ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

ちょっと前に見た映画

2015年03月31日 23時56分26秒 | おすすめ
「サンバ」



フランス・パリに住む移民の青年がある日、不法滞在の罪に問われ、

国外撤去を命じられる映画。

難民救済センターで働く心を病んだ女性と、

次第に心を通わせるヒューマンドラマです。





映画「最強の二人」で、身体障害者の世話をするフリーターの彼が主人公だったので、

「心のすさんだ若者がだんだんとまっとうになっていく映画か」

と思っていたら、肩すかしを食いました。

☆☆☆★




「マエストロ」



売れない管弦楽団の復活コンサートに向け、

得体の知れないオジサン(西田敏行)が暗躍する物語。

西田敏行が伊藤靖夫画伯に見えてしまってしかたがありません ^^


☆☆☆★



「レッドファミリー」




韓国に潜入し、家族を演じながら情報を母国に知らせる北朝鮮のスパイたちの物語。

北朝鮮をすばらしいと感じていたスパイたちでしたが、

おおらかに起きる韓国の家族を知るうちに、

次第に自分たちの任務に疑問を感じるようになります。


シリアスなのかコメディなのかいまいちわかりにくいのですが、

「仲のいい家族」家族を最後に演じる場面は秀逸です。

☆☆☆☆



ラグビーのヤマハ発動機ジュビロが初優勝

2015年03月28日 16時44分25秒 | ささいなことですが
日本ラグビーフットボール選手権大会でヤマハ発動機ジュビロが


初優勝 !!

おめでとうございます。

報告会が二十七日、磐田市役所でありました。


優勝カップなどが並べられます。







屈強な男たちが勝ち取ったカップには、なにやら力強さが込められている湯女気がします。


… … …。


その理由が分かった気がしました。

カップの右端がすこしゆがんでいるような… … …。




優勝カップの形さえも変えてしまうとは、

さすがに屈強な男たちです。



最近観た映画「王の涙」「チャーリー・モルディカイ」「28年目の甲子園」

2015年03月28日 08時05分26秒 | おすすめ
「王の涙」




謀略、知略、陰謀がうずまく李王朝を舞台に、

若き王の苦悩と、王を暗殺しようとする派閥の暗躍などが描かれます。

王の暗殺のために身分を隠して王朝の雇われた男が、

何十年も王の近くで仕えながら、暗殺の機会をうかがう~さすがに歴史ある国はちがう。

☆☆☆☆



「チャーリー・モルディカイ」





ご存じジョニーデップ主演のコメディ。

いんちき美術商のチャーリーが引き起こす笑いの数々。

まあ、「Mr.ビーン」だと思ってみれば、なっとくします。


☆★





「28年目の甲子園」



二十八年前にある事件が理由で甲子園出場を断念しなければならなかった男たちが主人公。

ある事件を引き起こした男の娘でスポーツ記者が、かつての高校球児たちをたずねます。


☆☆☆

最近読んだ本

2015年03月21日 20時17分08秒 | おすすめ
「55歳からのハローライフ」    村上龍著




55歳になったので読んでみました。
☆☆☆☆





「真夜中の5分前 sideA」本田孝好著





少しだけ遅れた時計を好んで使った恋人を亡くしてから六年後、「僕」の前に現れたのが

一卵性双生児のかすみだった。

しゃれた会話が秀逸です。

☆☆☆☆



「真夜中の5分前 sideB」



sideAの続編


彼女を失って10年。代わり映えのしない毎日を贈る主人公がつぶやきます。


僕らの暮らす世界には飢餓もない。内乱もない。独裁者だっていない。

生きている姿なんて見たこともない獣の肉を食べられる。

首都も知らない国の映画が見られる。ネズミが踊る遊園地だってある。

問題なんてどこにもない。








上司に町おこしの秘訣を問われる主人公は、こう答えます。



「お客さんはそこに住むわけじゃない。一泊か二泊、せいぜい三泊。

どんなに長く立って一週間逗留する客は稀でしょう。

その間、言葉は悪いですすけど、要するにだまし通せればいいわけです。

実態はこっちに置いておいて、お客さんの目の前でだけは生活感と笑顔と非日常性を演出する。

そういうのって、やっているうちに自然に身につくこともあるでしょうし、

やってくるほうはそういう情報を与えられているから、

最初からそれを期待してるわけです。そうなれば、

自然にそういう場が生まれる。お互いの作り出した幻想が勝手に回り出す。

きわめて限定された場所でした通じない幻想ですけど、それで十分です。

回り出した幻想が磁場を作って、本来、官営のない周囲をまきこんでいく。

そうなってしまえば、それはもう最初からそういうものだった、

と、たぶん、当事者だってそう信じることになると思いますよ」


こう言う主人公に、質問した上司は… …


「砂漠で毛布を売っても成功しそうだ」と、評価します。



シニカルな主人公に共感してしまいます。



☆☆☆☆

電気自動車

2015年03月17日 16時01分41秒 | おすすめ
電気自動車(EV)試作などのタジマモーターコーポレーション(本社・東京都中野区)が

袋井市に新しい社屋を新築しました。



会長の田嶋伸博さんは60代後半ですが、

アメリカで開かれるレースに出場し、モンスター・タジマと恐れられています。

標高3000~5000メートルのコースを車で駆け上るレースです。

ドライバーが酸欠になることもあるだろうし、

ガソリンエンジン車だと、酸素が薄くて混合気の爆発力が弱くなります。

そのレースで6連覇しました。



一昨年からは電気自動車でトライしています。

電気自動車なら混合気の心配はいらなくなりますからね。


そんな会社ですが、ベネッセと仲がいいらしい。

新社屋の完成式にはベネッセの社長が来ていました。



そして、ベネッセといったらこれ。

子どもたちに大人気のしまじろう。



これも実車だそうです ^^

本「火星に住むつもりかい」

2015年03月17日 14時13分05秒 | おすすめ
本「火星に住むつもりかい」 伊坂幸太郎著




善意の市民による密告、平和警察による強制的な連行と過酷な取り調べ…。

「安心安全な社会をつくるため」との大義名分のもとで暴走する国家権力を扱った、

今と同じ時代で別の世界にある日本が舞台のエンターテイメント。

「暴力で相手を支配しないほうがいい」と描写されます。

もっと強い相手が出てきた時に問題が解決できないからだよ~と続きます。

憲法9条の解釈を自分に都合よく変更し、戦争ができる国に日本を変えようとしている今の政治家に読ませたいですね。

映画「オオカミは嘘をつく」

2015年03月16日 21時14分36秒 | おすすめ
映画「オオカミは嘘をつく」



シネマイーラで鑑賞。



友達とかくれんぼをして遊んでいた幼女が誘拐され、

死体で発見される冒頭からスリリングです。

すぐに容疑者が割れ、警察官が白状させようと暴行を加えます。

容疑者は近所のお年寄りには優しく善良そうで、物腰は軟らかです。

その暴行シーンがネットで配信され、警察官は上司の監視外に。

でもそれが、上司も警察官も望むところで、

監視がなくなったことをいいことに、

卑劣な捜査が続行されます。

ここで被害者の父親が登場し、物語はエスカレートします。




善良そうな容疑者、

情け容赦ない警察官、

残虐な被害者の父親。

うそをついているのは誰 ?

そして事件の真相は ?


☆☆☆☆★

本「フードトラップ」 ほか

2015年03月13日 20時11分26秒 | おすすめ
「フードトラップ」




塩分と糖類と脂肪類により、人の脳に「もっと食べたい」

と感じさせる配合を考える食品会社の戦略などを描いています。



菓子製造の米国大手「フリトレー」のCEOは、

配達員にスナック菓子をコンビニに何度も通わせて小品を補充する。

なぜなら、

街角のコンビニこそが、子どもたちがスナック菓子を食べるように習慣になる現場だから。


口の中でチョコレートのようにとろける特性を持つポップコーンは、

人に「もっと食べたい」と思わせる特性を持っています。

素早く溶ける食べ物は、脳にカロリーがないと判断される。

「カロリー密度消失」と呼ばれる特性だそうです。


こうして塩分、糖類、脂肪類が知らないうちに体内に蓄積されて

肥満や心臓病の要因になっているようです。

避けるにはどうすればいいか。

野菜を多く取ることと、手作りの夕食を食べることだそうです。


☆☆☆☆★



「あほか お前ら!」



井筒監督が吠えています。

井筒監督は百田尚樹原作の映画「永遠の0」に対し

「あんな映画は…」と痛烈に批判しています。


☆☆☆★




「フェイク」



失踪した作家の遺作を巡り、編集者と出版社の社員、

作家の妻柄暗躍します。

はたして本当に作家は失踪したの ?

☆☆




「字幕の花園」




映画の字幕といえばこの人、戸田奈津子さん。

俳優とのエピソードなどが語られます。

☆☆☆

磐田市のミュージアム

2015年03月11日 09時40分31秒 | ささいなことですが
磐田市新創造造形館の新しい展示品は、ろうそくです。




シロクマとクロクマが穴をつきあわせています。





熊の親子がいました。




犬は群れています。






市北部にあるシルクロードミュージアムには、




釈迦(しゃか)の誕生の瞬間を表現したレリーフも。

釈迦は母親の右の脇腹から産まれたらしいです。

こちらのミュージアムには、現地(イランやイラクなど)でしか見られないないような

美術品があります。


いちばん驚いたのが、西洋人の顔をした弥勒菩薩(みろくぼさつ)。




初期の仏教は偶像崇拝が禁止だったらしく、

西洋からキリスト教が伝来し、偶像ができるようになたとか。

伝来したキリスト教の影響で、

仏教の像は初期には西洋人の顔つきだったそうです。




あしあと