「鎌倉個道」

鎌倉の歴史、草花、食物

材木座を歩く

2009-09-15 12:33:00 | Weblog
鎌倉ガイド協会のウォーキングに参加した。

大町の教恩寺(きょうおんじ)、平重衡に縁の時宗の寺。


十六羅漢の彫り物が見事だ。

■来迎寺(材木座) (注:西御門にも同名の寺院がある。)

三浦義明ゆかりの時宗寺院「来迎寺(ライコウジ)」
三浦一族は源頼朝が幕府を開くときに応援した。
三浦義明の壮絶な最期は有名だ。


境内の一門の墓地が哀れを誘う。

■實相寺(じっそうじ)

工藤祐経ゆかりの日蓮宗の寺院である。
鬼子母神が有名で、赤ん坊を抱いている鬼子母神
金髪の鬼子母神も見ることが出来た。

■史跡「和賀江嶋」

最古の築港遺跡。確かに鎌倉には海と山がある。

■光明寺の奥に「内藤家墓地」がある。

静まり返った一角に異次元の世界がある。
内藤家の先祖は俵藤太を祖先に持ち、
常陸から日向などの領地を移っていったらしい。
初めて墓地内に入ることができて感激した。

■材木座ウォークの最後は「光明寺」

”法然共生”を21世紀劈頭宣言にしたと書かれ、
法然上人800年大遠忌が予定されている。(平成23年)

隣接する「蓮乗院」の言い伝えに歴史の重さを痛感した。
千葉氏の菩提寺で浄土宗三祖(記主禅師、然阿良忠)が
逗留しながら光明寺を建立したので
今でも着任する光明寺住職は先ず蓮乗院に赴任するという。
コメント
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