歪みとか言う前に考えたいこと

明日、２１日日曜日のご予約はお取りできない状態となりました。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。


本当は３歳のお子さん連れできてくださる予定だったお客様。
うちの都合で日曜日になり日曜日なら旦那さんが、ということでお一人でのご来店です。
残念でした～～～～＾＾


なにはともかく背中がしんどい、ということでした。
この方も、前屈すると楽になって後屈するとしんどそうでした。


以前に行っていた整体院での見立てでは「姿勢の悪さ」と「首の歪み(これは噛み癖から)」ではないか、と指摘されていたそうです。

僕がお聞きしていくと、下のお子さんをずっと抱っこ紐で抱っこしての生活だったからかなあ、ということをもらしてくださいました。

それも、外出のときだけではなく、家事をしているときも抱っこ紐で抱っこしていないとダメだったんだそうです。

抱っこひもで抱っこしたまま、炊事したりとか？洗濯物を干したりとか？そういう生活を想像してみたいと僕は思うんですよ。
お腹側に数キロの大切な命を預かって衝撃を与えないようにあれこれしていく。
背中も疲れるでしょうけど、お腹にもすごい圧がかかり続けているんじゃないかと思います。
重みを受け止めるのはボリュームのある腹筋群がとても頼りになりますから。


さて。

今、ここに姿勢の悪い人がいて、頚椎に歪みのある人がいて、背中がしんどいです、という方が来られたとします。
姿勢の悪さも頚椎の歪みも事実としてあるとします。
この人にいつからですか？とお聞きしたときに
「ヒマラヤ登山から帰ってきてからですかねえ」と答えたとしたら、

そのしんどさは「歪みからきている」と考えるのが妥当か「そりゃヒマラヤに登ってきたら背中もしんどくなるでしょう」と理解するのが普通か、と僕なんかは思うんですよ(笑)。


お客様のお話を聞かせていただいて、自分がその立場で、同じことをしていたらどうなるかな？ってちょっと想像してみるだけでいいと思うんです。
そこには検査もなにもありません。
えっ、ヒマラヤに登ってはったんですか！！！という驚きと「しんどかっただろうなあ・・・」という共感とが生まれます。

わ～、○○さん、大変でしたねえ。そりゃ背中にこたえますよねえ。
僕なんかはそう思っちゃいます＾＾
この方もきっとそうだと思うんです。

笑顔でお帰りいただけて僕も嬉しかったです♪


今日もありがとう。