４０肩へのアプローチ

奥様のご紹介できてくださった４０肩の旦那さま。

上に挙がらないのはもちろん、下のものを拾うのも痛い。
それ以外にも痛いところがあちらこちらに・・・。

なにはともあれ一番、ツライ肩から施術させていただきました。

うつ伏せからスタートして仰向けで腕や肩まわりをやっていたのですが、その状態でも肩がつらそうでした。
僕も経験あるんですが、腕の置き場がないんですよね・・・・。
なので、中断して座っていただきました。

座ってはもらいましたが、座ってるだけでも肩が痛い、という状態でした。


座ったままで肩が一番楽なかっこうをしてみてもらえますか？とお願いしてみると、
痛い側の肘をおりまげて健側の腕で抱く、というポーズ。
それだと痛くないというので、

そのままの格好でいてもらって施術をしていきました。


動作分析整体法は、なにも矯正しないのでどんな格好からでもアプローチできます。
逆に痛みを感じたままだと(やむをえないときもありますが)身体が緊張しているので、筋肉も緩みません。
そしてなにより、

「痛みを感じない楽な格好」をしてもらうことで、

「なぜ、その格好だと『座ってるだけでも痛い肩痛の痛みが消えるのか』を考えるヒントをもらえる」ということです。

座って腕を垂らしているだけでも痛いのに、「それ」をするだけで痛みを回避できる。

なぜだろ？って考えたくなりますよね？？

もし、「身体が治し方を知っている」のであれば、「痛いけど、それをしたら痛くなくなる」という部分にはきっと「治し方」の青写真みたいなものが含まれてるんじゃないか、と思うのです。

動作分析整体法は検査をしないけれど、検査の前からヒントは目の前にごろごろしていた、と感じる瞬間です＾＾

肩の挙がりに関してはまだまだだと思いますが、座ってるときの痛み、腕を引くときの痛みなど痛みに関しては(その場では)なくなったようでした。


もっともっと結果がだせるようにこれからもがんばっていきますね！

今日もありがとう。