曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

オオムラサキ

2013年07月17日 | 日記

今日の花

 

 


 昨日はまた山へオオムラサキを見に行ってきました。♀のきれいな写真が撮りたくてクヌギ林に行ってみたのですが相変わらずオスばかりでメスの写真は撮れませんでした。 オスは6月の中旬から出ているので羽もだいぶ痛んでいて良い写真になりません。写真はたくさん撮ったのですが以前紹介したものと大差ないので、今日は動画だけのアップにします。今家の庭でゴマダラチョウが育っていますが、オオムラサキの来るクヌギの木にゴマダラチョウも来ました。動画の中でご覧ください。

それから、庭のゴマダラチョウのことですが鉢植えのエノキがほとんど葉を食われて20匹が最後まで育つには餌が足りなくなりそうな感じになってきました。手助けはしないつもりでしたが餌が足りないのはかわいそうな気がして、昨日の夕方山へエノキの若木を掘り取りに行ってきました。鉢植えにして今ある木のそばに並べて移動できるようにしてやりました。今朝には半数くらいが新しい木に移りました。これで餌の心配はなくなったと思います。しかしながらこれだけ手を貸してやれば完全な飼育になってしまいましたね。20匹全部無事に蝶になってほしいと思っています。

 

もう一つニュースがあります。今朝見るとモンキチョウの幼虫がもう蛹になりました。なんと早いですね。

 


オオムラサキの動画 

 

 

オオムラサキ

 

You Tubeへ直接飛んで全画面表示で見たい方は下のアドレスをクリックしてください。

 

http://www.youtube.com/watch?v=KKGz0nUpplI&feature=youtu.be

 

 


今朝のゴマダラチョウたち

 

昨日、新しいエノキの木を山から運んできました。

 

  

手前の白い鉢が新しく持ち帰ったエノキです。

 

古い木はもう葉があまり残っていません 

 

 新しい木に移った幼虫

 


モンキチョウは蛹化


 

 


ホソバセセリ

2013年07月16日 | 日記

今日の花

5月6月には白い花が多かったのに7月8月には朱色の花が多いような気がします。いま、ノウゼンカズラも咲いていますね。

 


 昨日撮った蝶の写真の中にホソバセセリがいます。どこにでもいる蝶ですがめったに会いません。また、ヤマトスジグロシロチョウも写っていました。普通のスジグロシロチョウとヤマトスジグロシロチョウとはちょっと見ただけでは違いが分かりません。このシロチョウがヤマトスジグロシロチョウと分かるのは撮影した場所にスズシロソウがいっぱい生えていてそこで産卵しているのを見ることができるからです。

ちょっと珍しい蠅か蜂がいたので撮ってみました。なんていう虫でしょう。我が家のイチヂクの所に大きなカミキリムシがいました。害虫ですが撮影してみました。

 


ホソバセセリ


飛翔

 

ヤマトスジグロシロチョウ  ♀

 

 

その他の蝶

 

 

 

カミキリムシ

オスプレイみたいに飛び立つのは難しそうです。

 

 

 

カミキリも蜂もなんていう名前でしょうか? 詳しい人は教えてください。

 

 


ゴマダラチョウの幼虫

2013年07月16日 | 日記

今日の花

あちこちで向日葵が目立つ季節になりました。夏らしくて好きな花です。

 


 暑さのせいでしょうか夜更かしができなくなって最近は夜の更新が難しくなってきました。日記はその日のうちに書く方が良いのですが私の場合写真の枚数を撮りすぎるので編集するのに時間がかかります。しばらくは変則的なアップが続くと思います。

さて、ここのところ私の興味が蝶に偏っていますのでどうしても蝶のことばかりになります。一昨日の夏祭りのことをアップしようかと思ったのですがこの記事は人が絡んできますのでもう少しよく練ってからでないとできないかなと後回しにしました。

庭で育つゴマダラチョウたちはずいぶん大きくなりました。エノキの葉はどんどん食われてゆきます。できるだけ手助けはしないようにと考えていますがエノキの木から落ちたやつはやはり返してやろうかとちょっとだけ手を貸しています。蜂が近くに飛んでくると追っ払います。大した意味はないと思いますが。朝と夕方には全員の数を数えますがこれがなかなか難しくて漏れがないか心配で何度も数えます。昨日の朝数えたときには20匹いて安心したのですが午後3時ごろ数えたら18しか見つかりません。2匹が脱走したか食われたか気がかりでしたが日暮れ前に数えると20匹いました。よかったよかった。

 

ホシミスジの蛹には変化がありません。モンキチョウの幼虫はクローバーの葉を食べて順調に成長しています。もう2cmを超えました。

 


ゴマダラチョウの幼虫

 

エノキの木はこんなに葉が少なくなりました。全員が育つのに足りるのでしょうか。

樹から落ちたのかそれとも別の木を探しに行こうとして脱走しているのか鉢の縁を歩いていました。手に取って上の葉に返しましたが、そのとき角に触ってみました。結構固いのです。鹿がやるように角を突き合わせて喧嘩をするのでしょうか。

 


モンキチョウの幼虫

 

ホシミスジの蛹

 

 

 


ゴイシシジミ

2013年07月14日 | 日記

今日の花

今年も家のまわりでトウワタの花がいっぱい咲いています。カバマダラが来ないかなぁー。

 


 今日は日曜日で連休の中日だそうですね。曜日に無縁の私になぜわかったかというと私の町で夏祭りの御田頭祭があったからなのです。最近では祭りともあまり縁がなかったのですが、ふと祭りの写真を撮ってみようと思い立ちカメラを持って家を出てみました。蝶の写真ばかりではブログもマンネリですから祭りなんて面白いかもしれないと本気で撮影に出かけました。3時半ごろからまず神輿の写真を撮り夕方から夜8時30分まで神輿が船で神社まで帰るところを撮って回りました。祭りを見に行って思い出したのですが子供の頃はこの夏祭りが楽しかったことを。今夜はまだ編集ができていませんのでそのうちにご紹介します。

今日のアップは昨日撮ったゴイシシジミです。今年はまだゴイシシジミを見ないなあと思っていた所、みかん畑のそばの藪にいました。

 

もう一つ報告事項があります。玄関わきのエノキについているゴマダラチョウの幼虫ですが今日の夕方数えたら20匹いました。3日前に数えたときと数は同じです。みんな大きくなってゆきますがエノキの葉はどんどん食い尽くされてゆきます。

 


ゴイシシジミ

ゴイシシジミは数少ない肉食の蝶です。幼虫は笹に付くアブラムシを食べます。

 

もう一つ変わっているのはとまった時に羽を開きません。羽をたたんだ状態で見えるのは羽裏ですが模様はとても面白くてしゃれたデザインです。羽表はどうなっているのか見たいですよね。羽表が見られるのは飛んでいる時だけです。飛翔写真を撮ったので表がどんな模様になっているか見てください。

ゴイシシジミの飛翔

 

 


飼育の蝶  ホシミスジとモンキチョウ

 

モンキチョウ    ようやく青虫らしくなってきました。

 

 

ホシミスジ 蛹     羽化が楽しみです。

 

 

 


秋吉台の オオウラギンヒョウモン

2013年07月13日 | 日記

秋吉台の風景

秋吉台へ上がったのは何年振りでしょう。子供が小さい時につれてきた時以来でしょう。もちろんその頃は蝶や虫に興味があるわけではないので車で駆け抜けただけだったと思います。今回は蝶を観察するのが目的ですから夏のぎらぎらの日の光を浴びながらカメラを手に草原の中を縦横に歩き回りました。暑さを知らない子供のように。これで白い補虫網を持っていたらまさに昆虫少年ですが。

 


 7月11日には萩に用事があって出かけました。帰り道で秋吉台へ寄ってオオウラギンヒョウモンを見てこようと、最近はどこへ行っても蝶のことを間にはさまないと気が済まない私です。

「真夏の太陽の下で草原を歩き回るなんてようやるわ」とお思いでしょうが普段からみかん畑で鍛えておりますし、秋吉台を渡る風は爽やかで2時間余りいましたがきついことはありませんでした。

目的のオオウラギンヒョウモンは沢山飛び回っていましたが、ついでにと探したクロシジミは見つかりませんでした。この時期に草原に多いのはジャノメチョウですね。先日の長野山はテングチョウばかりでしたが環境が違うとこんなに違うものなのです。

 


今日の音楽

Koechlin 作曲 horn sonata

http://www.youtube.com/watch?v=MJU3Nz3vwYg

 

 Charles Koechlin (1867-1950)のことは私はよく知りません。このホルンソナタも初めて聞く曲です。らんらんさん有難うございました。夏バテしないで次々と送ってください。


オオウラギンヒョウモン

駐車場を出るとすぐ足もとにいました。

 

草原をどんどん行くと盛んに飛び回っています。

 

 

 

 

 

 

 

以前パソコン(Windows XP)で見たような???

 

 

 

 

その他の蝶

ヒメウラナミジャノメ

ジャノメチョウ

夏型キタテハ

 

 

 

 

 

 

 

 


ホシミスジ幼虫が蛹に

2013年07月12日 | 日記

 昨日は早朝より萩に出かけて、帰りの午後には秋吉台に行ってオオウラギンヒョウモンを見てきました。350kmあまり走ったので夜は疲れてブログの更新なしで休みました。

今朝起きて一番でホシミスジを見に行くともう蛹になっていました。すぐに撮影してこうして速報をアップしているわけです。

昨日一日家にいなかったのですが今朝見るとゴマダラチョウの幼虫たちはそれなりに暮らしていました。でも、自然の中では日常的に事件は起きているようで一番先端の枝に3匹ついていた幼虫は1匹は肉団子にされていて、もう1匹は姿がなく、無事にいたのは最先端の1匹のみでした。それから、写真にあるようにエノキの下に置いてあるポリの掛けてある鉢の上に2匹落ちていました。この位置から自力で元の枝まで這い上るのは少し難しいかもと思い私の手で元の葉の上に戻してやりました。自然の中では戻れなかった場合そのまま死んでしまうのが普通だと思います。なぜ落ちるかは現場を見ていないのでわかりませんが、多分天敵の蜂などに襲われてその攻撃から逃れるために葉から落ちたのだと思います。一昨日初めてこのゴマダラチョウの幼虫たちを見つけたときにはあまりにも沢山いるので数えもしなかったのですが、今朝丹念に数を数えてみました。見落としもあるかもしれませんが今朝の状態では17匹いました。一昨日見たときの感じでは20以上いるかなと思っていたのですが、これからは毎日数を確認していきたいと思います。最後まで残るのは何匹でしょうか。狩人の蜂たちも餌場は覚えているようなので毎日しつこく捕りに来ると思います。この鉢ごと家の中に入れるか全体を網で囲うかすればほとんど全部蝶になると思いますが今回は自然のままおいておきましょう。

 


ホシミスジの蛹化

実は10日の晩に見たときにすでに前蛹になっていました。

7月11日の朝

ホシミスジの前蛹

 

今朝の状態

 

 

タテハチョウの仲間の蛹はぶら下がり型が多いようですね 

 

 

今朝のゴマダラチョウの幼虫たち

 

この二匹が下に落ちていました。

 

ゴマダラチョウ幼虫のお食事

 

 

 

肉団子にされた幼虫

 

枝の上に戻した幼虫

 

ここまで今朝の状態を速報いたします。

 

 ゴマダラチョウの幼虫 1

 

 

下のアドレスからYouTubeへ飛ぶことができます。 

  http://youtu.be/PQ5DIDELKk8


鉢植えのエノキの葉にゴマダラチョウの幼虫

2013年07月10日 | 日記

今日の風景

夕方のみかん畑からの景色   梅雨明け二日目、快晴でした。

 


 我が家の玄関わきにエノキが鉢植えでおいてあります。この榎木は今年の冬に越冬しているゴマダラチョウを飼育するために山から掘り起こしてきて鉢に植えたものです。越冬のゴマダラチョウは4月の初めに新芽の出るころ落ち葉の中から這い出して木に登ってきました。でもそのまま死んでしまい飼育は失敗に終わったのです。また来年やってみようと思い鉢は玄関わきに置いてあったのです。

今朝その榎木の下に置いてある鉢物をかたずけていたら緑色の角のある幼虫を見つけました。よく見ればゴマダラチョウの幼虫です。なぜ?上のエノキの葉を探してみるといる・いるいっぱいゴマダラチョウの幼虫がいるのです。本当にびっくりです。どうしてこんな所へゴマダラチョウの雌がやって来てこの小さな木に卵を産み付けたのでしょう。10数匹はいます。ちょうど脱皮しているのもいました。これは飼育ではなく自然発生ですから価値がありますね。これからしばらくは楽しみです。

 


鉢植えのエノキ

 

3匹写っています。

何齢でしょうか。ゴマダラチョウは飼育したことがないのでわかりませんが今日脱皮したものが3匹いました。

 

 

庭で観察できるなんて超ラッキーです。


長野山 その他の蝶

2013年07月09日 | 日記

錦町から木谷峡へ


この奥が木谷峡です。渓流釣りの人が何人かいました。

 

水量もあり40cmクラスの大型も望めるとのことです。

 


昨日のヒサマツミドリシジミ以外の蝶です。

ウラギンヒョウモン

 

ベニシジミ

 

ヒオドシチョウ

 

ミドリヒョウモン

 

オオチャバネセセリ

 

ミヤマカラスアゲハ

 

エゾミドリシジミ

 

 

エゾミドリシジミの卍飛翔

 

 


山頂の山小屋


来年はここへ泊まって早朝から夕方まで撮りまくろうという話になっています。楽しみですね。

鬼が笑っているかも。 

 


長野山のヒサマツミドリシジミ

2013年07月08日 | 日記

今日の花

 


 今日は錦川をさかのぼり錦町を経て木谷峡から長野山へ登ってきました。私にとっては初めての山なのでワクワクです。7月になったらすぐに行こうと計画していたのですが2日から昨日までずっと天気は崩れっぱなしで出かける日がありませんでした。今日になってようやく晴のお墨付きを頂いたのでヒサマツミドリシジミを見に行ったのです。ヒサマツはいることはいたのですが、心配していた通やはり遅すぎたようでした。飛んでいるゼフィルスはみんなくたびれてボロボロでした。無理をしても6月中に来るべきだったと後悔しましたが今年の天気の崩れようは何とも致し方なかったし他にもゆきたいところは一杯あるしとあきらめなければなりません。それでも今日は夏空に覆われた山がとても気持ち良かったです。

 


昨日までの雨で水量の多い錦川

 

長野山より中国山地の山々を望む

 


ヒサマツミドリシジミ ♂

 

かなり傷んでいます。

 

こちらの個体はまあまあかな。 

長い尾状突起もついています。この個体が姿を見せたのはこの時のみでこれがワンチャンスでした。

 

 

傷んでいますね。

黒い斑点がはっきりしています。

 

 

 

 

 

 

来年はもっと早い時期に来て山頂の山小屋に泊まって朝から夕方までフルに撮りたいね。と仲間と話しました。これで近場のゼフのシーズンもほぼお終いです。

 

 

 


モンキチョウの卵早くも孵化

2013年07月07日 | 日記

今日の花

7月にはやはり合歓の木の花ですね。

 


 今日のブログはお休みの予定だったのですが、モンキチョウが予定より早く生まれたので報告します。

ついでに夕方の空をアップします。関東甲信越は梅雨が明けたそうですがこちらの空も梅雨明けの雰囲気です。

 


今日の音楽

Oleta Adams 「Get Here 」

http://www.youtube.com/watch?v=X-CtBBcMgsY

 

前回 tears for fears と一緒に歌っていた、オレタ・アダムスさんです。

(らんらんさんから真夜中の宅急便で届きました。素敵な歌ですね) 


夕暮れ時の空


ようく見ると虹が写っています。

 


モンキチョウの幼虫生まれる

7-06 の写真です。卵の色は濃くなっていますがまだ孵化するとは思えませんでした。モンキの母さんが私の目の前で卵を産んだのが7月4日なのです。カメラを持っていなかったので産んだ直後は写真に撮ることができませんでした。

 

 

7-07  今朝びっくりしました。もう孵化していました。たった三日で幼虫になったのです。

卵の殻はもう食べてしまったのでしょう。痕跡のみが写っています。

もう葉も少しだけ食べていますね。

これから何日で蝶になるか楽しみです。

 


ホシミスジもお見せします。


ユキヤナギノ枝先でブランコをしているみたいです。

 


もう一つ報告事項があります。

6月25日にアップしたアサギマダラの蛹のことですがその後度々見に行っていますが順調です。ヤドリバエや寄生蜂に感染しているようすはありませんのでご安心ください。

 

 

きれいなエメラルドグリーンです。もしもヤドリバエに感染していたら4日目くらいには黒い斑点が内部に見られるようになり、その後数日で内部は褐色になり蛹の内部でウジが育っているのが外からでも見えるようになります。 今回はまだ緑色ですので順調に育っている証拠です。