Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

Paul McCartney:Kisses on the bottom をゲット。

2012年03月31日 03時00分17秒 | Weblog

YoutubeでPaulの動画をチェックしていると、ダイアナ・クラールなどとの映像がある。それで、”キス・オン・ザ・ボトム”という新作があるのを知った。ポール、スタンダードを歌う!!って感じで。早速、ゲット。
聞いてみたら、スタンダードとはいえ、超有名な選曲は避けたような。自称ジャズ好きな私も知らない曲が多い。
その中で、気に入った曲が、ACCENTUATE THE POSITIVE(Ac-cent-tchu-ate the Positive)という曲。ポールの新作、My Valantine、Only Our Heartsも良い曲で、ポールらしい歌い方。さて、Ac-cent-tchu-ate the Positive、ハロルド・アーレン作曲とのこと。この楽譜、Fake Book集にない。しかし、i real bにはある!!!流石ー!!!!私がi real bを高く評価して、やっぱり正解!

このYoutubeで、昔の人が結構歌ってる。今は余り流行ってないし、知らなかった曲だが、良い感じ。

メロディーをとって、レパートリーにしたい曲。新作の2曲もいいマテリアルになるかも。
ポールは、ビートルズの中で、メロディアスな曲作りに秀でており、且つ、父親の影響で、ジャズに親和性が高いと思っていたが、いよいよ出たCD。コール・ポーターの曲を、Let it beの中で歌っているという話も。これは、De-lovelyで、アシュレイ・ジャッドが歌ってます。ボーカリストとして、世界11位の評価とも聞いたが、音域の広さ、声質の変化の幅の広さなど、魅力的なボーカリストである。私の音楽歴の本質はビートルズ、就中、Paulにあります。4度上のハモり、新しいコード進行、シンコペーションなど、Basicなのに、人の気持ちを捉える、正に、Popsの神様。

Byplayerも、これまた、怒級の人ばかり。World tourで長く共演している人も。
というわけで、ビートルズ、中でもポール好きの人にはたまらないCDです。
因みに、Kisses on the bottomは、おしりにキッス、じゃなく、手紙の終わりにキッスを意味する"xxx”を書くことだそうで、CDのポールの写真にも書いてあります。 1曲目のI'M GONNA SIT RIGHT DOWN AND WRITE MYSELF A LETTERの歌詞にもあるフレイズ(既に他のサイトで書いてありました。)

というわけで、一生を音楽に捧げた、ポールのCD,素敵です。