ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

ウインターカップ

2015年10月26日 18時01分44秒 | バスケット
高校バスケットボールのウインターカップが始まりました。

カナリアチームは25日から登場。

バスに揺られて約2時間の会場で、まずは静岡市のチームと対戦です。



立ち上がりそうそうにキャプテンのシュート、フリースロー、

リバウンドを奪っての速攻と6点を先取し、流れを引き込みます。



かなりなチームの選手は、マネージャーを含めて7人しかいません。

体調の優れない選手がいるため、ファールやけがはご法度です。

1試合目の終盤では、マネジャーもユニフォームを着てコートでがんばりました。






2試合目は先制こそされたものの、次第にリードを広げます。

カナリアチームの得点源のキャプテンには相手チームはボックスのディフェンス。

それでもキャプテンはたくみにディフェンスを振り切ってパスをもらい、

得点を重ねます。

1試合目の接触プレーで床に左肘を打ち付けたため、

頑丈なほどのテーピングで試合に臨みました。





トーナメント戦を勝ち上がり、次戦は31日に、市立Nと。

応援をよろしくお願いします。



今回は2年生1人、1年生4人の布陣。

キャプテンはもちろんのこと、1年生がよくがんばったように思えます。

このうち6番は鋭いドライブで相手コートに切り込みます。

7番は粘り強いディフェンスを披露。足の速さを生かし、速攻も食い止めました。

8番はアウトシュートの確率をあげていました。

9番もシュートチャンスをきちんとものにしていました。


全員が力を合わせれば、個々が集まっただけではない、それ以上の力が発揮できる。

そんな試合だったように思えます。




最近読んだ本

2015年10月23日 22時33分20秒 | おすすめ
「正しい添加物講義」 長村洋一著

カビがへ始めたパンは顕微鏡レベルで見ると、全体がカビで覆われているという。

発がん性のカビ時マイコトキシンを食べているようなものだという。

防かび剤を使用したパンの方が、遙かに安全らしい。



防かび剤や防腐剤の使用量は、国が厳しく制限している。

添加された食物を考えられないような量を一生たべても、安全なように設定されているとか。

それをあたかも「科学的な添加物が添加されているので、危険」と、

量を言わずに危険をあおるのは、消費者にとって不幸だ。

グルタミン酸ナトリウムなどの「うまみ調味料」も、

捨てるような食材をうまい料理に代えてくれる。

捨てる食材が減れば、家計も助かるし、年間数万人が餓死する世界からの脱却も可能だ。

いろいろと考えさせられる。

☆☆☆☆★




「ストレイヤーズ・クロニクル」



非常な手段で超能力を与えられた若者たちの葛藤を描くSF。

実験で、両親が非常に強いストレスを与えられたことで、

生き長らえるために超能力を得た若者たちの一群と、

人間以外の生物の遺伝子を組み込まれた若者たちの一群とが、

ある政治家の周囲で暗躍します。

超能力を持っているものの、寿命は短命。

「もっと生きたい」と切望する若者たちが、政治家の指令をこなしながら苦悩します。

映画になりました。

☆☆☆

最近読んだ本

2015年10月22日 20時05分50秒 | おすすめ

「『自分の子どもが殺されても同じことが言えるか』と叫ぶ人に聞きたい」




死刑廃止が順当だという。

死刑に「遺族感情」を持ち込んで「賛成」という人に聞きたい。

天涯孤独の人が被害者だった場合はどうなのかと。

あるいは「遺族の気持ちを本当に知っているのか」と。

司法がやらなければならないことは、社会復帰の手助けや、治療だろう、と。

殺人(死刑)で問題は解決するのか? と問いかけます。


☆☆☆☆★





「道徳を問い直す」




国家とは社会。その本質は機能である。

つまり、個人のために機能する道具。人々の人権の保護と福祉の向上のためにある、と明快だ。

「愛国心」を育てようと言っている人たちがいう国とは何かが問われます。

子どもの愛国心を育てるのではなく、将来の主権者として、

良き国を作るため(人権の保護の福祉の向上)にどうすればいいかを学んでもらうこと、

という理論にはうなずけます。


☆☆☆☆★




貧乏な家の父親と三女(高校一年生)

2015年10月22日 19時50分44秒 | ささいなことですが
貧乏な家の父親と、高校一年生の三女の会話。


一日目。

部活を終えて帰宅し夕食を食べ、ごろりと横になってテレビを見ている三女。

父親が三女の背中に向かって問いかけます。

「君は将来、何になりたいんだろう」

三女は「う~ん、わかんない」

父親は、三女はまだ反抗期から抜け出してはいないのだろうと推測しながら

「うちは貧乏だから、君が『行きたい』と考える学校へ行かせてあげられないかもしれない」

と、それとなく「勉強しなさいよ」という意味をにおわせながら続け、

父親は静かに伊坂幸太郎の本を読み始めますが、

心の中に「冷たく言い過ぎたかもしれない」という心配が、煙のようにわき上がります。

というのも、長女には彼女の望んだ大学に通わせ、

二女には求めに応じて学習塾に行かせているからです。

「次にチャンスがあったら、もう少しきちんと説明しよう」

と思う父親なのです。






2日目。

部活を終えて帰宅し夕食を食べ、ごろりと横になってテレビを見ている三女。

帰宅した父親に言います。

「お帰りなさい。私、将来のこと、もう少し真剣に考える」

三女は寝ていた体を起こしました。

父親は「今こそが、昨日、言い足りなかったことを伝えるチャンスだ」と感じます。

そして

「うちは貧乏だから、君が『行きたい』と考える学校へ行かせてあげられないかもしれない。

でも、君が、俺をびっくりさせるぐらいに一生懸命になにかをするんだったら、

どこにでも行かせてやる」と、細い目を垂らしながら言います。

ちょうどそのとき、母親が帰宅し、部屋に立ちこめる妙な雰囲気に気付き、

「あれ、二人とも、どうしたの ?」

と、父親の顔をのぞき込みます。


「なんでもないよ」

申し合わせたわけでもないのに、一緒に答える父と三女でした。




あ、てるりんのうちの事じゃ、ないですよ ^^



最近読んだ本

2015年10月18日 20時36分47秒 | おすすめ

「あの日にドライブ」有村浩




人生の曲がり角のすべてで選択を間違えてしまったと考えるタクシー運転手牧村が主人公。

学生時代の恋を現在に置き換えて夢想したり、

別の選択をした場合の自分の人生を想像したりします。

自分が不幸なのは保身しか考えない上司や、

小さなチャンスを逃し続けたせいだと慰めるのですが、

周りの人間が不幸そうに見えるのも、もしかしたら自分のせいかも、と思い当たるのです。


☆☆☆★



「東京島」




無人島に漂着してしまった男たちと、たった一人の女清子46歳の7年間の物語。

サバイバル術が描かれるわけではありません。

何かを失って、初めて得られる何かを感じる物語なのかもしれません。


☆☆☆★





「虚ろな十字架」





幼い我が子を殺されたのがきっかけで、離婚し、

フリーライターとして活躍する女性が、殺されます。

犯人はすぐに自首しますが、凶器を自宅に持ち帰るなど、不自然さが目立つ。

女性は「死刑廃止論者の暴力」と題するレポートを執筆中だった。

女性の元夫が、

「殺人者には死刑を」と主張していた女性が殺されなければならなかった理由を探します。

死刑の廃止、存続に鋭く切り込みます。


☆☆☆★

映画館の話 2

2015年10月17日 10時41分42秒 | おすすめ
TOHOシネマズでは映画を6本見ると、その後の一本を無料で見られます。

映画の上映時間1分を1マイルとして、

6000マイルがたまると、

映画を1ヶ月間、無料で見られる無料パスポートをもらえます。




平均で映画1本100分だとすると、6000マイルま60本。

その間、6本見ると1本が無料で、

きっと10本は無料で見ているから、

70本をみている勘定。

そして一ヶ月無料パスを使って、だいたい10本見るから、

年間の本数は80本ぐらいでしょうか。



暇なのかもしれません。

たぶん、暇なのでしょう。



てるりんは煙草も吸わないし、お酒もほとんど飲まないので、

時間とお金の使い方についいて、これくらいしかできないのかもしれません。



追記

TOHOシネマズ浜松では、シネコンが入る「ザザシティ」の駐車場を使うと、

300円分の駐車チケットをもらえます。

でも、映画を何本見ても、チケットは1枚きり。

しかも300円だけ。

ちょっと、ひどくありませんこと ?


映画館の話

2015年10月17日 10時23分59秒 | おすすめ
浜松市の映画館「シネマイーラ」。

一万千円で会員になると、一年間で8本の映画を無料で見られます。

無料招待券も1枚、つきます。


会員証を見せさえすれば、同行者も無料で見られます。

映画一本1800円とすると

1800×9=16200円

となり、相当にお得です。

さらに、会員になって一年以内に8本を見てしまった場合には、

会員の期限が切れるまで、本人も同行者も1本1100円で見ることができます。


マイカーははちかくの契約駐車場に止めれば、ほぼ無料です。



昨年十月に会員になったてるりんのもとに、

継続依頼の通知が来ました。





継続する場合、このはがきを持参すれば、映画一本が無料です ^^



みなさんも、いかがですか ?



湖北五山へ

2015年10月15日 17時36分20秒 | 写真
暑くもなく寒くもなく、晴れていて行楽日和です。

「いざ、豊根村の温泉と茶臼山高原へ」

と早起きしたのですが、

温泉も高原の森美術館も木曜休館だと判明。

急遽、行く先を湖北五山に変更しました。


まずは初山宝林山へ

勢い込んで出発したの良いのですが、開館時間は午前10時から。

9時30分の少し前に到着してしまい、辺りをうろうろです ^^




開館と同時に入場し、ご本尊を拝観。




天照大神や、なんちゃら菩薩やほんちゃら如来も拝みます。






お次は龍潭寺。

再来年のNHK大河ドラマの井伊直虎に深く関係する古刹です。

現地でナンパモデルになってもらった女性に、庭を眺めてもらっているところを

パチリ。

裏は小堀遠州の造った凝った庭園です。







お昼になってしまいました。

食堂に近づいたら、クリを売っていました。

一袋100円です。



ん、ん … … ?





「これは… … クリじゃない」



という訳で、

昼食もとらずに方広寺に。




参道に面した土産物屋には木彫りのイノシシが。




のそのそと歩く猫も。





山門をくぐると、五百羅漢さんがお出迎えしてくれます。






山野草のホトトギスが彩りを添えています。



たくさんの羅漢さんのうちの何体かは、クビがとれてしまっていました。


かわいそうに思った檀家さんなのか、参拝客なのか、はたまた住職さんが、

代わりの頭を乗せてくれているのですが… … …。





う~ん。

まあ、かわいいたれ目顔なので、いいでしょう ^^




頭に銀杏の葉を乗せた羅漢さんもいまsた。




方広寺は、名前の通りに広いんです。




少し高いところから撮影すると、ほらこの通り。



参拝を終えて、土産物屋で買ったあげドーナッツを昼食にします。

長野県長谷村(現伊那市)で売っているアンドーナッツのようで、

甘すぎず、べとつかず、おいしくいただきました。







「平日は参拝客が少ないんです」と大黒様がおっしゃる大福寺へ。

見頃のツワブキが出迎えてくれました。




庭園ではツリガネニンジンも。








そしていよいよ、摩訶耶(まかや)寺へ。


苔寺として知られる京都の西芳寺につぐ古さの庭園を持っているそうです。




季節は秋本番。


それぞれの寺ではみなさまのご健康をお祈りしてきました。








最近読んだ本

2015年10月14日 10時38分56秒 | おすすめ
「キラキラネームの大研究」




今鹿(なうしか)、心愛(ここあ)、王冠(てぃあら)といったキラキラネームを考察。

名づけ親の心情を考えているだけではありません。

1946年の当用漢字の制定や、人名漢字の制定などが、

漢字本来の意味を壊してしまったケースが多々あり、

現代の日本の漢字が、かつての意味を失ってしまっている場合があり、

そこまで教育を受けていない現代人の漢字に対する感じ方を論じています。

天皇や明治期の文豪の名づけ方にも言及。言葉の森の奥深くまで連れて行ってくれます。



追伸

光宙と書いて「ぴかちゅう」と読む子がいる、というのは都市伝説だったようです。

でも江戸時代には光宙さんがいたという事実には驚きです。

もちろん、読み方は違いますがね ^^


☆☆☆☆★







「コイン・トス」




9-11の災害で生死不明になった彼女、冴子を探す元銀行員の篠原が主人公の連作短編。


よく似た女が登場したり、離婚した元妻が育てる娘と同じ名前の少女がいたり。

タイトル通り、「人生はいくつもの曲がり角で、コイントスしながら行く先を決めるもの」

ということでしょうか。


☆☆☆★





「素直に生きる100の講義」森嗣司




始めから何事も上手くいくことはできません。

上手くなる方法は作り続けること… … …

と筆者は言います。当たり前ですぎますが、

テレビリポーターらた仕事を体験する番組を見ながら

リポーターが「難しいですね」と簡単に言うのに、苦言を呈します。




「知りたいこと」は、「賛同したいこと」とか。


確かニコレもありそう。

自分の主義主張に沿った本などは読みやすいし、

探しても読む気になりますが、

反対のことが書かれている本はなかなか手にできません。




「感動を与えたい、ってなにさまのつもりか」とも書かれています。

「感動は他人から与えられるものではないだろう。それなのに、

人はたやすく『感動をもらった』とか『安藤を与えたい』と言う」

と手厳しい。

己自身が何もせずに、他人から与えてもらう感動というのは、

本物の感動を知らずに、自分の感情の動きの大きさに驚いているだけなのでは… …

ということでしょう。


☆☆☆☆





ちょっと前に見た映画

2015年10月12日 17時13分22秒 | おすすめ
「恐怖分子」



間違い電話がきっかけで、その後の人生が変わっていくさまが描かれます。


「バタフライエフェクト」とか「風が吹けば桶屋がもうかる」みたいな感じか。

ちょっと違うか ^^

☆☆☆





「チャイルド44 森に消えた子どもたち」をシネマイーラで。




サスペンスだと思っていたのですが、スターリンの独裁政権を批判する映画だったんですね。

隣人が密告者になる社会。80~70年前の日本のようですか。

「特定機密保護法」や安保関連法案が可決され、

町中に監視カメラがあふれる今の状況を考えると、

もしかして数年後の日本だったりして…と、少し恐ろしくなります。


☆☆☆☆




献血しても時間に余裕があったので、「ted 2」をTOHOシネマズで。




テッドに判断を任せてしまう親友ジョンの幼さを見ていると、

自分のミスを周囲から指摘されて、

なんだかんだと言い訳してしまう自分のようで、

情けなくなりました。


とほほ。

☆☆★

あしあと