「風に立つライオン」
さだまさしによる同名曲のファンである大沢たかおが主演。
アフリカ医療に生涯を捧げる航一郎(大沢)は、
日本に恋人を残して大学病院からケニアの研究施設に派遣されます。
現地の赤十字病院から1カ月の派遣要請を受けるて赴く先は、内線が激しい土地。
重傷を負って次々と運ばれてくる少年が、
麻薬を注射され戦場に立たされた少年兵たちでした。
治療しても治療しても、運び込まれる大けがをした少年兵。
むなしさや非力さを感じながらも、患者にはいつも笑顔で接します。
明け方の太陽に向かって
「がんばれ~がんばれ~」と自分を励ます姿が印象的です。
☆☆☆☆★
「王妃の館」
浅田次郎の同名小説を映画化。
倒産寸前の旅行会社が、ホテルの1つの部屋を2組に同時提供するというツアーの二重売りで
窮地を脱しようと企みが、コミカルに描かれます。
売れっ子作家の北白川右京を水谷豊が演じます。
☆☆★
「トゥモロー・ランド」
ジョージ・クルーニー主演のディズニー映画。
宇宙飛行士を夢見る17歳の少女ケイシーはある日、見慣れないピンバッジを見つけます。
そのピンバッジに触れたケイシーは、
科学技術が発達した未知の世界「トゥモローランド」に迷い込みますが、
すぐに元の世界に戻ってきてしまいます。
そんな彼女の前にある日、アテナと名乗る謎の少女が現れ、
「再びトゥモローランドに行きたければ、フランクという男を訪ねろ」と言います。
タイムトラベルの要素あり、冒険の要素あり、パラレルワールドの要素も。
とSFの要素をずいぶん詰め込んでいるため、
「詰め込みすぎ」との批評もあります。
輝かしい未来が、同じ場所でもパラレルワールドでは寂れているという映像は、
なかなかこっています。
☆☆☆★
☆☆☆★