医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

狼なんか怖くない

2024-07-30 04:51:58 | 薬局
アマゾンより怖いのは”茹でかえる”を忘れた“かえる”かもしれない。

「狼なんか怖くない」って歌があった。
ほとんどの人は知らない。
その歌詞の終わりに「あなたも狼に変わりますか あなたが狼なら怖くない」とある。
要は狼に変わってしまえばいいだけじゃないかと思う。
逆らおうとするから脅威になる。
仕組みを理解して上手に使いこなす。
多少の手数料など気にしない。
アマゾンと同じような仕組みは既にある。
それが爆発的に利用されている話など聞いたことがない。
”アマゾンなんか怖くない“

今を見直そう!
薬局が成り立っているのは誰のお陰だろうか。
これを忘れておろそかにしていると、最も怖い”茹でかえる”になってしまう。
経営をする中で不安はたくさんある。
その不安を払しょくしてくれるのがファンじゃないだろうか。
と、”駒形ファン”さんに気を使ってみた。

今の世の中で最大の営業力を発揮しているのがインフルエンサーの存在じゃないだろうか。
(正直なところ”インフルエンザ“と”インフルエンサー”の違いは最近知った)
インバウンドが富士山の写真を撮るために集まって来る。
日本人でも知らないような古民家を訪ねる。
どこから情報を仕入れてきたのか不思議に思う。
それがSNS等から発信される影響力である。

誰のお陰かを考えてみる。
先ずは、処方元の医療機関であり医師がある。
こことの関わり方を見直してみる。
具体的な話は自分で考えて欲しい。
書くスペースがない。

次に患者を含めて地域へはどうだろうか。
「やっぱりここの薬局がいい」「あなたから薬がもらいたい」と言わせるためにどんな工夫しているだろうか。
“マズローの5段階欲求説”によると上から2番目は「承認の欲求」である。
この「承認の欲求」を満たすサービスはあるのか。
そして、地域への貢献もある。
処方箋の多くは高齢者である。
高齢者が最も不安がっているのは歩けなくなることだ。
そんな歩けなくなることへのサポートはあるのか。

そして、最後になるが従業員への感謝を忘れない。
当たり前のことだが、これらの見直しがアマゾンでもアマゾネスでも怖くない。
逆に上手に利用することを考えてみる。

たまにはアマゾネスに囲まれてみたいと願っている。
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ジタバタ)
2024-07-30 06:42:25
最近,アマゾンの話しが出て急に薬剤師会の幹部の方が焦ってる?みたいです。
でも,駒先生の言うように,同じような仕組みは今まであったしなぁと…。
しっかり,構えて攻めていきます!!
返信する
Unknown (駒形SAN)
2024-07-30 07:03:57
正解👍
返信する
Unknown (駒形SAN)
2024-07-30 07:10:03
因みに、電子処方箋が普及し調剤の外部委託が全面解禁になると!
やばい😰
返信する
Unknown (Unknown)
2024-07-30 08:49:32
暑い真夏の朝も、このブログでやる気が出る!
今朝はアマゾネスに思わずニンヤリ。
さすがの駒形節に感服いたしました。
返信する
Unknown (駒形ファン)
2024-07-30 11:38:18
毎度暑苦しくて申し訳ありません!
酷暑見舞い申し上げます!


商売の勝敗は経営力にある

狼なんて怖くない。おっしゃる通りです。
経営センスをお持ちの方、腕の見せ所です。
あなたの力を証明するチャンスが訪れます。
ピンチをチャンスに変えることができる人を証明する時が近づいています。

売り手よし、買い手良し、世間よし
かつて街の薬局ではこれを体現したのですが、調剤薬局はお商売の基本から遠ざかってしまいました。一方で、その後薬局業界でお商売の基本を究極まで推し進めたのがドラッグストアとなりました。

これまで調剤薬局、とくに門前薬局は多くの場合、顧客ニーズの分析を怠るか、誤ってきました。はっきり言って、売り手よし、買い手良し悪しなし、世間悪しであったのではないでしょうか?それでも成り立つ制度ビジネスだったわけでした。そして、ついに世間はこんな制度おかしいとなり「茹でガエル」ちゃんが茹で上がりつつあります。ですから、伸び代はあります。この伸び代をAmazonなどに対抗できる領域で伸ばしていきたいところです。茹でられていることに気がつき覚醒した人、そして顧客ニーズに向き合って身を削る決意ができる人に伸び代を感じる駒形ファンです。

駒形sanのおっしゃるように、薬局のお馴染みさん、ご贔屓さん、◯◯薬局ファンをいかに増やすことができるか?これもまたAmazonに対抗できる手段ですよね。薬学的にめちゃくちゃ優れている人が、必ずしもこの人から薬をもらいたい人ではありません。ただ単に「この人は私のことを本気で考えてくれている」ということが伝わればいいのです。これは薬や体のことだけではなく、家族のことや人生のことも含まれます。とはいえ過度に深入りする必要はないはずです。あくまでも薬局の立場としての関係性でこれらを機能させれば、おのずと「この薬局がいい!」となるはずです。好きになってもらえれば、あとは勝手に顧客が行動してくれるものではありませんでしょうか?

駒形ファンが駒形sanのことを好きなのは、ありがちな人ではなく、情熱のあるかただからです。ありがちな人というのは、ありがちなコンサルな人のことを意味します。「薬局経営とは」の後に金金金の人たちに駒形ファンは興味を示しません。つまらないからです。駒形sanは薬局愛、薬局への情熱にあふれた方です。駒形ファンは、歴史的偉人たちが持っていた情熱が好きなのです。人々を動かす原動力が金に偏ると愚かな結果を招き、情熱に傾く感動的な結果を生むはずです。1番良いのは、情熱を注いだ結果が金を産むことではないでしょうか?

商売の勝敗は情熱の有無にあるのかも?

仕事があるってありがたいですね。
明日も楽しみです。
返信する
落ち着く (駒形SAN)
2024-07-30 16:08:58
やる気が出てくれて嬉しいです。
昨日、アマゾネスから解放されて東京に戻りました。
アマゾンより熱いです(笑)

馴染みの居酒屋ってどんな感じでしょうか・
なぜ行き付けになるのでしょうか。
1人でカウンターに座っていても落ち着くのはなぜでしょうか。
そんな居酒屋みたいな薬局がいいですね。
返信する
Unknown (駒形ファン)
2024-07-30 17:05:49
> 駒形SAN さんへ
> 落ち着く... への返信

さすが、わかりやすい。
これこそまさに「地域」の薬局ですよね。
人と人、その街の歴史、健康がこの薬局にいけばわかる、店員あるいはお客さんが教えてくれる。良いコミュニティは多くの人が求めているのに、実はそんなに存在できていないんですよね。まさに伸び代。

仕事があるってありがたいですね。
明日も楽しみです。
返信する
私は私 (駒形SAN)
2024-07-31 01:20:54
私は”おじいちゃん”ではありません。

私は”駒形SAN”です。

ちゃんと名前で呼んで欲しいのです。

番号でもありません。
返信する

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