Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

さうりる 7・20 火曜日 Jam session

2021年07月21日 00時00分00秒 | ジャムセッション

女性ベーシストがHostのセッション。初めての参加でしたが、”やさしい”ギタリストもいて、結構いいJamと思いました。ただ、参加者がJamでのアンサンブルを楽しむのでなく、自分の演奏だけに集中するタイプ。あるいは、そういう忖度ができるほどの技量がない人たちの集まりになっていたのが、ちょっと驚き。ベーシストは、むしろ小さな音で、それでも音程もバッチリ、リズムもバッチリなので、とても良く音が通る。さすがプロ。この方は、かなりの奏者らしい。その横で、某Y音楽教室の講師とかが、ドカドカやかましいドラミング。下手じゃない、むしろ標準以上なんだけど、この人、ホントに音楽教師?????某Y音楽教室講師ってこんなレベルなんでしょうね。

その後、”二人で演奏!”という企画。でも、二人で演奏するほどの技量の持ち主は残念ながらいない。というわけで、早々に退散した。Jam sessionで、私が勉強になる技量の持ち主は、偶に遭遇するが、数人。待機している時間が長いと、そういうプレーヤーにとっては退屈な時間となる。だからあまり参加してこない。サックスとフルートをこなす人、この人はかなりレベルが高い。テナーサックス奏者で一人上手な人がいる。それくらいか。上手な人がいると、他の参加者はビビっちゃうし、って、私のことでもあるし、居直って演奏すると、音が汚れる。KARAOKEじゃない、生演奏でのJamは本当に難しい。

参加者と知り合いになるのは勿論楽しいし、そこに時間を埋める方法もあるのだが、時間を持て余している生活でもないので、このあたりは、どう過ごすかを真剣に考えないといけません。

なぜ、Jam sessionが悩ましいかというと、私の演奏している楽器にもよります。クラリネットは音が前方に散る楽器。サウリルで、お客様が多いと、音が吸収されて、どうしても吹き過ぎる。そんな時はテナーに持ち替えて、って、吹きたいのは、実はクラリネット。今回のやかましいドラムは初体験だったが、いずれにせよ、自分の音が聞きにくくなる。このことを、結構プロでもご存じない方がおおい。

双園ではしっかり音をピックアップしていただけるし、人が少なければ、マイク無しでも結構響く箱。ここは演奏しやすいが、ここでばかり吹いていると、他の場所で吹くとがっくり来ることが多い。こんな音だったっけ、って。ともかく、クラリネットは厄介な楽器。フルートも似たようなもの、と思われる方は多かろうが、フルートは比較的目の前で音がなります。ただ、私はフルートは超下手。ってか、吹く資格なし。ま、これも練習中ですけどね。年寄りの冷水です。

他のライブハウス、当初・よく行っていましたが、クラはほぼ無理。そこでスピーカーまで入れたが、オーナーが、サボって全く調整しない。返しを入れてくれ、というと、親しい一流のプロのドラマーがちゃんと音聞こえてるよ、って。近くに楽器店があり、筆おろしに、いつも吹くのだが、いつも失意のどん底に落とされる。んで、あまり行かなくなった。

プロのクラ奏者でも、箱の状態に結構苦しむことはあるようで、他の楽器より、こういうことは多いようです。それでも、なお、クラ吹くの??と言われても、クラ、7本、それも全部B管ばかり持ってるから、って、理由になりませんね。

あちこちで演奏するというのが大切なこともわかってきてますが、何事も経験、頑張ってまいりましょう。

 


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