ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

献血するなら奈良

2016年02月12日 19時39分56秒 | ささいなことですが
奈良県に行っても献血しちゃいます。




なぜって、献血センターが法隆寺の近くの大和郡山駅前にあって、

分かりやすかったから ^^



献血の主催は全国組織の日赤なので、

どこで献血しても違いはないだろうとたかをくくっていましたが、

おお間違いでした。



まず受け付け。


担当の女性が「この姿勢、とってくれますか ?」


その姿勢というのは、

両手の指先を肩につけて、ひじを肩の高さまで上げます。

上腕は水平に。

その姿勢を30秒間、保ちます。


女性が「はい、結構です。指先はしびれませんか ?」



なんでも、採血や献血で針を腕に差したときに、しびれる人がたまにいるのですが、

それを事前に(ある程度)知っておくことができるそうです。

彼女曰く。

「奈良で始まったんですよ。そのうちに、日本全国に広まります」だとか。




浜松の献血センター「みゅーず」では、お菓子(「ぱりんこ」やミニドーナッツ」)は

待合室のかごに盛られていて、だれでも自由に食べられます。

(献血するお母さんやお父さんに付いてきて、しきりにお菓子を食べてる子もいる ^^)


奈良の献血ルームには菓子の入ったかご盛りはなく、

献血が終わると受け付けの女性がコインを一枚くれます。

そのコインを使って、自動販売機から好きな食べ物を一つ、選ぶことができます。



飲み物の持ち込みも、「みゅーず」はOKですが

奈良はNG。



献血中も若干の違いがありました。

成分献血では、十分ぐらいたつと、血液が体内に戻り始めます。

「みゅーず」では看護師が来てくれて

「気分に代わりはありませんか」

とたずねます。


奈良ではありませんでした ^^。



でも職員らの優しさは奈良も「みゅーず」も同じ。


奈良では、法隆寺までの行き方を丁寧に教えてくれました。

バス停の位置や、バスの発車時刻間も。


違いを捜しに、次の旅に向かうてるりんです。

映画「ピエロがお前を嘲笑う」

2016年02月12日 19時17分12秒 | 本・映画 は(ば・ぱ)行
「ピエロがおまえを嘲笑う」





「106分間、あなたが見たものは真実か」なんて書かれたチラシを見て、

「面白そう」と感じて見て、失敗した映画はかつて、いくつあっただろうか。


「まさかの結末に『百パーセント見破れない』『騙された』という観客が続出」

という宣伝文句もありました。

ハリウッドでリメイクも決定だそうだ。




管理システムに入り込もうとするハッカーたちの姿を描いたドイツ映画です。

ハッキングを行い、

社会的な騒動を起こしてきた主犯格の主人公(T・シリング)が主人公。

その彼が仲間たちの死体を見て、

警察に保護を求めて出頭するシーンから始まります。

回想シーンにより、過去の犯罪が次第に観客に明らかになります。

ハッカー界の大物Mr.Xにネット上で近づこうとして手痛い目に遭い、

さらにハッカー事件を大きくしようとする主人公とその仲間たち。



なぜ、仲間たちの死体がホテルの一室にあるのかの謎は解かれるのですが、

その後の結末にある結末は想像できません。


涙度 3
笑い度 20
わかりやすさ度 20

総合 ☆☆☆★

映画「ヒトラー暗殺 13分の誤算」

2016年02月12日 19時12分55秒 | 本・映画 は(ば・ぱ)行
「ヒトラー暗殺、13分の誤算」





「ヒトラーが最もおそれた暗殺者は、平凡な家具職人だった」

というのがこの映画のキャッチコピーです。




1939年11月8日、ドイツ・ミュンヘンで起きたヒトラー暗殺未遂事件の実録ドラマ。

実行犯は36歳の家具職人エルザー(クリスティアン・フリーデル)。

ナチスが主催するビアホールに、職人の腕を生かして作り上げた時限爆弾を仕掛けたが、

たまたまヒトラーが演説を早く切り上げ、爆発の13分前に退席したため、

暗殺は未遂に終わってしまいます。

エルザーはスイスに逃亡しようとするのですが、

ゲシュタポなどに逮捕され尋問を受けます。



回想シーンでは、

事件の7年前は音楽とダンスが好きな田舎町に住む青年エルザーが描かれます。

ナチス内閣の成立後に、共産主義の友人が逮捕されたり、

ユダヤ人を恋人に持つ女性が迫害されたりし、

息苦しさを感じ始め、危機感を抱き始めるエルザー。

そして暗殺計画を練り始めます。

しかし暗殺は未遂に終わり、事件によって関係のない市民8人が犠牲になってしまいます。


エルザーはテロリストなのか。

それとも、ヒトラーという悪を討とうとしたレジタンスなのか。

境界を考えさせられます。



涙度 10
笑い度 3
わかりやすさ度 80


総合 ☆☆☆☆

さいきん読んだ本 「がんばると迷惑な人」

2016年02月09日 20時02分37秒 | 本・映画 か(が)行
「がんばると迷惑な人」





日本式の「がんばり」が効果的だったのは1990年代が大きな境目だったと分析してます。

がんばる、とは、物事を決まった方向へひたすら推し進める力、だと著者は定義します。

受験勉強やスポーツの猛練習、飛び込み営業などです。

これらの場面では努力の量が求められました。

しかし90年代以降は努力の質が求められるようになったといいます。



やっかいなのは、努力の質ははっきりと目に見えるものでないこと。

「努力は必ず実を結ぶ」は幻想だと、言い切ります。

大量生産、大量消費の時代ではないのに、一方向に向かう力はいまだに求められます。

新しいアイデアは、異なる考えを持った集団から出やすいのですが、

これは日本人が苦手とする集団です。

がんばりの量を評価する組織は、たた上司が部下を扱いやすくする効果は確かにあります。




この本を読んでいたてるりんの横に来たちびちくりん3号。

しみじみと。

「おとうさんのことじゃ… …ないよね」

がく。


☆☆☆☆

最近読んだ本「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」

2016年02月09日 20時00分17秒 | 本・映画 さ(ざ)行
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」



「日々の生活に転がっている身近な疑問から考えはじめることで、

会計の重要なエッセンスを学べます」とありますが、学べません ^^

「細かい財務諸表はひとつも出てきませんし、専門用語もそれほど多くはないので、

気を楽にして、ひとつの読み物として読んでみてください」とあります。

その通りであり、ベストセラーになったらしいですが、

なぜさおだけ屋がつぶれないのかが、明確に語られません。不思議です。


潰れないのなら、世間にはもっと竿竹やが多くてもいいのでは ?

という世間の突っ込みに納得です ^^


☆★


横断歩道で小学二年生が車にはねられ死亡

2016年02月08日 21時28分13秒 | ペット
あまり書きたくない話題です。



磐田市の県道の信号交差点で8日朝、登校途中の小学二年生の女の子が

歩いて横断歩道を渡っていたところ、右折してきたワゴン車にはねられ、死亡しました。





歩行者が守られるべき交通施設でのできごと。

歩行者側にはなすすべがなかったというほかありません。


磐田署管内では昨年10月と11月、そしてことし1月18日と19日に、

交通死亡事故が発生しており、いずれも右折車が横断中の歩行者をはねています。



県警の調べによると、過去五年間で左折車による死亡事故は22件。

右折車による死亡事故は91件と4倍強になっています。


また、全死亡事故の半数ほどが、時速40キロ以下で起きていると、

教本に書かれていました。


安全運転にこしたことはありません。

スピードの出し過ぎよりも、周囲の歩行者に気を付けてもらいたいです。


運転手は金属の車体で身を守られてるため、それほど危険を意識しません。

でも歩行者は、すぐ近くを通る車に恐怖を覚えます。



横断歩道の近くや、歩道ではなく路側帯をあるいている人を見つけたら、

すぐに止まれるスピードに減速してみましょう。


「そんなことしていたら、約束の時間に遅れてしまう」

とか

「速い車に乗っている意味が薄れる」

と感じるかもしれません。


起きてしまってからでは遅いのが、事故。



先日読んだ本に書いてありました。

「経済優先の車とドライバーの理論が、人間の命をないがしろにしている」

と。


事故を起こしてしまったら、せっかくの車の優れた経済性もパーです。

最近読んだ本

2016年02月06日 23時35分44秒 | 本・映画 さ(ざ)行
「スリーパー」




殺人罪で米国の刑務所に服役する由良は、

CIAの工作員となるという条件で出獄し、秘密工作員として活動をはじめるハードボイルド。

由良のもとに、沖縄でのミサイルテロの情報がもたらされます。

中国、北朝鮮、そしてアメリカ。各国の思惑が絡み合い、由良は日本を守るため、

各国を飛び回ります。



ただ、スリーパーというのは時期が来るまで何年も、

時には何十年も正体を隠して、ここぞという時まで潜伏している工作員のことのはず。

なのにこの小説では秘密工作員として一線で活躍していて、

ちっともスリーパーじゃありません。

☆☆★

最近読んだ本「なぜ時代劇は滅びるのか」

2016年02月06日 23時29分58秒 | 本・映画 な行
「なぜ時代劇は滅びるのか」




かつて映画やテレビドラマで多くの人々を魅了した時代劇も、

2011年に「水戸黄門」が終了しあことで、

民放のレギュラー枠がなくなりました。

もはや瀕死の状態。その理由はひとこと。「つまらなくなったから」に他ならない。

と手厳しく指摘します。


「高齢者向けで古臭い」という固定観念や、

「自然体」しか演じられない役者、

「火野正平(=いい脇役・悪役)」の不在、

マンネリ演出を打破できない監督、何もかも説明してしまう饒舌な脚本、

などなどの理由を列挙しています。


時代劇がなぜ、見ていておもしろくなく、古くさく感じられるてしまうのか、

その理由が非常に説得力のある形で説明される。

また、テレビの時代劇はワンパターンなのか。

この理由は、今の制作者だけのせいではなく、

歴史的な経緯があることがよくわかります。

☆☆☆


薬局の「きょうりん堂」と「キリン堂」

2016年02月02日 18時44分53秒 | ささいなことですが
静岡県西部で展開する薬局は

「杏林堂」

読み方は


きょうりん どう


です。



奈良県中部にある薬局のチェーン店は

「Kirin堂」





読み方は

キリン どう

です。


そこはかとなく似ているような気がします。





奈良県中部にある別のチェーン店の名は


「エバーグリーン」

店名に似たところはありませんが、

見せの色は

「杏林堂」

似ています。









最近読んだ本「怒鳴り癖」

2016年02月01日 11時31分09秒 | 本・映画 た(だ)行
「怒鳴り癖」




会社帰りに遭遇したおやじ狩り、

小学生の娘が苦しむ奇妙な病、

永遠に忘れられない昔の恋、


人生の岐路であがく男たちの危機と再生のドラマがつづられる全六編の短編集。


「怒鳴り癖」は、

仕事帰りに、二人組の男に暴行を受けた会社社長が主人公。

怒鳴ってばかりの自分に怨みがある者の犯行ではないかと疑いますが。


「通報者」は、

怪しい男から近所の若い女性を救った男性が警察に通報しますが、

男性が通報したことで逮捕された容疑者が自殺してしまい、窮地に追い込まれてしまいます。


「消えた女」は、

退職後に付き合い始めたコンビニ店員の女性が、

突然に姿を消してしまいます。

彼女の残した地図を頼りにその足跡をたどる男を待つ思わぬ“真実”が、胸を打ちます。


☆☆☆






あしあと