医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

敵は職場にあり

2019-06-09 05:49:28 | 薬局

何気なく盛り込まれた。

 

どうなるのか分からないが、薬機法の改正案に紛れ込んできたのが、オンライン服薬指導である。

こちらは総理大臣が議長を務める未来投資戦略にもイチオシである。

また、規制改革推進会議でもお墨付きである。

そうなると薬機法の改正があっても、なくても何らかの便法で解禁になるのかもしれない。

セミナーでも説明しているが遠隔服薬指導とオンライン服薬指導では大きな違いがある。

現在認められているのは国家戦略特区における遠隔服薬指導である。

特区は兵庫県養父市、愛知県、福岡市の3箇所である。

遠隔と頭文字がつくと対象患者は離島や僻地に限定される。

ところがオンラインになると幅が広がり在宅患者はもちろん、職場や公民館なども含まれてくる。

公民館などは無医村におけるオンライン診療が想定されている。

もちろん薬局などないことが多く、オンライン服薬指導は有効は手段となる。

 

問題は職場にある。

職場が認められると、働き盛りは忙しいので生活習慣病でもなかなか受診しづらい。

会社を休まなければならない。

そんなことに貴重な有給休暇も使いたくない。

そこで初診は対面で、再診は会社にあるパソコンでオンライン診療が有効となる。

現状ではオンライン診療を受診して、紙の処方箋を薬局に持参するが、それすらも面倒である。

生活習慣病は自覚症状が無いので服薬中断が起きやすい。

 

オンライン服薬指導が認められると、職場でオンライン診療が行われ、同じく紙の処方箋が発行されて、薬局に送り、後から薬が郵送されてきて服薬指導が可能になる。

郵送も面倒なら2月から実証実験に入った電子処方箋もある。

オンライン診療で受診し、医師が電子処方箋を発行する。

その電子処方箋は雲の中に保管され、患者から知らされたIDナンバーを入力すると雲から処方箋が飛んでくる。

その処方箋に基づき調剤し職場に直接郵送する。

服薬指導は会社のパソコンで完了となる。

 

近未来にはかなり普及しそうな気がする。

思い出して欲しいが携帯電話はいつから出始めただろうか。

さらにスマホはいつからだろうか。

便利なものは、あっという間に広がる。

生きていくのが恐ろしいくらいに早い。

 

 

 

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