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産後の骨盤

2008-04-13 00:51:03 | 健康 整体
産後に骨盤が戻らず、歩くときにガニマタでぎくしゃくするので、というご予約をいただきました。妊娠中にお腹を突き出して歩く、そんな感じが抜けなくて違和感がある、と。
「産後に骨盤が歪んでいるのか、腰痛がひどくて」、とおっしゃる方が多い中でわりと印象深い症状でした。
産後に骨盤シリーズ?のなかでも、とにかく腰痛だとか歩き方に違和感がある、という方はわかりやすいですね。
出産後に骨盤が開いたままになってる気がするので、というご依頼よりは狙いがはっきりしているので。

冒頭の方の場合は、骨盤まわりはもちろんですが、足、お腹、エトセトラで調整していき、一度確認。
実際に歩いてもらい変化を確認してもらいました。楽だけど、全部は取れていない、ということだったので、今度は立った状態で整体施術(できるんですよ、これが)。
また確認のために歩いてもらい、また微調整、また歩いて確認・立ったまま施術・また歩く、を繰り返し、最後は恥骨あたりの調整でその場はクリア(あとは日常しだい)。

一般的なイメージとして「産後に骨盤が開いて・・・」というとき、骨盤イコールお尻の内側にある仙骨と腸骨、この腸骨が開く(仙骨から離れる)というイメージって大きくありませんか?
事実、僕もそういうイメージはもってたんですけど。

でも、腸骨が仙骨から離れると、むしろ前に回りこんで締まった感じが強まるのでは?なんて素人考えもあったんです。
腸骨が前に回りこまずに真横に開く、というイメージがどうしても持てなくて、ね。なんでそう思ったのかはすぐあとにでてきます。

さて、話は数日前のブログに戻りますが、うちではユニットでみるのだ、と書きました。そう考えると、とたんに浮かび上がってくる存在があります。
それは恥骨(恥骨結合)。骨盤は「前にも」ある!!!骨盤はお尻の内側で完結しているのではない!!!
妊娠すると体内に3000グラム前後の「物体」を入れることになります。だから骨盤が横に大きく開く、というイメージはたしかに否定できない。
でも、腸骨が横に開けば、恥骨(結合)も横に開いてくれないと困ります。そこが開かないと、横に開いた骨盤が前の恥骨部分へ向かうだけの話になってしまうからです。
これが骨盤が開くはイコール骨盤が締まる?あれ?と思っていた部分です。
骨盤が開くには恥骨が左右に離れてくれるイメージをもたないとややこしくなるんです。

ここからは推測の域をでません。やってる最中に閃いたことや、しゃべってる最中に勝手に口走ってしまったこと、です。
この方は帝王切開で出産されています。
妊娠すれば骨盤(恥骨を含む)が開く。
出産すれば産道を赤ちゃんが通る関係で骨盤や恥骨(ここは大事でしょ?このときは)に大きな刺激が加わります。
産後に養生したり母乳を飲ませたりすることによって骨盤は自然と締まってきます。
これは仮定のお話に過ぎませんが、もし、妊娠して骨盤が開いて、そのあと、産道を赤ちゃんが通らなかったとしたら。
自然分娩とはまた違う骨盤の締まり方をするのかもしれないですねえ。出産の時に開ききるからあとは閉まるだけ、というスイッチみたいなもんがあるとしたら開ききってない分、閉まるのが遅い、とか。
なんて話をお客さんとしました。
それが悪い、劣っている、ということではなくて「違う」要素・違うプロセスが働くのかも、ってことです。

わからんですよ?本当のことは。でも、おっぱいを含ませることが骨盤や子宮の動きに影響を与えたり、生理の時期に影響を及ぼしたりしてる、って言われてるんです。お医者さんのいらないように、でしょうか。誰がそんな風に体を造ってくれたのか、頭の下がるところですよね。これを見ても「二足歩行が肩こり腰痛の原因」なんていうことが理解しづらいのです。そんな中途半端なシステムじゃないよ、人間てもっとすごいよ、と。
僕らの知らんところでなにが密接に結びついてるか、わかったもんじゃないしな、というのが整体をしていて思うところです。
骨盤が出産によって開くからには、閉まるシステムもちゃんと組み込まれているはずだと思いますもんね。
長々と読んでいただいてありがとうございました。。。
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