kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

長時間・・・

2008-06-10 | 陸上競技
練習、1秒も見ていません。4時から会議が始まって終わったのは6時半。どうにもできません。絶対に私は外れるわけにはいかないので最後までいました。最終的な指示は「やりなさい」だけ。おいおい、今までやってきていることと全く同じ事をやれっていうのかい?納得は必要ありませんね。

疲れ果てて練習を見に行ったらウエイトができず1時間補強をしていたとのこと。時間を無駄に使っていなかったということなので問題はないでしょう。明日ウエイトやります。結局選手ともほとんど(全く)話をせずに解散。申し訳ないですがそこまで元気が残っていませんでした。情けない。

書きたいことたくさんある気がしますが今はここまで。元気が出たらまた書きます。
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こちらは意図的に・・・

2008-06-10 | 陸上競技
選手に「本当に強くなりたいなら自分から指導を受けに来い」と話しました。受け身の姿勢では絶対に強くならないからです。セット走の内容は走る前に指示を出しました。それで十分です。分からなければ聞きに来ればいいし、変更があれば事前に言います。それくらいのことはします。が、女子は何を勘違いしたのか変更の指示をしていないのに勝手に変える。この辺りがまだまだできません。

2セット目に入る前に身体がまったく動かないものが「どうしたらいいですか?」と聞きにきた。「勝手に走れ」と突き放しました。あとで聞いたら「自分から積極的に聞きに言ったのにアドバイスをもらえなかった」と感じていた者もいたようです。言っていることとやっていることが違うと。顧問の考え方やること全てを信じるのは難しいことかもしれません。ほとんどのことに意味があります。意地悪をしているわけではありません。「走れない自分」に向き合わせる必要があるから突き放したのです。「自分が走れない」という状況に向き合わせそこからどうやって這い上がらせるか?何でもかんでも「いいよ」「頑張ってるね」という感じではやりません。
かなり厳しいことを言いますが(本人にも言いましたが)、どれだけ頑張っていても最終的にきちんとできなかったら「やらなかった」ことと同じになります。そこは理解しなければいけません。全体の前でも話しましたが、取り組む姿勢や意識はかなり高い選手です。それでも最終的に「できなかった」というのは信頼関係が作れません。競技に対する意識と栄養、休養に対する意識が均等ではなかったのだと思います。他の人よりもトレーニングを頑張る部分があればその分ケアや栄養にも目を向けなければいけません。ダメージも人一倍強いのだからそこは考えないと。私の責任もあると思います。「これだけ意識が高いからきちんとできるだろう」という考えていました。でも足りませんでした。反省しなければいけません。本当に悔しと思うなら「強くなる」しかありません。過去の失敗はどうにもなりません。しかし、その失敗から学ぶことはできます。同じ事を繰り返してはいけないのです。だから、突き放しました。そのときは「先生は冷たい」としか感じないと思いますが・・・。

なぜそこまで冷たく当たるのか。それは、「今」しかそのことを感じることはできないのです。時間が過ぎて「回復」してしまってからでは教えられません。身をもって肌で感じさせる必要がある。「自分が走れないとチームの足を引っ張ることになる」という現実を。それを許す雰囲気をなくしていかなければいけません。この部分は他の選手にも話しました。仲良しチームではなく全員がきちんとやらなければいけない。できない人間を許してはいけない。だから全員がきちんとやる。そういうチームでなければいけません。それくらい「厳しさ」を選手が感じなければ絶対に誰かが同じ事を繰り返します。本人はかなりショックを受けていると思います。個別に話をしました。こちらの意図が伝わったと信じます。これでチーム全体が分からなければそこまでのチーム。強くはなりません。

練習終了後、中国大会組(女子)だけ別メニューを加えました。「勝負をする」という意識を持たせることと、「必死になる姿を見せる」という意図がありました。うちの男子、4継で中国を狙っていました。「そんな力ないくせに」と笑われるかもしれません。他の人になんと言われようが私と選手は本気で狙っていました。届きませんでした。だから「中国でリレーを走る選手」の姿を男子と女子2名に見せようと考えました。どれだけ必死にならなければ届かないのかを肌で感じさせる必要があると。また、「気迫」と「意地」を示す練習にもなると思いました。それは競り合った中でどれだけ「勝ちたい」という気持ちが出せるかの部分を走る選手達に意識させようと。負けたら負けっ放しでは困ります。抜かされたら必死で食らいついて絶対に逆転するんだという「強い気持ち」を持たせたかった。上級生の方がダメージが大きかった。「速い」「遅い」ではなくここを見ています。余裕があれば速く走れます。が、それが「持っている力を出し切ったか」どうかとは別問題です。走り終わって倒れ込むことが良いことだとは言いません。が、本当に力を使ったらしばらく動けない可能性はあると思います。ここにまだ1年生との差があると思います。こちらの意図が分かるのはなんだかんだいっても上級生か。

個別に呼んで少し話をしました。どう思っているのか分からないが、とにかく信じて付いてこいと。私がそれぞれの選手に対してどういうふうに考えているのかを伝えました。「勝負」をしに行きたいと思っています。どこにでもある普通のチームです。特別強い選手がいるわけではありません。それでも「勝負」できるんだというのを見せてやりたい。この想いがどれだけ分かるか?

blogの内容、少し意欲的でしょう?激切れして何かが吹っ切れました。もちろん、競技に関してだけですが(汗)。
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意図的なのか?

2008-06-10 | 陸上競技
日曜日に書いたようにモチベーションが全く上がりませんでした。色々な要因が影響しているのは確か。中国大会に向けてどうこうという感じに私自身なりませんでした。「勝負をしよう」という雰囲気が無くてそれなりに頑張ろうという感じしか受けなかったのもありますし。

練習前に検査に行って辛い事実が発覚。「あれだけ言っても・・・」というのもありテンションが一気に下がりました。「勝負」なんて夢のまた夢です。何度も書いていますがうちは「平均的な走力」で勝負しています。スーパーエースがいるわけではないので全員がきちんと走れなければレースが成立しません。だからこそ面白いし、チーム力が問われます。「心」が一つにならなければ絶対に結果はでません。

「あーあ」という感じで練習に入ったので、それなりの指示しか出しませんでした。必要ならば自分から聞きに来いという話だけはしていたので、聞かないということは「必要ないのだろう」という判断。かなり冷たい。「与えられるのが当たり前」感が強すぎます。それを打破しなければいけません。そう思ってメイン練習も指示を出しました、2セット目は男子短長は短短メニューと同じに変更。先は長いのでもう一度基本的な部分をと思いました。女子も「2セット目は?」と聞いてきたので指示を出しました。それなのにウダウダ何をしていいのか迷っている様子。女子は中国があるのでそれなりに心肺機能に負荷をかけます。男子とは違います。それなの男子につられて短短と同じメニューを走る。ぶち切れました。勝手にやれって話です。機嫌が悪そうだから聞きにこれなかった、なんてのは言い訳です。聞く気がないからこうなるのです。

「遊びに行くなら行くな」と女子に話しました。そのレベルを目指してやってきたわけではありません。何処に泊まる、食事がどうだこうだなんてことは競技には関係ありません。そのレベルで良いのなら勝手にやれば良い。他校の選手に失礼です。中国を目指していて行けなかったチームの想いは無視するのですか?同じチーム内の男子が「4継で中国」といい続けてきた想いを無視するのですか?そんなチームなら出場する意味はありません。自分達は「戦う」という気持ちを前面に出さないのに「中国大会で頑張る」というのを口にするのはやはり良くない。心の中では「やるぞ」と思っていてもそれが指導者に伝わらなければ思っていないのと同じです。

激切れしている途中でなんでかわかりませんが、やる気が出てきました。走る前に個別にかなり話をしました。「気迫」と「やられっぱなしで終われるか」っていう意地です。ここが出せれば力は出てきます。それがなければ練習の質は上がりません。かなり雰囲気が締まりました。謎です。

意図的に選手がそういう雰囲気を作ったならたいしたものです。絶対にないと思いますが。こんな性格ですがひょっとしたら選手に恐れられているのかもしれません。不明です。でも「陸上競技」に対しては気持ちが前向きになりました。はい。
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