身体の歪み、ズレ。それを言う前にですよ＾＾

僕が整体をしてきて思うようになったことを書かせてください。

僕は身体を、僕の想像を超えたすごいものなんだ、と思っています。

想像を超えているので、正直いって
「わからない」。
わからない部分を自然を見たり、歴史を考えたりして「想像で（笑）」補ってます。

だから僕が言ってることってほとんど想像のなかの話しなんですけどね（苦笑）

　
僕がこの業界に入ったころは、「レントゲンではわからないミリ単位のズレが指先でわかるんだ」という先輩もおられたし（今でもそういう凄い先生は普通におられると思います）、
「ミリ単位でもズレたら大変なことが起こるんだよ」と指摘されたお客さまも来られたことがあります。

だからまあ、、、指先で超微妙なズレがわかるという感覚も大切だと思うし、
神経にものが当たったらそりゃ痛いのかな～どうなのかな～とも思うんです。



けれど、僕はこう思うんです。
「身体にはそんなに遊びがないのか？」って。
　
　
山を走破したり、でこぼこのとこで寝たり、木に登っては落ちたりとか（笑）
マンモスを追いかけてるうちにマンモスに追いかけられたりとか（笑）
獲物に忍び寄るときは身体を低くして（猫背みたいに）抜き足差し足だったかも知れない。
船も漕いだだろうし、身体を屈めて野草も採取しただろうし。
そうやって生き延びてきたこの身体が・・・

そんな綱渡りみたいな構造になってるんだろうか？

そしてまた。
　
僕らはお客さまのもつ自然治癒力に頼って
施術をさせていただいてるんだろうけど、
　
でも、、、
　
難しい施術、高度なテクニックがないとお客様の治る力を引き出せないほど
人は弱々しい自然治癒力しかもってないんだろうか？
　
人の体はどうしようもないくらい脆い、
すぐに壊れちゃうものなんだ、と思っているなら
そういう手技になるだろうし、
　
あれをしちゃダメ、これをしちゃダメ。
あれをしなければいけないよ、
これをしなきゃ健康でいられないよ。
という指導になってくる。
　
　
なぜ、シンプルな施術でも結果が出たりするのかっていうと
僕らの知恵より身体の知恵のほうが圧倒的にすごいからじゃないかと思うんです。
　
　
テクニックがなくても、痛みがとれちゃうくらいに身体のほうがすごいから。
　
　
施術者の手がゴッドだったんじゃなくて、
受け手の方の身体がゴッドだったんじゃないか。
　
だから、簡単なことでも一気に変化するんじゃないか。
　
施術のときに聞いてくださればそんなお話もたっぷりさせてもらってます（＾＾）


今日もありがとう。

かいつう館でした～～～♪