曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

夏の海と空  

2013年07月23日 | 日記

今日の花

 

 

 


 7月20日久しぶりで沖釣りに行きました。狙いは大アジ・鯛・ハマチなどです。これらの魚はみんな同じ道具で釣ります。疑似餌の付いた針ですからエサはいりません。私は10年前に釣り船を手放すまでは趣味と言えばほとんど釣り一本でした。およそ30年も釣りに打ち込んできました。だから大概の釣りは経験していますし大物・小物なんでも釣ってきました。今でも釣りの話となると何時間でも飽きません。今回は島の端っこの方に住んでいる友人の誘いで出かけたのですがメインゲストは他にいて私はどちらかというと当て馬みたいなものですから釣りの方はそこそこにして写真をしっかり撮ってきました。 昔釣りに夢中だったころは写真など考えたこともありませんでしたが今から考えると写真に残しておきたかった素晴らしい自然の光景がどれほど沢山あったことかと少しは悔やまれます。例えば、釣りに出るのは朝が早いのですが4時ごろ港を出て満天の星を眺めながら暗闇の中を船を走らせます。こんな時間には町で暮らす人はみんな寝ているのだろうなと思いながら朝のすがすがしい空気を吸いながら闇の中を走るのです。漁場に着くころには東の空がうっすら明るくなりやがて気が付くと空の星は姿を消しています。時には海鳥がたくさん出迎えてくれますし、大きな魚がイワシなどの小魚を海面に追い上げて突然海面がバシャバシャと波立つさまはまさに感動ものです。アジサシの群れが上空から魚を取るために海面に突っ込んで行く様も壮観です。大きなイルカの群れに出会ったこともあります。渡りの途中のシギの仲間が何十万羽も海面から飛び立つさまはそれはすごいものです。船が何万匹ものハマチの群れに囲まれたこともあります。黒い蝶がひらひらと海を渡ってゆく光景も見ました。ぼんやりと船を操船していて3mものサメに衝突しそうになったこともあります。

あの頃カメラを携えていたら面白い写真がいっぱい撮れたと思いますがみんな遠い過去のことです。今日は釣りはそっちのけで海と空と船の写真を撮りましたので海に行った気持ちを味わってください。

 


片島沖の釣り場へ

 

由宇の漁港

 

向こうに見える岩山は鯛が峰です。

 

いつも蝶を探しに行く鯛が峰はここです。

この海岸にはクロツバメがいるかもしれません、後日見に行きます。

広島の船ですね。こんなところまで来るなんて

鯛が峰が遠くなってきました。

片島に近づいて来ました。この島には昔放たれた山羊が野生化して増え問題になっています。草はほとんどありません。

岬のように見えるのが屋代島の東の端っこです。その右に見えるのが諸島です。その間に見える島は愛媛県の津和地島です。

諸島の右側は怒和島でしょう。

本当にいつ来ても草は生えていません。

見えました山羊です。

ここにもいます。

四足は崖でも上り下りできるのですね。

沖の瀬が見えてきました。

ようやく漁場へ着きました。

この灯台のある瀬のまわりは大アジ・ハマチ・鯛などが釣れます。磯の際へ寄れば1kgクラスのイサキもつれるそうです。夏のイサキは美味しいですね。

 

続きはまた明日にしましょう。夜更かしはいけませんね。

 

 

 

 


 


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1 コメント

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今日の音楽 (らんらん)
2013-07-24 05:55:31
浜辺の歌 (歌)スーザン・オズボーン

http://www.youtube.com/watch?v=wjGbeG53Ftw
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