骨盤の歪みの自覚を消していきます

肩こり、骨盤の歪み、背中・首の痛み　と書いてくださっていた二十歳台のお客様。
背中の痛みは、右肩甲骨のあたりでした。肩こり首痛はもちろんやっていくわけですが

骨盤の歪みはどういう自覚があるんですか？とお聞きしたところ、要約すると

キレイに歩こうとすると左右差がある
座ると骨盤の左側が後ろに、右側が前にくる
座ると左のお尻の骨があたる感じがする
などなど
仰向けで寝ていただいたときも、左のお尻がベッドに沈んでる感覚　と教えてくれました。

左右差、違和感をどんどん取っていくとそれらの歪みの自覚が一通りなくなりました。
お客様がそうおっしゃっているんだから、おっしゃってるその違和感がなくなったかどうかを常に確認していきます。
矯正したらいいでしょ、じゃなくて。

終わろうかなと思ったときに
「立った時に踵に重心が乗るんです。だから指が浮いちゃって。どうしても前に重心が持ってこれないんです。立つと身体がぐらあ・・と揺れちゃうんです」と教えてくださいました。
このお客様は子どものときからいろんな競技をされていて、今は身体を絞るために腹筋なんかもされていて、そこから「腹筋なのかな」って閃きました。
　
前に重心が持ってこれない　後ろ重心になる
言葉を変換すると
前に重心を持ってくるのは違和感があるから、後ろに逃げる　なんじゃないかと。
それでベッドに座ってもらって背中を少し丸めてもらって
お腹を二度、三度、ほぐしてみたら
「あ、前重心でも普通に立てます＼(^o^)／」
と驚いてくださいました^^

腹筋がものすごく硬くなってて、ここを「使いたくない」となれば身体は後ろに逃げようとするでしょう。
前重心か後ろ重心か、という「問い」ではなく
どうしなければならないか、という問いでもなく
どういう指導をするか、でもなくて
後ろ重心にしておきたい、と身体が思うときはどういうときか　という問い。
前重心にはしたくない、と身体が判断するときはどういうときか
という問い。
立てた問いにそって答えが浮かび上がってきます^^
正解はなにか、よりも「どういう問いを立てるか」
で現象も変化してきます（^^）

今日もありがとう。
06-4962-3487
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000217701/