ゆるキャラグランプリの投票が始まりました。
愛知県岡崎市のおかざえもん。
磐田市のしっぺい。
磐田市はバスのもようもしっぺいです。
しっぺいの着ぐるみも、バスを観て大喜び。
しかし、このゆるキャラグランプリ。
大の大人を馬鹿にしているように感じるのは、てるりんだけでしょうか。
でも、しっぺいには愛着を感じます。
しっぺいは長野県駒ヶ根市の光前寺に飼われていた山犬がモチーフなのです。
駒ヶ根市では「しっぺい」ではなく、「早太郎」と呼ばれています。
そしててるりんは光前寺の檀家(だんか)でもあるのです。
そもそも「
しっぺい」とは…。
その昔。
見付宿(磐田市)には矢奈比売神社の例祭の日に、
若い娘を人身御供として差し出す習わしがありました。
差し出さないと、魔物が田畑を荒らしたからでした。
ある年のこと。旅の僧侶がこの話を知り、なんとかしようと調べ、
魔物が「信州信濃のしっぺい太郎だけには知らせるな」と言うのを聞きます。
僧侶は長い旅のすえ、光前寺で飼われている山犬がしっぺい太郎だとしり、
借りて見付宿に戻ります。
そして次の年の例祭の日。
若い娘の衣装を着せたしっぺい太郎をこりに入れ、、人身御供として差し出すのです。
まちの人たちは息をのんでことの成り行きを案じています。
こりを開けた魔物はしっぺい太郎と闘います。
永い格闘の末、静かになった境内にまちの人が行ってみると、
血だらけになったヒヒが倒れていました。
しっぺい太郎は深い傷を負いながら、天竜川をさかのぼります。
翌朝。
光前寺の住職が「太郎はどうしたかなあ」と庫裏の障子を開けると、
庭にうずくまっていた太郎は「く~ん」と一鳴きして、息絶えました、とさ。
しっぺい太郎は、磐田の若い娘を救った霊犬です。
駒ヶ根市出身で磐田で働くてるりんも、
磐田の若い娘たちを守ります ^^
ちゃんちゃん。