ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

今日見た映画「リチャード・ジュエル」

2020年01月29日 21時04分13秒 | 本・映画 ら行
映画「リチャード・ジュエル」





アトランタ五輪の会場で爆弾が爆発した事件を題材にしたクリント・イーストウッド監督作品。



第一発見者のリチャード・ジュエルは、ふとっちょで正義感が強く、母親と二人暮らしをしています。

正義感が強いばかりであちこちでトラブルを起こし、仕事が長続きしません。

やっと見つけた五輪会場の警備の仕事。

不審なリュックサックを見つけ、しぶる警官らを説き伏せてマニュアル通りに対応し、

爆発処理班を呼びますが、一歩間に合わずに爆発。

でもジュエルが観客に避難を呼び掛け続けたおかげで、

死者は二人、けが人は百人と少ない犠牲で済みます。

最初の三日は英雄とたたえられたジュエルなんですが、手柄を挙げたい米連邦捜査局(FBI)に

あらぬ嫌疑をかけられ、マスコミにリークされてあっという間に第一容疑者に。

FBIの悪辣(あくらつ)な「犯人仕立て上げ工作」にのせられそうになるのですが、

ジュエルの前の職場で一人だけ、ジュエルを一人前の男として扱ってくれた弁護士が立ち上がり、

国家権力に立ち向かいます。



容疑者宅に大挙して押しかけて、傍若無人に振る舞うマスコミの取材のひどさや、

容疑者とみるやあの手この手で犯人に仕立てようとする捜査当局の強引さが浮き彫りにされます。

腹が立つやら、権力のない一市民のどうしょうもない無力さ、やるせなさが伝わってきます。



ハラハラドキドキ度 ☆☆☆

感涙度 ☆☆☆

居眠り度 ☆


総合 ☆☆☆☆


今日見た映画「ペット・セメタリー」

2020年01月29日 21時00分58秒 | 本・映画 は(ば・ぱ)行
映画「ペット・セメタリー」





不気味な力を持つ先住民の土地に引っ越してきた家族が悲劇に見まわれるスティーブン・キング原作のスリラー。

8歳の娘が可愛がっていたペットの猫が交通事故で死んでしまうのが悲劇の発端。

古くから住むおじいちゃんが秘密の墓場を教えてくれて、猫を埋めます。するとその夜、、、。


ナイト・シャラマン監督のような見せ方の恐さ。

独りよがりな家族愛、がテーマの一つでしょうか。


トラックの轟音や、主人公夫婦が抱える閉ざしたい過去の出来事に、眠気が吹き飛びます。


ハラハラドキドキ度 ☆☆☆☆☆

居眠り度 (マイナス☆)眠気が吹き飛びます

感涙度 ☆


総合 ☆☆☆☆

1月22日の信州

2020年01月27日 12時04分12秒 | 写真
誕生日の前日に伯母が亡くなるとは。

そんな分けで出掛けた故郷の信州。


西をみれば、駒ヶ岳に雪が。






東に振り返れば、仙丈ケ岳が雪化粧。




屋外に置いてあったおけの水は一晩でこの通り。




暖かい地方に気候になれてしまった体には、

信州の寒さはこたえます(笑)

将棋の王将戦

2020年01月14日 15時07分01秒 | ささいなことですが
将棋の8大タイトル戦一つ、

大阪王将杯王将戦7番勝負の第1局が12,13日、掛川市でありました。

将棋盤をはさんで向かい合う対局者を間近に見られる貴重なチャンス。

だれもいなくても緊張感がある対局室ですが、

対局者が入室するとさらに空気が重くなる感じです。




大盤解説もあり、

対局者の指し手をリアルタイムでプロ棋士が説明してくれます。

担当のプロ棋士も豪華なメンバー。



まずは神谷広志8段と青野照市9段。




続いて佐々木大地7段と中村修9段。





加藤桃子女流棋士も参加してくれました。





きょうもいい一日でした ^^




今日見た映画「パラサイト 半地下の家族」

2020年01月13日 21時40分33秒 | 本・映画 は(ば・ぱ)行
映画「パラサイト 半地下の家族」



一家4人がともに失業中で半地下に暮らすキム一家が、

身分を偽ってIT企業の社長の豪邸に次第に入り込んで寄生(パラサイト)し、

裕福な生活の一部を享受するコメディーかと思いきや、

次第にサスペンス調になっていきます。



キム家の長男が、友人の大学生から金持ちの象徴の石を受け取ると共に、

IT企業の社長令嬢の家庭教師を頼まれます。

それをきっかけに、キム家の長女は美術を通じて発達心理学の学生として入り込み、父親は運転手に。

さらには母親までもが、家政婦としてまんまと入り込むことに成功します。


社長一家がキャンプに出掛けた晩、キム一家は社長の豪邸で酒盛りを始めるのですが、

その深夜、キム一家によって追い出された元家政婦が顔を傷だらけにして

「地下に忘れ物をした」と戻ってきます。

さらに社長一家も「大雨でキャンプ場が大変」

といって急きょ寄託することに。

ここから一気にサスペンス調に変わります。



裕福な家と貧乏な一家の差が象徴的に表現され、

地下や半地下に暮らす人々の嘆きが散りばめられています。

「におい」がキーワードになる映画。

ラストに向かって物語は急加速します。



世間知らずの社長夫人と、社長令嬢がかわいかったなあ。


はらはらドキドキ度 ☆☆☆☆☆

感涙度 ☆☆

居眠り度 ☆


総合  ☆☆☆



もうひと言

小学生くらいの社長の息子がモールス信号で地下にいる人の存在に気付きそうだったのに、

その伏線は回収されずじまい。

社長令嬢と、家庭教師になったキム家の長男とがすぐに恋仲になるのも

ちょっと不自然かな。

というのも、元の家庭教師(長男の友人)は

「彼女と真剣に交際を考えている」

って冒頭に言っているくらいだから、

彼女だってその気になっていたのではないのかな。

キム家の長女が社長の車の中にわざと置いてくるパンティーで、

若い運転手が解雇される理由が分からなかったな。




さらにひと言

社長夫人の脳天期ぶりはいやみがなくて良かった。

社長も、映画やドラマでよく描かれる大金持ちにありがちな傲慢(ごうまん)さがなかった。



今日見た映画「カイジ ファイナルゲーム」

2020年01月13日 19時59分16秒 | 本・映画 か(が)行
映画「カイジ ファイナルゲーム」




2020年の東京オリンピックが終わった後の急速に景気が冷え込んだ日本で、

日雇い労働のその日暮らしのカイジが主人公。

多額の借金を抱えた政府が借金返済のために庶民の預金を封鎖し、

新貨幣をつくり一部の富裕層だけが潤う社会をつくろうとします。

それを阻止しようとする金持ちに乞われ、カイジが大博打に挑みます。




金持ち同士が全財産を賭けてゼロか百かのギャンブルをするなど、

有り得ない設定もありますが、人の情けに頼る場面や、

ギャンブルの相手の心理を読みあう展開は楽しめます。


エンドロールを見ていたら、原作者の福本和也さんも出演者に名前を連ねていました。


ハラハラドキドキ度 ☆☆☆☆

居眠り度 ☆☆

感涙度

総合 ☆☆



もうひと言

政治家が私利私欲のために情報を独り占めしたり、

仲間内だけで共有したりして

一般庶民から搾取する構図が

なんだかシリアスです。

今日の中田島砂丘(2020年1月11日)砂丘なのに断層

2020年01月11日 18時56分36秒 | 写真
中田島砂丘に人が多いとなんだかうれしくなります。




公園入り口のサザンカ通り




防潮堤からは今日も富士山が見えました。




波打ち際では、物思いにふける女性も。



(海にピント)





(人にピント)




(手前の砂にピント)


砂塵にかすむのもなかなかいいかも。



しばらく歩くと、養浜場に着くわけですが、波が高かったせいかけっこう削られて

断層になっています。




正面から見るとこんな感じ




とても砂丘とは思えませんよね。

こんな景観でいいのかなあ。

しかも断層の中にはビンやらビニール袋やら
ペットボトルやら空き缶がたくさん。



これらが海に流れ出すのだろうか。

養浜場を設けたのは市だか県だか。

どう対処するのだろう。







今日のお友達はこちら。



1羽だけだと思っていたら

2羽、いました。



カモメの近くに楕円形の何かが。

「もしかして、カモメの卵?」

と望遠撮影。




もっと望遠にしてみると… … …

ヘルメットでした ^^





今日の宝物







今日の中田島砂丘(2020年1月8日)カメラの威力

2020年01月09日 19時55分59秒 | 写真
風が強い中田島砂丘です。



防潮堤まで上ると、

ほおにビシビシと音を立てて砂が当たっているんじゃないかと思えます。

遠くに見えるイカ釣り漁船。



新しいカメラのレンズのおかげで、ぐっと引き寄せられます。



2000㍉相当まで伸ばすと、ほら、この通り。





強い風でしぶきも上がります。





でも、早く動く被写体には追随するのが難しそう。



なかなかピントが合いません。

同じ飛翔体でも、動きが遅ければ大丈夫そうです。




防潮堤の上で体をくるりと回して街側を見てみます。



アクトタワーもこんなに近くに。



アクトタワーのヘリポートまで観察できます。




天気がいいと、富士山も望めるようです。



防潮堤には反対なのですが、こういう景色を見られるので、ちょっと悔しい気がします ^^


砂丘の砂を補充するために県だか市が設けた「養浜砂」(写真の左側)



大きな波が来ると、砂山を削って浜に砂を補給する仕組みらしいのですが、

砂山の中に埋もれているごみも顔を出します。

今日は大きなタイヤが出ていて、これが重いのなんの。

久しぶりにたくさんの汗をかきました。

今日の宝物




宝物を片付けていたら、月が顔を出しました。






近くには、ちびちくりん1号~3号のような置物もあって、

ほっこりとしました ^^



今日もいい一日でした。














今夜見た映画ブルーアワーにぶっ飛ばす」

2020年01月03日 23時51分29秒 | 本・映画 は(ば・ぱ)行
映画ブルーアワーにぶっ飛ばす」





実は「最初の晩餐」



を見ようと出掛けたのですが、

公開が明日からだったので「ブルー~」を見てきました。




東京で暮らす30歳の女性プロディユーサーの砂山(夏帆)は、

将来がないと悲観しています。

祖母の快気祝いをと、茨城の家族に呼ばれて

大嫌いな田舎に帰ることにするのですが、

同行するのが清村という謎の女性。



田舎では引きこもりで教師の兄や、

働かない父、

「だれも食べてくれないから」と食事を作るのを拒否する母らが暮らしています。

清村と連れだって出掛けたスナックでは

エロトークしかしないおやじたち。

愛想笑いをする砂山に、スナックのママが

「そんな笑いじゃ、ブスだからね」

と言い放ちます。



祖母を見舞う砂山。

次第に自分自身を見詰める旅に変わってゆきます。




冒頭の子ども時代の夏帆が一人で遊ぶシーンで、

「きっと二人一役なんだろうなあ」と想像できます。


祖母が病室で砂山に手渡してくれるティッシュにつつんだお札、

引きこもりの兄の演技など、

じーんとくるシーンはいくつかあり、

最後まで引っ張られるのですが、

二人一役のイメージがわきません。

夏帆の家族やスナックのママにも、

清村が見えているようで、

ドラマに没頭できませんでした。


ハラハラドキドキ度 ☆☆

居眠り度 ☆☆☆☆

感涙度

総合 ☆






もうひと言

清村が乗る車がフィアット「パンダ」。

砂山から「車の所有は都会じゃ無駄」

と言われても、

「行動が軽快になる」

と意に介しません。

てるりんも30代前半のころ、「パンダ」に乗っていました。

冬になると暖房が壊れるという愛すべき車。

ラジオも時計もオプションで、もちろんエアコンなんで付いていません。

後部座席にラジカセを積んでカセットで音楽を聞いていました。

ある日のデートで八ケ岳美術館に行ったときのこと。

がらがらの駐車場に「パンダ」が一台駐まっていたので、

隣に駐車し、美術館を巡りました。

帰ってきたら、お隣の「パンダ」はもういません。

彼女と「どんな人たちが乗っていたんだろうね」

と話し、さあ、出発~と思ったとき、ワイパーに紙がはさんであるのが見えました。

車から降りて紙を広げてみるとそこには

「先輩。クーラーぐらい、付けましょう」

と書かれていました ^^








あしあと