kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

覚悟を持たせるために

2008-06-26 | 陸上競技
今日もテスト週間なので軽目に。最初は生徒が補習して欲しいと言われていたので選手に指示を出して練習を任せました。

補習が始まってすぐに外から大きな声が聞こえてきました。じっくり聞いたわけではないので、何と言っているかはっきりと聞き取れないですが(笑)、最近の課題である「恥を捨てる」という部分が出来つつあります。絶対に「何をやってるんだ?」と思われると思いますが、それで動じてしまったら今までと同じ事を繰り返します。「覚悟」を持つために中途半端はできません。自分達が決めた事を「恥」を捨ててどこまでできるのかの問題です。

今の一番の課題はここです。それなりに頑張るのはもう十分です。中国で感じた「差」を埋めていき追い越すためには、生半可な「覚悟」ではどうにもなりません。「馬鹿じゃないの」と思われる事でも本気でやっていく必要があります。そこに「意味があるのか」と言われたらなんとも言えませんが、おとなしいうちのチームには必要だと思います。前も書いたかもしれませんが、他県の女子は「セパレート」のユニフォームを来ています。それを着たから速く走れるのかどうかはわかりません。が、「そこまで賭けれるか」の問題です。他者からの何と思われようが、「自分達の信じていることをやる」という気持ちは強いと思います。そこに「恥ずかしい」はないと思います。女性を捨てる感覚ですね。まーうちは来ませんが(笑)。

「大きい声を出す」というのはうちの選手は今まで経験した事がない。今までのチームカラーは「身内では明るい」でした。数年間は明るい雰囲気はありましたが、それは「自分達の中で」です。まだ足りなかった。目指すチームには届きません。殻を破るためには「覚悟」を持って自ら変わるしかない。この状態が当たり前になることが次のステップのためには必要です。

男子に先頭に立たせたいと考えています。それが新しいチームを作るための基盤になると。今までは上級生男子はいませんでしたが、これからは部内では最上級生です。自覚して人に付いていくのを辞めて、自ら動かないといけないと思います。チームを変えるのはキャプテンではない。男子だ。おとなしく声が出せない1年生だ。ここは間違えてはいけません。

しっかりと自覚して欲しいですね。時間は限られていますから…。
コメント
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