが…。

チームの状態、はっきりいってかなり良くなって来ていると思います。新チームになったからという単純な理由ではない気がします。中国のマイルで2年連続プラスの5番目。大きな衝撃だったと思います。他のチームとの「差」を肌で感じたのでしょう。「今まで通り」では足りません。

特に男子が変わってきています。「温度差」が無くなって来た感じです。周りから「あんなに一生懸命になって馬鹿じゃないのか」と言われるかもしれません。うちの雰囲気だったら特にあるでしょうね。しかし、それを恥ずかしいと思うのか、自分達のやるべき事をやり続けることができるかで「大きな差」が生まれます。

周りからとやかく言われる事はありません。自分達の信じた道を進めば良いと思います。高校生です。「今」しかできないことに一生懸命になったって良いはずです。同じ空間と時間を共有できる「仲間」がいることは人生の大きな「財産」になります。周りに「仲間」がいるから苦しい事でも乗り越えられる。「一生懸命」に取り組むから見えてくるモノがあります。中途半端では得られないモノがあると私は信じています。

今がチームの転換期だと思います。分裂する危険性があるのは最初から分かっていました。全員が同じ方向を向くのは難しいですから…。それでも何とかしたいという想いがありました。

ある人に「一生懸命に取り組み選手のために頑張って」と言われました。全くもってその通りです。今練習をしている選手、かなり一生懸命です。その子達のために出来ることをしていきたいですね。どこまでチームが「強くなりたい」と願っているか?ここが全てではないかと。望まれれば援助はします。

どこまでできるか?しっかり見極めていきたいですね。転換期です。どこに向かうかは選手の気持ち次第。
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