ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

昨夜読んだ本「翼がなくても」

2021年08月31日 14時23分23秒 | 本・映画 た(だ)行
本「翼がなくても」
中山七里著



将来のオリンピック選手と嘱望される200メートルスプリンター沙良が交通事故に遭い、

片足を切断する運命にみまわれる。

車を運転していたのは幼なじみの若い男。

その彼が事故直後に死体となって発見されるミステリー。

どんでん返しの王者、中山の筆力が冴えます。



パラリンピック期間中に読めて幸せでした。




悪徳弁護士、御子柴礼司が登場し、

弁舌爽やかに偽善者を切り捨てます。




交通事故で片足を失ったスプリンター沙良に対して、

「片足でも生きていくしかない」というような意味の言葉を投げかける御子柴弁護士に、

刑事の亜香里が「同情しないのか」というニュアンスで詰問した直後。

御子柴はこう切り返します。

「本人の力にもなってやれないくせに、

ただ同情するふりをするのは単なる自己満足に過ぎない。

自分を善人だと思いこみたいがためにね。

本人にしてみれば迷惑以外の何物でもない。

第一、君が同情してやることで彼女の足は元に戻るのか。

撃ち落とされた人間の絶望とやらを緩和してやることができるのか。

それができないのなら、軽々しく他人の不幸を口にするな。

軽はずみな同情と軽はずみな虐待は、根が同じだということを知らないのか」


かなり同感です。





「片足でなぜそこまで頑張るのか」と

中傷するような言葉を知り合いから投げかけられた沙良に、

沙良のトレーニングを手伝う東大生が、

「僕たちの世代ってことある毎に、

あなたたちは皆特別なオンリーワンとか言われ続けていたでしょう。

先生の言うことを真に受けるヤツもいたけど、

賢いヤツらは早くからそんな世迷い言なのを見抜いて、

聞いたふりだけしてきました。

だいたいナンバーワンを目指さない人間がオンリーワンになれる訳もない」

と言います。

どんな身体になってもナンバーワンを目指す沙良への最上の励ましのように感じます。



☆☆☆☆☆

今日の中田島砂丘(2021年8月28日)

2021年08月30日 20時59分06秒 | 写真
日中は暑いのですが、風にはほんのり秋の気配を感じます。

今日は中田島砂丘ではなく、数㌔東の五島地先へ。




お友達はカモメのような鳥でしたが、

後ろ姿なので分かりませんでした。




今日の宝物はこちら。




秘密の場所に運んだら、先人たちがぼくの10倍ほどを集めていた。



みなさん、お疲れさまでした。

ちょっと前に見た映画「グランパ・ウオーズ」

2021年08月30日 13時17分35秒 | 本・映画 か(が)行
映画「グランパ・ウオーズ」




妻に先立たれ、身体が衰えてきたものの思い出の家を離れられないおじいちゃん(ロバート・デ・ニーロ)が、

娘の説得で娘夫婦の家で暮らすことになったドタバタを描くホームコメディ。

部屋をおじいちゃんに明け渡し、屋根裏で暮らすようになった孫が、

部屋の奪取を目的におじいちゃんに数々の嫌がらせをしでかします。


ハラハラドキドキ度 ☆☆☆

居眠り度 ☆

感涙度 ☆☆


総合 ☆☆☆


家族で楽しめます。

ちょっと前に見た映画「SNS」

2021年08月30日 13時14分30秒 | 本・映画 あ行
映画「SNS」



幼く見える成人女性の俳優3人に12歳の女児を演じさせ、

SNSでやってくる人たちとチャットやメール交換させるトルコのドキュメンタリー。



10日でやってきたのは2500人のアホな男たち。

中には、子どもたちを集めたキャンプの指導者がいてビックリ。

実はぼくもキャンプの指導者を何年もしているし、

毎月2回ほど園児とボール遊びをしているし。

もしかしたら周囲の誰かはぼくのことを

「危険な男」とか「危ないおじいちゃん」と見ている人がいるかもしれないと、

感じてしまいます。


幼い女の子に欲情するのと小児性愛は違うということをしりました。


ハラハラドキドキ度 ☆☆☆☆

居眠り度 

感涙度


総合 ☆☆☆☆

ちょっと前に見た映画「唐人街探偵 東京ミッション」

2021年08月30日 13時09分52秒 | 本・映画 た(だ)行
映画「唐人街探偵 東京ミッション」



香港の私立探偵二人組が難事件を解決するシリーズ第三弾。

今回はヤクザの組長が殺された事件に挑みます。

東京の探偵(妻夫木聡)にも依頼が舞い込み、

関係のある女(長澤まさみ)を巻き込んでドタバタ劇が展開されます。


ハラハラドキドキ度 ☆☆☆

居眠り度 ☆☆

感涙度


総合 ☆☆

今日の中田島砂丘(2021年8月8日)ブタの楽園

2021年08月14日 21時22分06秒 | バスケット
写真データを取り出せなかったので、

10日よりも遅くの報告になってしまいます。

天気もよく遠くまで見通せる中田島砂丘です。

波も穏やかです。




今日のモニュメントはこちら。



近くにいたサーファーのお兄さんに尋ねたら

「置いた荷物の目印ってぇ意味もありますね。

それは細い棒」

では、太い棒は ?

「太い方はね、浜から離れてサーフィンしているときに、

自分がどの位置にいるのかを知るためのもの」

と親切に教えてくれました。

棒の近くにビーチサンダルがあっても、

持って行かないようにしますね。




歩いていたらブタの楽園を見つけました。

小さな石の島の上でブタたちが遊んでいます。



? ? ?

楽園の暮らしを楽しんでいるのはブタだと思ったのですが、

よ~く見ると

ネコかもしれない… … …







今日は二箇所で実施したので、

宝物の写真は二枚です。





最近みた映画「お終活」

2021年08月14日 18時45分24秒 | 本・映画 あ行
映画「お終活」




仕事や子育てが一段落した熟年の大原夫婦(橋爪功、高畑淳子)の日常をを

コミカルに描いたファミリードラマ。


夫真一が定年退職して一日中家にいることで、妻の千賀子は「夫原病」になり、

口げんかが絶えません。

真一はマージャン仲間に妻の愚痴を言い、

千賀子はコーラス仲間に真一の駄目だめぶりをぶちまけ、熟年離婚寸前に。

そんな時に娘(剛力彩芽)が知り合った葬儀社の社員が、

大原家を訪れて終活を勧めます。

その社員自身も、「この仕事は人さまに喜ばれているのだろうか」と

悩んでいたところ。

ひょんなアイデアを提案することで、大原家の進む方向が替わり始めます。


ハラハラドキドキ度 ☆☆☆☆

居眠り度 ☆

感涙度 ☆☆☆


総合 ☆☆☆☆



最近みた映画「2001年宇宙の旅」

2021年08月14日 18時33分58秒 | 本・映画 な行
映画「2001年宇宙の旅」




スタンリー・キューブリック監督の名作。
挿入曲の「ツァラトゥストラはかく語れり」も知られています

てるりん的「何回見ても理解不能映画3本」のうちの1本。



類人猿のグループが跋扈する草原。

突如として出現した黒い板「モノリス」に触れたグループは知恵が付き、

闘いの末に勝ち取った獲物の骨を天高く放り投げると、

その骨が宇宙船に替わります。

宇宙船は月面に何者かが設けたモノリスの調査に行き、

モノリスから木星に向けて強力な電波が放出されているのが分かります。

木星のモノリス探査に出発する宇宙船に搭載されているコンピューターはHAL(IBMの一歩先を行くと意味で、アルファベット順で1文字前の3文字を使っています)。

そしてHALは「人間は世界を破滅に向かわせる」として

乗組員の抹殺を図り始めます。


HALの反乱からなんとか逃れた一人の乗組員ですが、

光の渦の先に見た物は、

豪邸の広い一室で一人でわびしく食事をする老人。


う~ん、今回も分からなかった。

ものの本によると、

人類の核戦争回避というテーマがきっかけらしい。


ハラハラドキドキ度 ☆☆☆☆

居眠り度 ☆☆☆

感涙度

総合  評価不能


【ちょっと一言】

冒頭、2分も暗い画面だった。
BGMが大きすぎました。

あしあと