ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

最近見た映画[LAMB(ラム)」

2022年11月05日 17時14分32秒 | 本・映画 ら行
映画「LAMB(ラム)」




ラムと言えば子羊のこと。

そうです。子羊が主人公の映画です。


アイスランドの牧草地で暮らす子どものいない中年夫婦が主な登場人物。

彼らが飼う多数のヒツジの1頭から赤ちゃんが産まれます。

顔を見合わせる二人。そっと抱きかかえると、自宅の寝室に向かうというシチュエーションが、

なんとなく不気味です。

次第に明らかになる子羊の素性… … …。

なぜこの子羊は産まれてきたの… …、

なぜこの夫婦は子羊を大切に育てるのか… …。

謎解きは観客に委ねられます。


居眠り度 ☆

感涙度 ☆

ハラハラドキドキ度 ☆☆☆☆


総合 ☆☆☆


【ちょっと一言】
ハラハラドキドキ度は高めです。

夫の弟が転がり込んで来るのですが、この弟が不良っぽくて、

夫婦に何か災いをもたらすのではないか… … …

とか、

夫婦が飼っている愛犬が何者かにコロされてしまうのですが、

この何者かの正体が不明だったりとか… … …

映画の冒頭で夫が新聞を読みながら

「時間旅行ができるようになったらしい」

といった台詞があり、映像はのどかな牧草地なのに

近未来の出来事のように思えてくる不思議さがあります。

この映画も、BGMも効果音もほとんどなく、

静かに進む映像は冷たささえも感じさせます。





最近みた映画「るろうに剣心 The Final」

2021年06月04日 11時48分42秒 | 本・映画 ら行
映画「るろうに剣心 The Final」




幕末に跳梁跋扈し、「人斬り剣心」と恐れられた緋村剣心が主人公のアクション時代劇。

ある人を斬ってしまったのをきっかけに、

「もう人をあやめない」と決めた剣心。

しかし、剣心の命を狙う者たちは後を絶ちません。


緋村剣心のほおにある刀傷の秘密が語らます。

物流法則を無視した身体の動きや、駒落とし、早回しによるスピード感は衰えていません。

剣心の過去が中心のストーリー。


オープニングのはでなアクションはなんだった?という感じ。


ハラハラドキドキ度 ☆☆☆

感涙度

居眠り度 ☆☆☆


総合 ☆☆(家族で楽しめます)

昨夜読んだ本「竜の道」

2021年02月27日 10時38分45秒 | 本・映画 ら行
本「竜の道」

白川道(とおる)著






虐待する養父母に育てられた双子の兄弟、竜一と竜二が主人公のハードボイルド。

夜中に放火をして養父母を殺し、竜一も身代わりを見つけ出していて、

焼け死んだように見せかけてまんまと他人になりすまします。

美貌と明晰な頭脳を駆使して竜一は相場師として裏社会に入り込み、

億単位の金を操りのし上がって行きます。

竜二は東大を卒業して国交省に入省し、エリートの道を歩き始めます。

いずれも、ある一つの復讐をするためです。


金を得るために邪魔者を殺し、整形で顔をかえる竜一を中心に「飛翔編」は進みます。

続編を探さねば。

☆☆☆☆

今日見た映画「リチャード・ジュエル」

2020年01月29日 21時04分13秒 | 本・映画 ら行
映画「リチャード・ジュエル」





アトランタ五輪の会場で爆弾が爆発した事件を題材にしたクリント・イーストウッド監督作品。



第一発見者のリチャード・ジュエルは、ふとっちょで正義感が強く、母親と二人暮らしをしています。

正義感が強いばかりであちこちでトラブルを起こし、仕事が長続きしません。

やっと見つけた五輪会場の警備の仕事。

不審なリュックサックを見つけ、しぶる警官らを説き伏せてマニュアル通りに対応し、

爆発処理班を呼びますが、一歩間に合わずに爆発。

でもジュエルが観客に避難を呼び掛け続けたおかげで、

死者は二人、けが人は百人と少ない犠牲で済みます。

最初の三日は英雄とたたえられたジュエルなんですが、手柄を挙げたい米連邦捜査局(FBI)に

あらぬ嫌疑をかけられ、マスコミにリークされてあっという間に第一容疑者に。

FBIの悪辣(あくらつ)な「犯人仕立て上げ工作」にのせられそうになるのですが、

ジュエルの前の職場で一人だけ、ジュエルを一人前の男として扱ってくれた弁護士が立ち上がり、

国家権力に立ち向かいます。



容疑者宅に大挙して押しかけて、傍若無人に振る舞うマスコミの取材のひどさや、

容疑者とみるやあの手この手で犯人に仕立てようとする捜査当局の強引さが浮き彫りにされます。

腹が立つやら、権力のない一市民のどうしょうもない無力さ、やるせなさが伝わってきます。



ハラハラドキドキ度 ☆☆☆

感涙度 ☆☆☆

居眠り度 ☆


総合 ☆☆☆☆


最近見た映画「ルパン三世 ザ・ファースト」

2019年12月19日 23時37分15秒 | 本・映画 ら行
映画「ルパン三世 ザ・ファースト」




ルパン三世」って「ルパン ザ・サード」なのに、

その後ろに「ザ・ファースト」が付く不思議 ^^



世界を変えてしまうエネルギーの秘密がかかれた「ブレッソン・ダイアリー」を

ルパンと、ナチスの残党が奪い合うアクションアニメ。

考古学者のブレッソン教授が第2次大戦中の1942年に書き記し、封印したのが

ブレッソンダイアリー。

「インディージョーンズ」の要素をふんだんに盛り込んで、

遺跡の探検に向かいます。

ルパンとともにお宝を探すのが、出生に秘密のあるルーテイシア(声・広瀬すず)。

ルーテーシアを操るおじいちゃん(声・吉田鋼太郎)、ナチの残党(声・藤原竜也)

と、なかなか豪華です。


ルパンの着る赤いジャケットは皮だったのか、と思わせる質感のある映像。

銭形警部の部下たちのロボットのような動きも面白い。





ハラハラドキドキ度 ☆☆☆☆

感涙度 ☆☆☆☆

居眠り度

総合 ☆☆☆☆


最近見た映画「レディ・マエストロ」

2019年12月19日 23時28分11秒 | 本・映画 ら行
映画「レディ・マエストロ」



原題は「ザ・コンダクター」


女性の地位が低かった第2次大戦前のヨーロッパのクラシック界が舞台。

出生に秘密がある女性、アントニア・ブリコが恋を捨て、夢をあきらめずに

ニューヨークフィルの指揮者になるまで描かれます。



コンサートホールの従業員だったブリコが冒頭、

著名な指揮者のコンサートで最前列に椅子を置いて鑑賞する姿の照明が印象的です。

ラストでは、立場が違う別の二人が、似たシーンを演じて、照明の当て方、

二人の立ち位置を微妙に変化させるのに気付きます。


コンサートホール従業員が最前列で鑑賞したことが礼儀知らずだとクビになり、

裏酒場で働くブリコ。

でもこの裏酒場の面々がいいんですよ。

とくにバンドマスター的なロビンが。

ロビンのように生きたいなと感じてしまいます。


パンフレットも買っちゃいました^^


ハラハラドキドキ度 ☆☆☆☆

感涙度 ☆☆☆☆☆

居眠り度

総合 ☆☆☆☆☆



本「64」

2019年08月03日 21時54分37秒 | 本・映画 ら行
本「64」 上・下




D県警の恥辱となっている昭和64年に起きた未解決事件、少女誘拐殺人事件、

通称「64」の時効まであと一年になった平成14年、

D県警と地元メディアとは、事件事故の発表ルールの匿名問題で喧騒の最中、

警察庁からの長官視察の連絡も受ける。

元刑事の広報官三上(佐藤浩市)らは、

キャリアらから「メディアを抑えろ」と釘を差されて地元メディアの懐柔策などに腐心する一方、

地元メディアからは突き上げをくらう。

その最中、64を彷彿させる誘拐事件が勃発する。


ハラハラドキドキ度 ☆☆☆☆☆

感涙度 ☆☆☆☆

居眠り度


総合 ☆☆☆☆

昨夜観た映画「レディープレーヤー 1」

2018年04月26日 10時48分51秒 | 本・映画 ら行
映画「レディープレーヤー 1」




誰もが好きなキャラクターに変身して

仮想空間(バーチャル)な世界「オアシス」でゲームなどを楽しめるようになった

2045年の近未来。

その「オアシス」に隠された宝の卵とばくだいな遺産を獲得しようと、

IOI(アイ・オー・アイ)というIT企業や

高校生らが我先にと見つけようとするアクションアドベンチャー。

ガンダムは出てくるわダンスホールで「ステインアライブ」のリズムに乗って踊るわ、

テレビゲームの黎明(れいめい)期のソフトが登場するわ、

スティーブン・キング原作の映画「シャイニング」が映し出されるわと、

懐かしさが満載。

仮想空間での映像は、

見ているこちら側も一緒に体感しているような浮遊感を味わわせてくれます。



はらはらドキドキ度 ☆☆☆☆

感涙度 ☆

居眠り度 ☆☆

総合 ☆☆☆☆


もう一言

タイトルが「レディープレーヤー 1」

と「1」が付いていると言うことは

「2」や「3」が続いて公開されるのかなあ。

あしあと