ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

さいきん読んだ本 「知的生き方教室」

2016年01月30日 16時52分33秒 | 本・映画 た(だ)行
「知的生き方教室」





どう生活すればいいのかとか、

知的生き方とはどんな生き方なのか、

といった指南書ではありません。

むしろ、読者を煙に巻く感じの文体が続きます。



「周りから知的な人と思われたい」

とか

「知識人に見られるにはどうすればいいか」

などを期待してこの本を手にすると

2、3ページ読んだよところで

本を投げ捨てたくなります。



純文学はエロ本よりも需要が低い。

エロ本は何度でも手にとってもらえるが、純文学はそうはいかない。



純文学の旗手はこう嘆きます。

なるほど、確かに。



☆☆★

映画「信長協奏曲」

2016年01月30日 16時27分35秒 | 本・映画 な行
映画「信長協奏曲」





公開初日にTOHOシネマズに行ったら、

空いている席は10席ほどという盛況。

主人公の信長役の小栗旬の人気などでしょうか。

それとも、信長を支える家臣の池田恒興こと「つねちゃん」演じる向井理人気でしょうか。

というわけで、数日後の最終上映(午後9時10分)に行ったのですが、

それでも席は半分ほど埋まっていました。


「スターウォーズ フォースの覚醒」以上の人気の気がします。



ストーリーは、みなさんがご存じの通り。

現代の高校生三郎が戦国時代にタイムスリップし、

本物の信長から「身代わりになってほしい」と頼まれ、

右も左も分からぬまま戦国時代を生き抜くというマンガが原作です。


昨年はテレビドラマで人気を博しました。

映画は、その続き。

安土城を築いた信長が本能寺の変で明智光秀に討たれるまでが描かれます。


信長と同じ顔をした明智光秀。

本物の信長に村を焼き討ちされて両親を殺され、信長に復讐しようという秀吉。

原作者の独自の解釈を加えながら、教科書通りに歴史は進みます。


三郎の信長を「うつけ」と呼ぶ気丈な妻貴蝶。

素直に気持ちを打ち明けられない貴蝶と、

貴蝶の本心をなかなかくみ取れない信長のやりとりに、ほんわか来ます。

部下思いの信長の行動にも、おとこ気を感じます。


涙度 80
笑い度 80
わかりやすさ度 80

総合 ☆☆☆☆★




もう一言

八角堂の天守閣を持つ安土城の内部構造も興味をそそられます。


さらに一言

信長の「天下統一」の「天下」とは

天皇が住む京都そ、その週編の畿内一円のこととうのは、

最近の歴史学者の一致した見解とか。

安土城も、天皇の来訪を念頭に、まっすぐに天守閣に上れる道を設けているらしいです。

「火天の城」に詳しく書かれています。










中学一年生大会

2016年01月30日 16時19分51秒 | バスケット
バスケットボールの中学一年生大会が始まりました。

ファルコンズの卒団生のいるT中の会場に足を運ぶてるりんです。

といっても、都合で会場に到着したのは終了間際。

最後の1ピリしか観戦できませんでした。










上の写真を見て

「あれ、T中の選手じゃないじゃない」

という指摘はごもっとも。

なんと、カメラの設定を間違えて、

T中の選手の写真は暗く、

補正してもみなさまにお見せできる仕上がりにはならないため、

この写真にさせてください ^^


大会には男子38チーム、女性39チームが出場。

4、5チームずつによるリーグ戦を展開し、

各リーグの1、2位チームが31日の決勝トーナメントに進みます。


新年度のリーグに影響する大会とあって、

どのチームも熱気が違います。

2年生のアドバイスを受けながら、ボールに飛びついていました。


31日は男女の決勝トーナメントがあります。



最近読んだ本「まず石を投げよ」

2016年01月27日 22時11分36秒 | 本・映画 ま行
「まず石を投げよ」




黙っていれば誰にも気づかれない医療ミスを告白した、

というニュースを知った医療ライター菊川綾乃が、

医師の告白に疑問を持って取材を始めます。

医療ミスが公開されれば、患者の信頼は高まるのか。

それとも黙っていていいのか。


医療ミスとは何か。

輸血の血液型を間違えてしまったというような誰が見ても明らかなもの。

素人には分からないが、専門家が見れば分かるもの。
ミスを犯した本人しか分からないもの。

このうち3つ目の場合でも、公開する必要はあるのでしょうか。



本文中で医師が語ります。

「医師はいくら治そうとしても治らない患者を無意識に憎み、

同じく、患者も病気を治してくれない医師を憎んでいます。

患者は、医師にとって手を煩わせるやっかいな存在であり、

医師は、患者にとって頭を下げなくてはならない不快な存在です」と。



医師と患者が対等の立場になるのが、望ましい医療なのでしょうか。

医師が優位なままでは、医療は成熟しないものなのでしょうか。



がんの告知や余命の宣告など、高齢化社会では避けては通れない問題です。

患者に鳴る前に、自分自身なりに答えを見つけていないといけなそうです。


☆☆☆☆


一言

タイトルにある「石」は、「医師」を意味しているのでしょうか ^^

最近読んだ本「ブラックマジック」

2016年01月27日 22時07分05秒 | 本・映画 は(ば・ぱ)行
「ブラックマジック」





連続殺人鬼の記憶を持つ遺伝子研究者、

宗教団体「ツシマ」に復讐を企てるベンチャー企業の社長、

その「ツシマ」の代表、

家庭崩壊に直面するノンフィクションライター。

それぞれのきずを持つ四人が出会い、悲惨な結末への向かう長編小説です。



著者は、詩人大岡信と劇作家の深瀬サキの長男。

30代初頭で三島賞と芥川賞をもらっています。


追記

「ブラックマジック」と言えば、初歩的な物当ての手品のネタ。

☆☆★


コザクラインコ

2016年01月27日 09時08分21秒 | ささいなことですが
家に来てはや10年。

いろいろな笑いを家族にくれたコザクラインコの「さっちゃん」



てるりんの家で飼われて幸せだったのかな。

幼い頃に両親(親鳥)と別れさせられてしまったのだけれど。





先日、マイカーに乗って交差点で信号待ちをしていたら、

すぐ横に鳩が一羽、来ました。




「くー、くー」

と鳴き真似をしたら、寄ってくるような気がします。




鳥に好かれる鳥人間になれると、少しはうれしいてるりんです。

ミニバスの全国大会出場をかけたチャンピオンズカップ

2016年01月24日 19時08分37秒 | バスケット
ミニバスケットボールを大好きな少年少女が目指す全国大会。

その大会への出場権をかけたチャンピオンズカップが24日、ありました。

ファルコンズも出場です。

春のシャンソンカップで県6位。

秋のパナホームカップで県3位。

と徐々に順位をあげているファルコンズ。

ここで頂点までたどり着けるか… …





春のシャンソンカップでは県6位の好成績だったわけですが、

浜松地区大会や西部大会で1位だった訳ではありません。

苦しんで苦しんで、やっと結果を残してきたチームです。


春の大会では40点差をつけられて苦杯を喫したチームもありました。

選手たちの地道な努力、指導者の懸命な頑張り、保護者の暖かな応援が

ここまでチームを引っ張ってきたような気がします。


保護者といっても、10人のメンバーの保護者ばかりではありません。

コートに立たない選手もさまざまな力を貸してくれましたし、

コートに立たない選手の保護者の皆さんも、

全力で支援してくれました。


そして今日。

チャンピオンズカップのコートに選手たちは並ぶことができました。



1試合目は、パナホームカップの準決勝で負けた相手です。

今日のファルコンズはいつもと違います。

1Qから全力です。

2Qも、いい流れをそのまま持続します。



そしていよいよ決勝。

これまで学んできたことを、コートの上で全部出したことでしょう。

結果は準優勝でした。

飛び抜けて能力の高い選手がいるわけではありませんが、

チーム全体でこの高みまで登ってきたと思います。


6年生はもう少し、招待試合が残っています。

5年生以下は、いよいよ君たちが主人公になる番です。



今日はおいしいものをたくさん食べて(きっと何を食べてもおいしとおもうよ)

ゆっくりと休んで、

気持ちを切り替えて、明日から生活してもらえればと思います。

おめでとう。

お疲れ様でした。


高校バスケ新人大会

2016年01月24日 18時59分05秒 | バスケット
静岡県高校バスケ新人大会が24日、開幕しました。

男女とも地区大会を勝ち抜いた三十一校と、

全国選抜大会に出場した男子の沼津中央、女子の常葉学園が出場です。

初日は一、二回戦の計二十四試合。





強豪校が順当勝ちし、三十日の準々決勝にこまを進めました。

三十一日に準決勝、決勝、三決が沼津市民体育館であります。


上位三校は二月十三、十四日に岐阜市の岐阜メモリアルセンターで開かれる東海新人大会へ

出場します。




カナリアチームの応援に行きたかったのですが、

残念ながら行かれずじまい。

代わりに市立高校の応援をしてきました ^^

ちょっと前に見た映画「フレンチアルプスで起きたこと」

2016年01月23日 12時02分12秒 | 本・映画 は(ば・ぱ)行
「フレンチアルプスで起きたこと」





フランスの高級リゾートのスキー場に

バカンスでやってきた幸せそうな一家が見舞われる悲喜劇です。

ゲレンデに面したカフェでの昼食中に、雪崩が押し寄せてきます。

なんと、真っ先に逃げ出したのは父親。

家族にけが人はいませんでしたが、家族を置き去りにしたことを認めない父親と、

逃げたことをなじる母親の間に不穏な空気が生まれます。

微妙な緊張感とわずかなユーモアが全編を通して続きます。

マッチョな男でいたいと願いながら、情けない行動しかとれない父親に、

妙に感情移入してしまうてるりんです。


涙度 45

笑い度 45

わかりやすさ度 80

総合 ☆☆☆★

ちょっと前に見た映画「チャップリンからの贈り物」

2016年01月23日 11時53分35秒 | 本・映画 た(だ)行
「チャップリンからの贈り物」






1978年のスイスで実際に起きた、驚がくの事件をベースにした犯罪劇。

映画史に名を残す喜劇王チャールズ・チャップリンの遺体を盗み出し、

遺族から大金を取ろうとした少し間抜けな男たちを描きます。

奇想天外なストーリーと、家族思い、友人思いの情けない男たちに同情します。

チャップリンの息子ユージーンと孫娘ドロレスも出演しているようです。



涙度 3

笑い度 50

わかりやすさ度 90

総合 ☆☆☆☆

あしあと