太ももで腰痛が改善する？

昔から来てくださってるお客様の腰痛です。

うつ伏せ、仰向けで施術をして。
今でどうかな～と立ち上がってもらって歩いてもらうことで確認していただいていたのですが。

どうしても残る痛みがベッドから「立ち上がるとき」の痛みでした。

お尻をベッドから浮かすも、しばらくは宙で動きが止まっている感じです。

施術を付け足し付け足ししていきましたが、それだけは残る・・・

なんでだろ～な～、立ち上がるとき、立ち上がるとき、立ち上がるとき、、、
頭のなかで思考がぐるぐる回ります(苦笑)。



立ち上がるときに腰が痛い。
という現象を、
「立ち上がりづらい」
と考えたらどうなんだろう？と想像してみました。

そこから、「立ち上がる」という行為を自分の頭のなかで再現してみました。
ここに力をいれて、、、次はここにフッと力が入る感覚があるな・・・でも、

でも、、、

まさかなあ・・・と思いながら、お客様の両太もも、おへその下の三箇所に圧を加えてみました。

そしたら、偶然かも知れませんが(笑)、明らかに立ちやすくなったようで終了することができました(完全に取れた、とは言いませんが)。



ベッド(イス)から立ち上がるときに腰が痛い
　　　　　　　　↓
立ち上がりづらい、という解釈ができるのかも？
　　　　　　　　↓
どこを使って立ちあがろうとするんだろう？
　　　　　　　　↓
このへんかな？こっちかな？
　　　　　　　　↓
あ、立ち上がりやすくなってる！
　　　　　　　　↓
イコール、立ち上がるときの腰の痛みがやわらいでる！

こんな感じです。
原因の場所を探すときによく「患部から眼を離せ」と言われます。
僕は文章で「どこが痛いか」という言葉を省いてしまいます。
すると、簡単に患部から眼を離すことができるようになるんです。

立ち上がるときに腰が痛い。この文章から「腰が痛い」を省くと、
立ち上がりづらい、という表現に変えることができますよね。
そこまで来たら、腰から眼を離すことがいともたやすくなります。

言葉をいじると、整体の見え方も変わります^^



今日もありがとう。