ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

午前十時の映画祭「時計仕掛けのオレンジ」

2019年10月18日 20時32分09秒 | 本・映画 た(だ)行
映画「時計仕掛けのオレンジ」




スタンリーキューブリック監督の名作。

ベートーベンの交響曲第九番の「合唱」が印象的な近未来を創造させる映画。


暴力とセックスに明け暮れる若者4人の無軌道ぶりが描かれる前半。

リーダー格のフェリックスだけが仲間の裏切りで警察に捕まり、

洗脳的的な治療で性格が善人のように変わってしまったフェリックスの個人史が描かれる後半に

大きく分かれそう。

若者の無軌道ぶりは今も昔も変わらないのか。



前半部分で、牧師が悪たれ小僧たちに

「いいか悪いか。どちらに進むのかの選択をしなければ、人間ではない」

と教訓を垂れます。


後半で、洗脳によって暴力やセックスを見ると吐き気を催してしまい

善人と同じような行動しかとれなくなってしまったフェリックスに

やはり牧師が

「選択ができなければ人間ではない。こんな治療を施した国家は犯罪者」

といいます。



てるりんは思うのです。

知らないことは恥ずかしいことではなく、

やってはいけないことだとしりながらやってしまうことや、

やらなければならないことなのに、やらないことが

恥ずかしいことなのだと。


若者が、よく考えないで悪いことをしてしまうのは、

それほど恥ずかしいことじゃ、ないんじゃないかな。






ハラハラドキドキ度 ☆☆☆☆

感涙度

居眠り度 ☆☆☆☆

総合 ☆☆☆☆



もうひと言

映画「さよなら人類」に似た印象の映像。

内容もというかテーマも、似ている感じがすると思うのは、

てるりんだけかな。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿