他人ごとだから心配してもしようがないとは思いつつやっている。
調剤報酬改定が告示された1週間が過ぎた。
この1週間にどれだけの会社が社員全体への研修などの周知が行われただろうか。
安上がりのオンラインセミナーに頼っていてはいけない。
しょせんオンラインには魂が感じられない。
頭の中に残る気がしない。
もちろんそれなりの前知識がある人は確認の意味では有意義かもしれない。
基本的に私の関係先ではすでに社内的な研修会は終わった。
そこからの質問にも対応している。
さらに5月末までに行う実践行動目標も店舗ごとに出来上がってきた。
その成果を振り返るために来月には中間報告を踏まえて検討会を行う。
最終的には5月末までに実践行動目標の達成を目指す。
思ったより積極的な取り組みが始まっている。
1番の課題は「かかりつけ薬剤師指導料」の算定回数を増やすことだ。
先ず、何がネックになっているのかをピックアップしてみる。
患者負担が気になる。
何をしていいのか分からない。
薬歴への記載が難しくなりそうだ。
24時間の対応が嫌だ。
など様々な出来ない理由が並べられる。
次に、上記の解決策を話し合ってみる。
患者負担が気になると言うがいくら増えるのか。
意外に把握されていなかったりする。
「服薬管理指導料」(45点)が「かかりつけ薬剤師指導料」(76点)になると31点が増える。
高齢者などの1割負担の患者なら30円じゃないか。
これくらいの負担ならサラッと「30円お願いします」で行けそうな気がする。
要はアプローチの仕方じゃないだろうか。
「かかりつけ薬剤師指導料」をより多く算定できている薬剤師は何気なく最後のクロージングで30円にふれている。
意識し過ぎじゃないだろうか。
無理強いするつもりはない。
でも、気軽に相談できる薬剤師がいると何となく安心する。
因みに、私には私のかかりつけ薬剤師がいる。
ちょっとした体調の変化にも応えてくれる。
頼りになる存在だ。
30円で安心が買える。
価値ある30円だ。
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