kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

勝負

2008-06-14 | 陸上競技
総体以後、驚くほど競争が芽生えました。中学時代全く実績のない選手がかなり力をつけてきています。最低レベルが上がるというのはチーム内に競争が芽生え、「絶対に負けない」という気持ちで練習に臨むことができます。今までは4人しかいなくてどちらにしてもリレーは走れた。が、今は手を抜くとメンバーから外れます。それが緊張感を生みます。質が上がります。

何度も書いていますが、うちは「平均的なチーム」です。誰かがものすごく強いわけではありません。みんなが力を発揮しなければ戦えません。それを各自が理解して取り組まなければいけないのです。だから「競争」をさせました。私が顧問になって初めての事です。今まで走れる選手、4人以上いませんでしたから…。1年生が走れるというのは良い意味で予想外ですが、このお陰で総体後の2週間で「力が出せる」ようになりました。

今日はまたも勝負をすることに。誰もが納得する形でなければいけません。1度ではなく数回走る中で総合的な判断をしなければいけないと思います。さっきの日記にも書いたように急に家に帰らないといけなくなったので、勝負を自分の目でみて判断が出来なくなりそうでした。タイムだけでは分からない部分があるのでなんとも言えません。展開やスタート、場所取りなどの判断はタイムでは分かりません。一時帰宅しましたが息子は眠っていたので、再び戻る事ができました。

勝負はかなり接戦、僅差でした。位置取り一つで変わる差です。全員が1秒以内、6番手でもこれまでの2~3番手のタイムです。誰が走ってもおかしくありません。競り合う中で全員が力を発揮できるようになったのです。かなりの緊張感の中で走ったはずです。6番手になった1年生、私の話の途中に涙を流し始めました。余程悔しかったのだと思います。これで新チームになっても「戦える」という手応えがありました。強くなりたい、自分が走るんだという気持ちが強いから「涙」が出るんだと思います。これまでここまで「想い」の強い1年生はいませんでした。この姿を見て他の5人が何を感じたか?その選手の「想い」を感じる事ができるか?ここが一番大切な気がします。

今の力を実際に試合で出せるかどうか?今の雰囲気なら試合と同様の緊張感があるので出せるかもしれません。今まではここができませんでした。出せればかなりの力だと思います。昨年と比べるレベルではありません。それだけは確かです。先日は1年で決勝に残った選手が4番、今日は3番。全体の差はありません。すぐに入れ代わる差です。勝負できるか??あとは「想い」が強い者が強い。あと1週間、きちんと気持ちを高めていきたいですね。
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突然のトラブル

2008-06-14 | 日常雑感
今日は午前中、幼稚園の父親参観日。普段なら中国大会と重なるので参加できないのですが、今年は1週間ズレたので行く事ができました。

が、明らかに途中から息子の具合が悪くなりました。熱が出ていてぐったりしています。もともと喘息持ちで昨日もしんどくて午前中で帰っています。今日は本人どうしても参加したかったみたいで強行で参加しましたが、途中でダウン。残念です。帰って熱を計ると39度を越えています。それは無理だ…。

練習開始を1時にしていたので練習に行って残留組がサーキットを終わらした時に家から電話が。息子が頭が痛い、お腹が痛いと泣きわめき手の打ちようがないというので急遽練習を選手達に任せて帰宅しました。命の危機的な感じがあったので慌てて帰りましたが息子は疲れて寝ていました…。無事でなによりです。パニックになっていたようで少し大袈裟に情報が伝わったようです。

それにより選手の練習、ほぼ任せる形になってしまいました…。マイルメンバーのタイム測定にだけ戻りました。それはまた別に書きます。

ひとまず無事です。現在病院で診察してもらい「夏風邪」という診断でした。精神的にかなり疲れました…。
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