ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

ちょっと前に見た映画「すばらしき世界」

2021年03月07日 15時59分28秒 | 本・映画 さ(ざ)行
映画「すばらしき世界」





犯罪10犯の男(役所広司)が冬の刑務所から十五年ぶりに

出所するところから始まるヒューマンストーリー。



十五年ぶりの実社会はおどろくほどのかわりようで、

男は戸惑うばかり。

正義のためにふるう鉄拳もすぐに暴力だとされてしまいます。



役所広司の演技がいい。

刑務所から出所した役所広司の半生をドラマにしようとするテレビディレクター

(長澤まさみの部下)の小心さが、ぼくに似ていて好感が持てます。

役所広司がよく買い物をするスーパーの店長(六角精児)もあなどれない。


感涙度 ☆☆☆☆☆

ハラハラドキドキ度 ☆☆☆☆

居眠り度


総合 ☆☆☆☆☆

昨日見た映画「野球少女」

2021年03月07日 15時55分40秒 | 本・映画 や行
映画「野球少女」





プロ野球選手を目指す女子高生を描いたファイトストーリー。

彼女の強い信念には舌を巻きます。

学校の成績の悪い彼女を思うがあまりに厳しくあたる母親が物語にスパイスを利かせます。

宅建試験を目指す収入のない父親は隠し味というところでしょうか。


居眠り度 ☆☆☆☆

ハラハラドキドキ度 ☆☆☆

感涙度 ☆☆☆☆☆



総合 ☆☆☆☆

昨日見た映画「太陽は動かない」

2021年03月07日 15時51分24秒 | 本・映画 た(だ)行
映画「太陽は動かない」



組織に24時間に一回、連絡しないと、

胸に埋め込まれた爆弾が爆発する運命を背負ったエージョンとが、

国家のために働くアクションムービー。


手を抜いた「ミッション・イン・ポッシブル」という感じでしょうか。

ふんだんな海外ロケなのに、なぜか豪華さや重厚さが伝わってきません。

冒頭、太陽電池の材料で世界の覇権を狙う中国企業に捕らえられた仲間(市原隼人)

を助け出すシーンはなかなか見応えはあります。

その後は、(いくらなんでもありえんだろうという意味で)

ぷっと吹き出してしまうようなシーンが数カ所に。

居眠り度 ☆☆☆

ハラハラドキドキ度 ☆☆☆☆

感涙度

総合 ☆☆

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最近見た映画「さんかく窓の外側は夜」

2021年03月04日 16時40分15秒 | 本・映画 さ(ざ)行
映画「さんかく窓の外側は夜」





霊が見える若者(しそんじゅん)と除霊師(岡田将生)が織りなす

青春オカルトムービー。

連続猟奇殺人事件の容疑者が除霊師と協力して

犯人を割り出す手助けをするという急展開。

新興宗教と除霊師に関係があったとか、

あと出しじゃんけんのようなストーリーは、

少しひきょうじゃないかな。



この映画を見ようと決めた自分が悲しい。

途中で退席しても良かったんだけれど、

「もしかすると、この後に怒濤(どとう)の展開があるかもしれない」

というわずかな希望を抱いて

居眠りをせずに最後まで見てしまいました。






ハラハラドキドキ度 ☆☆☆

感涙度

居眠り度


総合 金返せ~。


早朝に読み終えた本「無実の君が裁かれる理由」

2021年03月04日 14時35分42秒 | 本・映画 ま行
本「無実の君が裁かれる理由」

友井羊著者




司法試験を目指す大学2年の牟田幸司と、同じ大学で心理学科4年の遠藤紗雪が、

事件の犯人にされてしまいそうな市民の無実を解き明かしてゆく連作短編集。


第一話では牟田がストーカー扱いされ、

バイト先のイタリアンレストランの店長祁答院の知り合いの遠藤の力冤罪事件の力をかり、

周囲の誤解を解きます。


第2話は、無実でありながら、部活仲間の将来のためや、

厳しい指導者からの圧力でやってもいない器物損害を認めてしまう大学生を助けます。


第3話は冤罪事件になりがちな痴漢が題材。

牟田の父親の裁判官の使命が語られます。



第4話では、15年前に殺人事件の容疑者として逮捕され、

公判中に自殺してしまった遠藤の父親の事件の真相が明らかになります。



静岡県で起きた袴田事件を思い起こさせる証拠のねつ造にも触れています。

無実の自分の訴えを誰も聞いてくれないという冤罪の話を読むと、

眠れなくなります。

ただいま午前3時30分。

新聞配達のバイクの音が聞こえてきました。


☆☆☆☆



冤罪はなかなかなくなりません。

昨今、未成年誘拐略取の容疑で逮捕される案件が散見されますが、

ホントに逮捕された容疑者は悪人なのか、

という疑問を感じることがちょくちょくあります。



というのも、22歳の男性会社員が未成年略取の容疑で逮捕された最近の事件では、

18歳未満の女子高生が被害者とされています。

彼女は会員制交流サイト(SNS)で知り合った男性会社員と午後八時ごろに落ち合い、

彼の車に乗り込み、深夜に自宅近くまで送ってもらっています。

この間に家族が警察に届けを出したため、

男性会社員が「未成年略取」の疑いで逮捕されました。

男性会社員は悪人でしょうか。

てるりんは疑問に感じます。



教え子の身体に触ったとしてわいせつ容疑で逮捕される教員も数々いますが、

これまでの経験から何割かは冤罪だと思っています。


ある小学校の体育の授業で、児童が腹筋運動のようなポーズを取るシーンがありました。

おなかが落ちて背がそっている児童に、教諭が

「おなかをもうちょっと上げて」

と、おなかに手を添えて正しい姿勢にします。


もしかすると、教諭におなかを支えてもらった児童は帰宅して夕食時に

「先生におなかを触られた」と話したとします。

だんだんと話しに尾ひれが付いて、

「わいせつ行為」ということになってしまう可能性は排除できません。

おなかを支えてもらった本人が言わなくても、

そのシーンを見ていた別の児童が家族に

「あの先生が、お友達のおなかにさわっていたよ」

と言うかもしれません。


別の機会に訪れた中学校では、先生が生徒に慕われているせいか、

休み時間に女子生徒が先生の膝の上に乗っていくのを見かけました。

女子生徒にしてみれば、「おとうさんやおじいちゃんにだっこしてもらう」

くらいの感覚だったでしょう。

でもその光景を見た別の生徒が、だれかに報告したことで、

事実が少しゆがめられて伝わってしまうこともあるでしょう。

男女の関係に関心を持ち始める思春期の彼ら、彼女らのことです。



もしかすると、どちらの行為も「セクハラ」とか「わいせつ」

と認定されるケースもあるでしょう。

当事者たちの思いとは別の場所で。

岐阜城に登ってみた

2021年03月02日 16時45分28秒 | ささいなことですが
岐阜城に登ろうと思い、いざ出発。



なんだかふるさと長野県の風景に似ているなと思ったけれど、

どちらも海なし県だし、隣接しているんだから、

似ていて当然ですよね(笑)


登る前には腹ごしらえは必須です。





やっと岐阜市の金華山のふもとに到着するわけですが、

岐阜城がそびえるのは金華山の山頂。

見上げる場所です。





上るルートはいくつかあります。





ロープーウエイもあります。




健脚を誇るてるりんは自分の足で登ります。



石畳、といおうか、大きな石をいくつも積み上げている、というのか、

そんな道です。


途中から北側を見ると、けっこう登った感じがします。





途中にあるのが「りす村」。

子どもたちに人気のようです。




岐阜城の雄姿がやっと見えてきました。




木々の間に見えます。




入場を払って内部へ。




金の瓦だって。





岐阜城の全容がわかる合成写真も。




織田信長といえば「天下布武」。



その印があります。




城主信長のよろいも。




いずれも歴史を感じます。


天守閣から見る岐阜市内もなかなかのもの。















帰路は、急坂ではなく、ファミリーコースを選ぶ老人のてるりんです(笑)



今日もいい一日でした。


最近読んだ本「星々の舟」

2021年03月01日 15時49分51秒 | 本・映画 は(ば・ぱ)行
本「星々の舟」



村山由佳著

禁断の恋だと知り悩む兄と妹、他人の恋人ばかりを好きになってしまう末娘、

団塊世代の長兄は自分の居場所を探し自宅から離れた場所で家庭菜園を始め、

父は戦争中の苦い出来事を忘れられずに苦悩し、孫娘は母親の呪縛から逃れようとあがく。


そんな家族も見えない線で結ばれた星々のように、暗い空を漂って行きます。


☆☆☆

あしあと