ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

ず~と前に見た映画「タクシー運転手」

2020年12月28日 13時56分54秒 | 本・映画 た(だ)行
映画「タクシー運転手」




1980年の光州事件前後。

イギリスから来た新聞記者と、その記者を載せたタクシー運転手の1日を描いた、

実話を元にした映画。


光州市郊外でタクシー運転手をしている主人公は、光州市で反政府デモが大々的に行われていることを

それほど詳しく知りません。

そんなある日、イギリス人新聞記者が「光州市のことを世界に知らせなければいけない」とやってきて、

主人公のタクシーに乗ります。

初めのうちは「デモなんて、たいしたことはないだろう」と高をくくっていた主人公ですが、

警官が市民を襲う現場を見るうちに「ただごとではない」と感じるようになり、

さらに身に危険が及び始めます。

タクシー仲間の協力があり、光州市を抜け出そうと抜け道を探しに探して

通り抜ける二人なのですが… …。


現場の実情を伝える新聞記者と、記者の書いた記事を無事に海外に届けようとするタクシー運転手の間に、

いつしか友情が芽生えます。




ハラハラドキドキ度 ☆☆☆☆

感涙度 ☆☆☆

居眠り度


総合 ☆☆☆☆

ちょっと前に読んだ本「イグジット」

2020年12月28日 12時56分58秒 | 本・映画 あ行
雨宮処凛著




「自分のことは大嫌い。

だけど、人に粗末にされると死にたくなる。自分のことは大嫌い。

だけど、人が好きになってくれないと死にたくなる」

という自傷系の少女の日常が描かれます。


似た境遇の若者たちが集うインターネット掲示板で日々の出来事をつづり、

理解しあおうと考えたり、やっぱりムリだとあきらめたりを繰り返します。



見渡せば、近くにいるかもしれないこんな若者たちを、

おじさんは静かに見守るしかないかもしれません。

☆☆☆☆

ず~と前に見た映画「祈りの幕が下りるとき」

2020年12月28日 12時53分16秒 | 本・映画 あ行
映画「祈りの幕が下りるとき」



日本橋署勤務の加賀恭一郎が難事件の捜査に挑む新参者シリーズ。

生活の匂いのしないアパートの一室で女性の腐乱死体が見つかり、

時をほぼ同じくして河川敷で、絞殺された後に焼かれた男性の死体も見つかり、

関連性が疑われる事件が発生します。

男性の遺品にあったカレンダーと、加賀恭一郎の亡くなった母の遺品に共通点があったことから、

加賀の過去が語られ、容疑者との接点が次第に明らかになります。



「親は子どものために存在を消してもいい」との言葉が心に残ります。


ハラハラドキドキ度 ☆☆☆☆

感涙度 ☆☆☆

居眠り度 ☆


総合 ☆☆☆

今日の中田島砂丘(2020年12月26日)「さよなら中田島砂丘」

2020年12月26日 20時06分25秒 | 写真
2020年最後の日曜日に中田島砂丘に訪れる人たち。



現在午後4時50分。

防潮堤の上から夕日を撮影する人も多い。





防潮堤までの砂地にある堆砂垣に、何枚も写真が貼ってあるのに気が付きました。

知り合いのカメラマン、キシタコージさんの作品「さよなら中田島砂丘」です。





消えゆく風景に、

何かを失った表情を見せる女性を重ね合わせています。



その中の一枚。



この時間帯は夕日がきれいなのですが、

宝物を見つけにくいのが難点ですね(笑)




今日のモニュメントはこちら。





今日もカップルが海に愛を誓ったのかもしれません。


今日の宝物



最近読んだ本「嗤う淑女」

2020年12月21日 09時02分40秒 | 本・映画(わ)
本「嗤う淑女」

中山七里著




妖艶な外観をまとう蒲生美智留が続ける経済犯罪を追う連作短編小説。

始まりは蒲生美智留が中学三年だった平成4年。

従姉妹の野々宮恭子を巻き込んで、虐待を続ける父親を自殺に見せかけて殺します。

ファイナンシャルプランナーの資格を取り、

浪費癖のある女性銀行員をそそのかしてつくらせた架空口座から二億円を騙しとり、

リストラされて働きもしない夫から逃れたい古巻佳恵には保険金詐欺を示唆します。

女性銀行員の自殺が蒲生美智留による殺人だと警察が証拠をつかみ、

裁判に臨むのですが、思いもかけない結審となります。



東野圭吾の「白夜行」に似た雰囲気を持った本。

著者は映画化された「さよならドビュッシー」で、

第8回このミステリーがすごい大賞を受けています。


著書に
「連続殺人鬼カエル男」
「贖罪の奏鳴曲」
「切り裂きジャックの告白」
「七色の毒」
「追憶の夜想曲」
「アポロンの嘲笑」
「テミスの剣」
「月光のスティグマ」があり、
いずれもも読んでみたくなります。

☆☆☆☆

ねこにとって、猫じゃらしとは… …

2020年12月20日 18時58分18秒 | ペット


ねこにとって、「猫じゃらし」はとても興味深いものらしい。


2匹でじっと見詰めたあと、満を持してまず飛び付いたのはにこ。




自分のものにできないとわかると、

2度目の挑戦。




はちべえも負けてはいません。




「飛びつけない高さで遊ばせるのは

ちょっといじわるかな」

と思って猫じゃらしを下げると… …




うれしくてしょうがない感じです。


黒猫のはちべえ

2020年12月16日 12時35分24秒 | ペット
オスの「はちべえ」は2020年7月生まれ(たぶん)。

体重1・5㌔になりました。

眠いです。



だんだんと眠くなってきます。




寝てしまいます。






突然、目を覚まします





大きなあくびをします。




寝返りなのか、体勢を換えたいだけなのか、ぐるりと回ります。



そして最後に、きりりとします。



でも最後は、やっぱり眠いです。



保護猫2匹がやってきた。

2020年12月13日 11時35分54秒 | ペット
妻が飼いたがっていた猫が2匹、やってきました。

うちにはインコが3羽とハムスターがいるので、

どうしようか迷っていたのですが、

「ぼくがどんなに辛くても、

君にはシルクのドレスを着させてあげたい」

といって妻と結婚したてるりんなので、

妻の希望や夢は叶えてあげたいのです。


というわけで、

捨てられたり殺処分されそうな猫を引き取っている

「猫と暮らす会」の人にお願いして、

やってきたのが黒い「はちべえ」ときじ虎の「にこ」です。




猫は二階で暮らし、インコとハムスターは1階に。

でもインコは二階に飛んでいくこともあるし、

猫も二階の部屋から脱走するしで、

階段にバリヤを設けました。


オスのはちべえは、目がまんまるなのが特徴。

なんだか知りませんが体をクネクネとさせます。





でも時折、野生に戻ったかのように鋭い目つきであたりを眺めるときもあります。



さらには、鋭いつめをなめて磨いています。






メスのにこは愛きょうがある感じ。



買い主が寝ていると、隣であくびをします。




二匹はもともと3きょうだいで、みちばたで「みゃーみゃーみゃー」と鳴いているのを

近所の人が「猫と暮らす会」に教えてくれて、保護されたそうです。

はちべえとにこ以外のもう1匹は、

しばらく前に別のおうちに引き取られたそうです。

良かった良かった。


というわけで、きょうだいのはちべえとにこは、

追いかけっこをしたり、一緒にお昼寝をしたりして暮らしています。



ときには隠れんぼをすることもあるようです。






それにしても恐ろしいのは猫用のおもちゃの「ねこじゃらし」。



自分が落ちそうになりながらも、必死に猫じゃらしを捕まえようとします。

それははちべえも一緒。



立ち上がって捕まえようとします。

さらに両手も伸ばします。




妻はこの姿を見て

「オーケストラの指揮者みたい」

「ジブリ映画の『猫の恩返し』に出てくる黒猫みたい」

と気に入っています。



にこはたまに、じゃんけんを挑んできます。



てるりんはいつも「ぱあ」を出して勝つのですが、

猫の手は実は「ぐー」ではなくて、

「ぱー」だったりします。


はちべえとにこが来て1カ月。

今後もときたま、ご紹介します。

あしあと