昨夜は角田光代の「八日目の蝉」を読み終えました。
優しい母親だった女性は、実は自分を誘拐してきた犯人だったという設定。
率直に言うと、大きな感動はありませんでした。ただ、幼児虐待などが話題になる昨今、
どんな親に育てられるのが子供の幸せなのかを考えました。
☆☆☆
2月24日付静岡新聞夕刊のコラム「窓辺」で、
浜松医科大の杉山登志郎教授が、施設に暮らす子供と面会したり、
どうやって子供の心をいやせばいいのかを書いています。
父親の暴力から逃げ出した母子をかくまうのも一つの方法だが、
本当は父親の暴力を封じて子供を家に返す方法を講じるべきだと。でも
父親を強制的に治療させる方法がないことが、それを困難にしている、と。
最終段落はこんな感じです。
「タイガーマスクさんへ。
あなたの善意に感謝します。でも施設の子どもたちが本当に欲しいのは
ランドセル以上にお母さんです。季節里親だけでもお願いできるとうれしいのですが…」
優しい母親だった女性は、実は自分を誘拐してきた犯人だったという設定。
率直に言うと、大きな感動はありませんでした。ただ、幼児虐待などが話題になる昨今、
どんな親に育てられるのが子供の幸せなのかを考えました。
☆☆☆
2月24日付静岡新聞夕刊のコラム「窓辺」で、
浜松医科大の杉山登志郎教授が、施設に暮らす子供と面会したり、
どうやって子供の心をいやせばいいのかを書いています。
父親の暴力から逃げ出した母子をかくまうのも一つの方法だが、
本当は父親の暴力を封じて子供を家に返す方法を講じるべきだと。でも
父親を強制的に治療させる方法がないことが、それを困難にしている、と。
最終段落はこんな感じです。
「タイガーマスクさんへ。
あなたの善意に感謝します。でも施設の子どもたちが本当に欲しいのは
ランドセル以上にお母さんです。季節里親だけでもお願いできるとうれしいのですが…」