横道世之介
時代設定は80年。
長崎で生まれ、埼玉に近い東京に住み、
サンバサークルに入って、
サンバを踊る18歳の大学生の1年間。
とても読みやすい小説です。
上京し大学に通うごく普通の学生の生活。
世之介の将来の
目指すところの基礎となった一年。
間に学生時代の友人のその後を挟んで、
描かれています。
世之介の周囲の人達の今と、
過ぎ去った日々。
可愛い祥子ちゃんなど
登場人物の人柄も、
それぞれ魅力がありました。
世之介も不快な所が全くないいい人。
読んでいるうちに、
隙だらけでごく普通の学生の、
彼の魅力に気づき
だんだん惹きつけられていきます。
純朴で愛すべき人間です。
世之介に関係した人達にも、
ほんわかとした、いい思い出を残したはず。
思ってもいなかったストーリーに、
心苦しくなりますが
やっぱり彼ならではの行動だと。
世之介に出会えたことが一番の幸せ。
お母さんがそう思っていて、
悲しいけれど温かい気持ちになりました。
高良健吾主演で映画化があるそうです。
世之介の人柄に惹かれました。
全く”欲”がないわけでもなく、そこらへん現実的で良かったです☆
ああいう人柄だからこそ出会う人達も良い人ばかりなんでしょうね。
どうしてこんなにたくさん本まで読めてしまうのかと感心しています。
世之介って、どんな青年なんだろう。。
思ってもいなかったストーリーとは。。
と、気になりますね。
コメントありがとうございます。
世之介、魅力的な人物でしたね。
そして周りの人達も…
でもどこにでもいる
普通の人なんですよね。
その辺がよかったですね。
電車の中など
細切れの時間に読んでいます。
だから一冊読むのに結構
時間がかかるんですよ。
たまに面白かったら一気読みも
ありますが…
ストーリーはちょっとこの場合
言わないほうがいいと思います。
気になるでしょう(笑)
見て、二人でびっくりしました。
こういうはっちゃけた高良君は初めてでした。
吉高ちゃんとも、「蛇にピアス」で共演して
いたし、興味わくね~と娘と話ました。
この記事読むと最後は悲しい結末なのかしら?気になります。
アリスさんの娘さん
高良君のファンなんですね。
高良君は今まで影のある役柄が
多い感じですね。
でも明るい高良君も
興味あります。
結末…実際過去にあった人道的な事件に
なぞらえて描かれていました。
TBありがとうございました。
青春小説だけど
結構深いですね。
吉田さんの小説、幅が広いので
気にいるのもきっとあると思いますよ。