ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

最近読んだ本「散り椿」

2019年01月15日 12時17分46秒 | 本・映画 た(だ)行
葉室麟著

誠実であろうとするがために、生きづらさを抱える武士たちを描いた歴史小説。


扇野藩の勘定方の瓜生新兵衛は、上役の不正を訴え出たがために藩を追われ、

妻の篠とともに清貧の暮らしを続ける。

篠のいまわのきわの言葉に従って藩に戻った新兵衛を待っていたのは、

藩を牛耳ろうとする家老と、不正を正そうとする志士らの内紛だった。




☆☆☆☆☆


映画「散り椿」も良かったけれど、

本も最高の部類の一冊です。

最近観た映画「生きてるだけで 愛」

2019年01月14日 18時03分25秒 | 本・映画 あ行
映画「生きてるだけで 愛」






芥川賞作家の本谷有希子の同名小説を趣里の主演で映画化。


過眠症で引きこもり気味でわがままな無職の(趣里)は、

ゴシップ雑誌の編集者の津奈木(菅田将暉)の部屋に転がり込んで同棲しているのですが、

津奈木が疲れて帰ってきても慰めるわけでもなく、

逆に自分の感情をぶつけてしまい当たり散らす女性。

ある日、津奈木の元恋人の安堂(仲里依紗)がたずねてきて、「別れてくれ」と切り出し、

無理矢理にカフェバーで働かせます。



カフェバーを経営する夫婦が優しい人たちで、

過眠症のため何度も遅刻する寧子を受け入れます。

一歩の津奈木は、ゴシップ記事を執筆するのに嫌気が差し、

編集長と喧嘩をしてしまい、クビを言い渡されます。

その晩。

寧子はカフェバーの夫婦らと夕食中、ウォシュレットの怖さを蕩々と述べるのですが、

それが伝わらないもどかしさから店の便器を壊して飛び出し、

町中を服を脱ぎながら走り抜きます。



登場人物には共感できません。

ぐうたらで後ろ向きに生きる寧子を見ていると、

自分が若い頃にしでかした恥ずかしい出来事がたくさん思い出されてきて、

ドキドキが早くなります。


はらはらドキドキ度 ☆☆☆☆

居眠り度

感涙度 ☆☆☆☆


総合 ☆☆☆☆




【もう一言】

後味が悪い映画です。

でも、引き込まれてしまいます。

負の感情がわき起こりますが、

「感情の起伏が起きる」という意味では、

いい映画だと思えます。



【さらに一言】

ぐうたらだとかうつだとかの人たちを受け入れるのは、

それはそれでいいことでしょう。

でも、理解しようとする、という姿勢の方が、もっと大切ではないかと

考えさせられる映画でした。






今日の中田島砂丘(バイクで日本一周)2019年1月14日

2019年01月14日 17時52分09秒 | 写真
この写真を見て、砂丘だなんて誰も思わないでしょうね。





今日の遠州灘は大漁みたい ^^




釣り人が多いし、

こんな大物を釣り上げた人も。




30センチを超えていそうなヒラメです。



砂丘入り口では、バイクで日本一周をしている一人旅の青年(26歳)に出会いました。







今日の宝物。


最近観た映画「大人の恋は、まわり道」

2019年01月11日 14時21分01秒 | 本・映画 あ行
映画「大人の恋は、まわり道」





キアヌ・リーブスが偏屈な男性フランクを、

ウィノナ・ライダーが理屈屋の女性リンジーを演じる大人のラブロマンス。



わけあってリゾート地の結婚式に招かれる二人の珍道中が描かれます。

二人は初対面。空港で初めて会ったときから毒舌合戦が始まります。


披露宴の最中に会場を抜け出した二人に、ある災難が待ち受けているのですが、

それを機に仲が進展します。


ほぼ二人しか登場しない映画。

「こんなことで仲良くなれるの」

といったつっこみはしてはいけません。

自分の理論に合っていれば、

相性などはどうでもいいのです ^^



はらはらドキドキ度 ☆☆

居眠り度 ☆☆☆☆

感涙度☆


総合 ☆☆


今日の中田島砂丘(カモメとカラス)2019年1月10日

2019年01月10日 21時24分08秒 | 写真
この冬いちばんの冷え込みだった10日。

風も強くてレジ袋のような軽いごみはすぐに待ってしまって大変です。




防潮堤の北側には観光客のためでしょうか、

上り口ができつつあります。

便利なような気もしますが、自然の砂丘がどんどん失われていく悲しみも感じます。



防潮堤に登ると光芒が久し振りに見えました。




「あのウミガメはどうなったかな。

波に乗って海に戻ったかな」

と考えながら浜辺を歩いていると、

だれかがお墓を造ってくれてありました。





ありがとうございます。




今日は釣り人も多い。

小魚が波打ち際に来ているのかな。

カモメとカラスも群がっていました。




つものように宝物を拾って

風車広場に戻ります。







だいぶ前に見た映画「メカニック・ワールドミッション」

2019年01月09日 14時15分48秒 | 本・映画 ま行
映画「メカニック ワールドミッション」



鍛え上げられた肉体と頭脳を駆使し、

精密機械のように暗殺任務を遂行することから「メカニック」と呼ばれる殺し屋ビショップが主人公のアクション映画。

殺し屋稼業から足を洗い、平穏に暮らしていたビショップの前に、

幼い頃に一緒に暗殺者として育て上げられたクレインが現れます。

クレイン世界を裏で操るフィクサーでもある武器商人の暗殺を依頼。

最初は断っていたビショップでしたが、クレインに人質を取られ、

やむなく暗殺を遂行することになります。


はらはらドキドキ度 ☆☆☆☆

居眠り度 ☆

感涙度 ☆


総合 ☆☆☆

最近観た映画「バッド・ジーニアス」

2019年01月08日 08時58分07秒 | 本・映画 は(ば・ぱ)行
映画「バッド・ジーニアス」





天才少女が、落ちこぼれの資産家の息子を米国の大学の入学試験に合格させようと、

仲間と手を組んで不正を主導する青春ミステリー… かな。




天才少女リンは教師の父親と二人暮らし。「娘をいい有名進学校へ」と、

少ない貯金をはたいて進学させたのですが、

当の少女はそれを心苦しく感じています。

そこへわいて出てきたのは、資産家の息子の留学話。

高額でカンニングを請け負います。


ただ、カンニングするには高い障壁があります。

気の会わない男子生徒バンクを引き込むのですが、

しだいに相手の基地を理解するようになり… …。





前半は居眠り度60%だったけど、後半はハラハラドキドキ度99%。

リンとバンクの恋の物語になるかと思ったけど、違った。

こんな終わり方もいいかな。

隣に座って鑑賞していた女性は号泣でした。



はらはらドキドキ度 ☆☆☆☆☆

感涙度 ☆☆☆

居眠り度 ☆☆☆



総合 ☆☆☆☆


今日の中田島砂丘 2019年1月2日(初詣でも)

2019年01月03日 09時14分43秒 | 写真
初詣では八幡神社で。





ちびちくりん2号が「しまったぁ。おうちを一年間守ってくれた破魔矢を忘れた」

というわけで、

いったん自宅に戻ってから、今度は五社神社へ。




五社神社はすごい人込み。

お守りや破魔矢を受け付けている場所にちびちくりん2号が向かいます。

ちびちくりん3号が「ちゃんと行けるかな」と心配をする優しい3号。

ところが直後に「あ、私も持ってたぁ」

と慌てて駆け出しました。



そんなアホな娘たちをつれて砂丘へ。




ぷちわがままな3号をおんぶする2号 ^^







広い砂丘を喜んで走り回る2号と3号ですが


砂丘では少しだけですが、ごみを一緒に拾ってくれます。




そして拾ったゴミは「燃えるごみ」に。

元日の中田島砂丘 2019年1月1日(ウミガメとヘルメット))

2019年01月01日 15時03分55秒 | 写真
元日の中田島砂丘に出かけてきました。


波見る教の信者たちは健在です。




一緒に世界の平和を祈ります。



波で運ばれた石で砂が固まり、

河岸段丘の形状をみせている場所もあります。








海岸線をしばらく歩いたら、

今日のお友達を見つけたのですが 

閲覧中委です。

























遠州灘で回遊していたのでしょうか。

残念です。



アカウミガメの保護活動をしているNPO法人

サンクチュアリエヌピーオーによると、

アカウミガメの餌はクラゲ。

そのクラゲと間違えて、波間を漂うレジ袋を食べてしまい、

満腹なのに栄養不足で死んでしまう事例がけっこうあるらしいです。


最近の課題のマイクロプラスチックも原因かもしれません。




背中を観察すると、長い年月を生きてきた証が見えました。



合唱


そんな不運なウミガメを少しでも減らせられればと、

今日も拾います。






マイクロプラスチックは世界の塩の8割ほどからも検出されているとか。

人間の便からも見つかっています。

どうすれば防げるかは自明なのですが、

難しいですね。




みなさま、あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

あしあと