ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

最近見た映画「親密な他人」

2022年05月25日 17時26分03秒 | 本・映画 さ(ざ)行
映画「親密な他人」



行方不明の息子、心平をネットで探す母親のもとに、

「心平を知っている」と若い男から連絡が入るのが発端。

若い男はオレオレ詐欺の受け子。ある事情から、

二人はアパートの一室で奇妙な共同生活を始めます。

若い男は、心平の運転免許証を持っていたり、

心平がカレーを異常に好きだという嗜好(しこう)を知っているのですが、

それ以上のことを母親に知らせようとはしません。

オレオレ詐欺の一段が若い男を探しに来たりもします。

母親はというと、勤め先に訪れた女性が連れている生まれたばかりの赤ん坊に

異常ともいえる愛を注ぎます。


ハラハラドキドキ度 ☆☆☆

感涙度 

居眠り度 ☆☆☆☆

総合 ☆


【ちょっと一言】

演出なのかもしれませんが、俳優陣のしゃべりのテンポが遅くて、

「早く物語を進めてよ」と思ったりします。










最近みた映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」

2021年10月10日 17時52分30秒 | 本・映画 さ(ざ)行
映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」




感染症から世界を救う方法を知っているという、

独房にいる凶悪犯がただ一人心を開く臨床心理士が誘拐され、

007に彼女の奪還とウィルス破壊が託さます。

その臨床心理士は5年前、ポンドと別れた女性。

彼女にはポンドと同じ青い目を持っていて、ポンドは「我が子か」と揺れ動きます。


そしてさらなる衝撃が観客を襲います。


ハラハラドキドキ度 ☆☆☆

感涙度

居眠り度 ☆☆


総合 ☆☆

【ちょっと一言】

まさか007シリーズがスパイ映画でもハードボイルドでもなく、

純愛アクション映画だったとは。


ちょっと前に見た映画「シャイニー・シュリンプス」

2021年09月27日 11時53分45秒 | 本・映画 さ(ざ)行
映画「シャイニー・シュリンプス」



水泳の全仏大会で銀メダルを取りながら、

同性愛者への差別発言で

ゲイの水球チーム「シャイニー・シュリンプス」のコーチをすることになったコル。

集中力が足りないチームメンバーをまとめるのに苦労する中、

さらに問題を抱える選手がいるのを知り、コルの気持ちに火が付きます。



実話にインスパイアされて作られた映画。

オリンピックやパラリンピックもいいけど、

ゲイやレズ、トランスジェンダーの大会があっても素敵だと思えときます。



ハラハラドキドキ度 ☆☆☆

居眠り度 ☆

感涙度 ☆☆☆☆

総合 ☆☆☆☆


【ちょっと一言】

しょうもない男たちの奮闘記。

ラストで水泳連盟の理事が「下品な連中だ」とさげすみますが、

一生懸命に生きた友人を見送るときには、これでいい気がします。

僕自身、僕の葬儀に来た人たちには笑ってもらいたいと思って

遺影やスライドショーを準備していますから。

なので感情移入しちゃうのかな。



【もう一言】

まじめに練習するシーンがないのに、試合で勝ってしまうのは

都合よすぎませんこと ?




最近読んだ本「真犯人」

2021年06月21日 15時29分33秒 | 本・映画 さ(ざ)行
本「真犯人」

翔田寛著




2015年8月、静岡県裾野市の東名高速沿いで男性の他殺体が見つかるのが発端。

男性は1974年8月に誘拐され殺害された5歳の男児の父親だと判明します。

しかしこの誘拐事件は迷宮入りし時効を迎えています。

男性殺害事件の捜査本部は、迷宮入りした事件の捜査担当者から当時の状況を聞くという、

三段重ねの構造の本書。

なかなか読み応えがあります。


☆☆☆☆

昨夜読んだ本「さよならドビュッシー」

2021年06月07日 13時03分04秒 | 本・映画 さ(ざ)行
本「さよならドビュッシー」

中山七里著



全身に大火傷をおいながらピアニストを目指す16歳の大富豪の親族が主人公の

青春スポ根小説、

と思って読み始めると、あれ大間違い。

すぐに火災が起き、

資産家のおじいちゃんと仲良しで一緒にピアノを習う従姉妹が

焼死してしまうミステリーに転調します。



ピアノコンクールを初めピアノの演奏シーンの描写は特筆もの。

真似したくてもできませんが、いつかはこんな文章を書いてみたいと、

嫉妬さえわきたさせる筆力です。

終盤では大掛かりなトリックも炸裂します。

早くページをめくりたくなる秀作。


☆☆☆☆

最近みた映画「サンドラの小さな家」

2021年06月04日 11時54分42秒 | 本・映画 さ(ざ)行
映画「サンドラの小さな家」



DVの夫から幼い二人の娘から逃れて避難施設で暮らす親子の苦労を描くヒューマンドラマ

ダブルワークをこなし、安住の地を探すのですが、なかなか見つからないサンドラ。

娘と安心して暮らすために自宅を新築しようと決意します。

仕事仲間らの絶大な手助けがあり、建設は順調に進むのですが、新たな危機が訪れます。



ハラハラドキドキ度 ☆☆☆

感涙度 ☆☆☆

居眠り度 ☆☆


総合 ☆☆☆

【ちょっと一言】

サンドラの周囲の人たちの献身的な態度が、少し現実的でないような。

でも、こんな人たちがいるのは確か。もっと大勢いてくれたら、

世の中はもっと住みやすくなるのにな、と思えます。

最近読んだ本「贖罪の奏鳴曲(ソナタ)」

2021年05月29日 23時37分21秒 | 本・映画 さ(ざ)行
本「贖罪の奏鳴曲(ソナタ)」

中山七里著




被告に法外な報酬を要求する悪辣弁護士、御子柴礼二シリーズの第一弾。


「死体に触れるのは二度目だった」

の書き出しで読者を物語に引きずり込んでしまいます。

その御子柴は14歳の時に幼女殺害の罪で医療少年院に入院した過去がありますが、

氏名を変え難関の司法試験に合格します。

今回は三億円の保険金殺人事件を担当。

過去を暴こうとする強請り屋ライターの死体処理みあり、一時も目が離せません。



一章をさいて、医療少年院時代が語られ、

医療少年院の管理官だった稲見との出合いや

御子柴自身の心情の変化がつまびらかになります。


☆☆☆☆


【もう一言】

「悪徳のロンド」を読んで、さっそく御子柴弁護士シリーズの第1弾を

借りてきました。

最近読んだ本「しごとのはなし」

2021年05月06日 14時48分50秒 | 本・映画 さ(ざ)行
本「しごとのはなし」

太田光著



ぼくの考え方とよく似たことを言っている部分が多いような気がします。

「仕事と遊びの区別がない」というようなところ。

映画も本もよく見ているんだということが分かった。

思いつきで毒舌を吐いているんじゃないんですね。

☆☆☆

あしあと