ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

最近読んだ本「よみがえる百舌」「ラッシュライフ」

2015年11月30日 21時52分20秒 | おすすめ
「よみがえる百舌」



「百舌の叫ぶ夜」「幻の翼」「砕かれた鍵」に続く百舌シリーズ4作目。

警察組織を再編し、その権力を手中に収めようと企む政治家と、

現行の警察組織を維持しようとする警察官僚による闇の争いがまだ続いていた。

かつての争いに関わった元警察官が次々と、正体不明の人間に殺されてゆく事件が起きる。

死体には、かつて百舌と呼ばれていた殺し屋が使っていた千枚通しが首筋に刺さり、

死体の近くには百舌の羽が残されていた。

死んだはずの百舌はよみがえったのか。

特別監察官の倉木美希警部補と探偵事務所経営の元刑事大杉が、事件に巻き込まれる。



本の裏表紙にモンゴルの住居ぱおが描かれているのに違和感を持ったのですが、

終盤近くになり、その理由がやっとわかります。

☆☆☆☆






「ラッシュライフ」
(再読)




連続殺人事件の次の現場を言い当てられ、

ある集団から神とさえあがめられる「高橋さん」はこんなことを言います。

「もっと困難で大切なことは別にあります。本当に大切なことは、

もっと地味で退屈な生活の中にあるんです」と。

私たちも、本当に大切なことは何なのかはわかっているのですが、

便利さに負けたり、身近でなかったりするために、

ついつい、やらないでしまうことがある。そんな自分を戒めたい。


☆☆☆☆

ミニバス パナホームカップ県大会予選

2015年11月29日 16時06分06秒 | バスケット
ミニバスの公式戦の一つ、

パナホームカップ県大会予選がありました。


県東部、中部、西部のカク地区予選を勝ち上がった8チームずつが出場。

3チームずつのリーグに分かれて激突しました。


1位になれば、12月6日に浜松アリーナで開かれる県大会に出場できます。



男子の見どころは、

春の毛大会の覇者で、身長181センチの選手を有する相生の勢いを

どのチームが止められるか。

女子は、芳川北のスピードを、ほかのチームが抑えられるか、ではないでしょうか。



男子の相生と中部のチームとの試合では、

第4クオーターに見せ場がありました。

15点差で始まったのですが、開始早々に連続ゴールを決められ、

11点差に。

さあこれから、というときに、181センチの選手が5ファールで退場することに。

流れは完全に相手チームのもの。

点差は徐々につまり、4点差に。

残り一分。

5番が意地のシュートを決め、6点差に広げます。

ほかのメンバーもディフェンスをがんばり、

そんまま終了のブザーが鳴りました。。




ファルコンズは2勝することができ、

県大会への切符をつかみました。

応援、ありがとうございます。




行楽シーズンに気を付けること

2015年11月28日 18時59分36秒 | ささいなことですが
行楽シーズンに気を付けることは、

「いやな気持ち」

にならないこと。




忘れ物、渋滞、トイレ、想像以上の人込み…などなど。



そして、これも !











ガードレールや樹木の陰に隠れて、狙っています。


しかも、気持ちよくドライブできる場所にかっぎって。

と思うのは、私だけでしょうか。



仲間と共謀して道路脇に連れ込むのは、悪たれ小僧だけだと思っていたのですが、

青い制服を着ているこんな人たちも、道路脇に連れ込みます。




逃げようとしても無駄です。

こんな追跡装置も持っているのです、彼らは。





速度探知レーダーは今のところ、二台目は感知していないようです。

ですので、車列の先頭にならずに、2台目を走っていれば、

1台目がスピードオーバーでも、2台目はスルーするようです(てるりんの経験)。




青い制服を着て、道端に潜んでいる人を見かけたら、

対向車にパッシングで知らせてあげたいね。



磐田市のイメキャラ「しっぺい」を大好きな女性の爪

2015年11月27日 23時31分47秒 | 写真
磐田市のイメキャラ「しっぺい」を大好きな女性の爪は

こんな感じです。










親指と薬指の爪には正面から見たしっぺいが描かれています。

中指は、よ~く見ると、ラメの赤色の中に、黒い肉球があります。

人さし指はしっぺいの後ろ姿。



小指のエメラルドグリーンっぽい色は ?

たずねてみました。

「しっぺいの好物のメロンなんですぅ」


なるほどぉ。


この女性。

しっぺいのことが大好きで、博多からやってきたんだって。

ゆるキャラグランプリの投票会場となった浜松市西区の渚園にも、

三日間、通ったんですって。

あたまが下がります。

佐藤さんのお宅のイルミネーション

2015年11月27日 23時29分05秒 | 写真
ことしも飾り付けが終わったようです。

磐田市の佐藤さん方のクリスマスイルミネーション。




東日本大震災の当時にあった節電の意識は次第に薄れてきたような気がします。

でも、電力が必要なのは昼間だから、

夜はいいかぁ。




車を運転中のドライバーの皆さんは、気を付けてくださいね ^^


最近みた映画「サヴァイバー」「マイ・インターン」

2015年11月26日 12時47分55秒 | おすすめ
「サバイバー」




「バイオハザード」シリーズのミラ・ジョボビッチが

「時計屋」と呼ばれる伝説のテロリストに立ち向かう女性外交官を演じるスパイアクション。

ロンドンのアメリカ大使館に赴任した外交官ケイト(ミラ・ジョボビッチ)は

不審な入国者の存在に気づくのですが、

逆に時計屋に狙われ、爆弾テロのターゲットになってしまいます。

どうにか生き延びたものの、当局から爆弾テロ犯の濡れ衣を着せられてしまい、

時計屋のみならずアメリカ国家やイギリス警察からも追われる身に。



そして時計屋が、大みそかでにぎわうのニューヨーク・タイムズスクエアで

爆弾を仕掛けるというテロ行為を立案し、実行に移そうとしている事実をつかみます。

ケイトは当局などから追われながら、さらにテロを防げるのか。


はらはら度 70
かっこいい度 65
秘密兵器度  20

総合 ☆☆☆










「マイ・インターン」


ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイというオスカー俳優が共演を果たした

年齢・性別・地位も違う男女が出会い、徐々に友情を育んでいくヒューマンドラマ。



ファッションサイトを経営・管理する会社のCEOのジュールズ(アン・ハサウェイ)の元に、

シニアインターンとしえ40歳も年上のベン(ロバート・デ・ニーロ)がやってきます。

始めは、年寄り用の部署をあてがうジュールズですが、「お年寄りの知恵」などを持つベンに、

次第に惹かれます。


ベンが、ニューヨークの渋滞情報などを知り尽くしていたり、

男やもめになって10年もたつのに立派なネクタイやスーツをいくつも持ていたり、

若い女性社長に次第に気に入られるようになったりするのは、

中高年の願望なのでしょう ^^


大人の成長度 75
中高年の願望度 98
姨捨山度    98

総合 ☆☆☆






中学校3年7組の15年ぶりの同級会

2015年11月22日 23時23分34秒 | ささいなことですが
中学校三年七組の同級会に15年ぶりに出席しました。





42人中、一次会に参加したのは10人。

二次会からはもう二人増えました。

増えたうちの一人は、二次会の会場「パオ」のあるじの「ひこちゃ」です。


同級生の子どもたちも、いろいろなところで活躍しているのが分かってきました。

もちろん、正月の箱根駅伝で早稲田チームで四年間、走った平賀翔太君のお父さんも出席です。

女性陣のうちのAさんのお嬢さんのA’さんは保育士で、

Bさんのお嬢さんのB’さんは調理師。

そしてA’さんとB’さんが同級生で、この日はたまたま近くで食事をしているときき、

おじさん軍団は「呼べ呼べ」と大騒ぎです。

というわけで、無理矢理に26歳のA’さんとB’さんを会場に連れ込んじゃいます。


すると、保育士のA’さんは、女性陣のうちのCさんの部下ということも判明。

なんだかんだで、騒ぎは大きくなるばかりです ^^




つもる話をしているうちに、女性陣のDさんが、

15年前の40歳の時の同級会の写真を携帯に保存していることがわかり

全員で鑑賞するのです ^^






しわが増え、体形もかわっているのに、口元に手を当ててしゃべるくせとか、

歩き方、声やイントネーションはほとんど変わっていないのが不思議です。


幸いだったのは、7組の中には亡くなった同級生がいなかったこと。

次回の同級会はは5年後の60歳に。

… … …


にしようとしたのですが、「それまで生きちゃおれん」という人がちが多かったので、

7組は来年も同級会を開くことにするのでした。


楽しい一日でした。

最近読んだ本「エコ論争の真贋」「おろかものの正義論」

2015年11月20日 23時36分30秒 | おすすめ
「エコ論争の真贋」






ゴミ処理、地球温暖化、生物多様性について、

ちまたで論じられている要点をデータで示しています。

ヒートアイランド現象は地球温暖化にほとんど影響していない、とか。

野生種を守らなければならない理由の一つに、品種改良を上げています。

病害虫に強いとか、食味がいいとかいう農産物を作るための品種改良には、

野生種が必要だとか。

ゴミ収集を有料にするとゴミの量は減ります。

エコツーリズムは高価ですが、参加者が増えれば里山の保全が進みます。

環境を守るには、多大なコストが必要だということを知らなければならないようです。

☆☆☆☆★




「おろかものの正義論」



聖人でない私たちは、絶対的な正義を持ちえない。

人を殺すための理屈なんてほしくない。

憎悪を言い換えただけの正義は殺戮を拡大させる。

民主主義。

独裁体制の国家は独裁者の利益のためにある。

身分性国家なら、身分の高い人たちの利益を追求する。

民主国家は、国民の利益と幸福の向上のためにある。

だとすれば、民主国家は国民の道具と言える。

道具は、便利さがある一方、危険な面もある刃物のようなもの。

国家を愛せというは、国家を運営している政治家と官僚を愛せというのと同義語か。

愛国心というのは、使い込んだ道具への愛着か、さもなくば錯覚た゛。

国を愛せというほうがまだ、民主的だ。

「国家を愛するな。国を愛せ」「国を愛するより、人を愛せ」。

これは、国をかたる権力者に騙さないおまじないにはなる。

ほかにも「死刑」「交通死亡事故」「臓器移植」などについて、

一般の人にも分かりやすい文体で哲学的思考を重ねています。


☆☆☆☆☆


追記

交通死亡事故についての考えも記されています。

「物理法則によると、力は重量と加速度の積。だとすれば、

制限速度を30キロに規制すれば、死亡事故は半分になるだろう」

その後にこう続きます。

「しかし国民の多くは、便利さを享受するために、死亡事故を寛容している」

と。


伊坂幸太郎の「グラスホッパー」にも、

似たような記述があります。


「テロリストだってそんなには殺さない。

無作為に一万人近くも殺すテロリストなんていない。だろ? 

負傷者を含めればもっとひどい数字になる」

うなずく主人公にさらに続けて

「それなのに、車に乗るのはやめよう、とは誰も言い出さない。

面白いものだ。結局、人の命なんて二の次なんだ。

大事なのは、利便性だ。命より利便性だ」



そういうてるりんも、車に乗っています。

でもてるりんの車は2シータ-で、重量は500キロほど。

1トンほどある小型車に比べると、重量は半分ほど。

F=ma

の物理法則に照らせば、重量が半分だから、衝突の際の力(F)も半分になる計算です。

少しは死亡事故削減に、貢献しているのかな。

さいきん読んだ本「百舌の叫ぶ夜」 「幻の翼」「砕かれた鍵」

2015年11月19日 14時45分18秒 | おすすめ
「百舌の叫ぶ夜」 逢坂剛著





闇社会で暗躍する「モズ」と呼ばれる殺し屋を突き止めようと、

警察庁特別監察官の倉木、所轄所の刑事大杉、公安部の明星美希らが、

執念の捜査を進める。

モズの正体が、崖から投げ落とされて死んだスナックの支配人、新谷和彦の弟だと

判明するものの、モズの活動の裏には、

警察組織の腐った闇が横たわっていた。




映画の「劇場版MOZU」とは大違いの展開で、

おもしろい。



追記
「MOZU」はWOWで放映した人気番組(らしい)。

そして原作がこの「百舌が叫ぶ夜」。

WOWを知らないてるりんは、「劇場版MOZU」を見る前に予習をしようと、

図書館で「百舌が叫ぶ夜」を借りて読み始める … … …


あれ、どこかで読んだ記憶があるぞ、っと。

自宅の本箱を探したら







ありました。









「幻の翼」



「百舌の叫ぶ夜」の続編。

崖から投げ落とされ死んだとされていた新谷和彦が生きていた…

しかも、北朝鮮のスパイとなって…。

新しい警察機構を構築しようとする森原法相のたくらみゆを阻止しようと、

倉木、大杉、明星らが立ち向かう。

でも、タイトルの意味が不明。


☆☆☆☆






「砕かれた鍵」




「百舌の叫ぶ夜「幻の翼」の続編。



警察庁特別監察官の倉木、探偵事務所を開設した元刑事大杉、

倉木と結婚した公安部の美希らが、

連続する警察官の不祥事事件の裏に巨大な陰謀があるとみて

執念の捜査を始めるシリーズ第三弾。

倉木夫妻の間にできた長男が病院で、

よく似た名前の大臣暗殺の巻き添えで爆死してしまうのが今回の発端。

警察官の不祥事事件を仕組んだペガサスにたどり着いた三人だったが、

銃撃戦の末、倉木が力尽きてしまう。




あれ~、もずシリーズはどうなっちゃうの。

明日図書館で、続編の「百舌ふたたび」を借りなきゃ。


☆☆☆☆



映画「ドローン・オブ・ウオー」 そして米軍のISへの空爆

2015年11月18日 19時05分22秒 | おすすめ
「ドローン・オブ・ウオー」






無人機ドローンをクリック一つで操って、

1万キロ以上離れた異国を空爆する米国空軍のトミー・イーガン少佐(イーサン・ホーク)が苦悩するヒューマン映画。

イーガン少佐が働くのは、

美しい妻とふたりの子どもと暮らす住宅街のマイホームから車を走らせ、

歓楽街を抜けた場所にあるラスベガスにもうけられたコンテナの中。

ゲームのような現実感のない戦場に、

元空軍パイロットだった少佐ははいらだちを募らせるのですが、

それとともに、

空爆地で、戦争とは関係のない住民が空爆によって死んでいく姿に苦悩します。

上層部からの指令による誤爆もあります。

住宅街のマイホームから車を走らせコンテナに通い、

異国を空爆し、帰宅するという毎日。

日常と、戦争という非日常が交互に繰り返される生活に、

次第にPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しめられます。


何が正しいか分からない正義感度 50
上司に反抗できない度 75
空爆反対度   98

総合 ☆☆☆★





そんな映画をみたあとに、こんな新聞記事がありました。




日本人フリージャーナリスト後藤健二さんを殺害したとされるIS(イスラム国)の映像に

登場する覆面男を標的に、米国が空爆したという内容。

覆面男が建物を出て車に乗り込んだ時に無人機で攻撃したという。

記事によると、覆面男の死亡は確認されていない。


記事では空爆の範囲や、ほかの死傷者などの詳細が記されていません。

もしかして、ほかにも犠牲者がいたかもしれませんが、離れたこの地にいては、

わかりません。



これが現実の戦争… …。







あしあと