残暑厳しき折にも関わりませず、多くのお客様にお越し頂きました。ありがとうございます。
今回のライブは、日頃、私がお世話になっている、中堅、若手のプレーヤーによる構成と致しました。初対面、初プレイのメンバーが殆ど。こういう場合、期待以上のライブになることもあれば、そうでないことも。
結果は?
予想を超える素晴らしいライブになりました。いや、ちょっと驚きました。
良いプレーヤーを集めたというそれなりの自信はあったのですが、ここまで良い雰囲気で、良い演奏。お客様のご協力もあり、ホンワカとした雰囲気のライブ。中身も詰まっていました。良いライブだったとのお褒めの言葉も沢山頂戴いたしました。
鈴木孝紀氏は、音楽性高く、テクニックは申し分ない。音が綺麗なことは関西のプレーヤーに広く知れ渡っています。それに、なんといっても、素敵なお人柄と、これまた素敵なルックス。彼のリーダーとしての役割も申し分ないもので、音楽のみならず、着実に進化しているプレーヤーです。
素晴らしい、今後の日本のジャズ・クラリネット界をしょって立つ逸材ですね。
彼の圧倒的な中身の濃い演奏は、既に今年3月、身に染みて解っている事ですが、今回も参りました。既に独自のアドリブの世界を確実なものとして、且つ、進化し続けている、うーん、バトルサイボーグ?戦うプレーヤーというより、包容力のある素晴らしい演奏をしてました。既に関西では、トッププレーヤーですが、これからが、益々楽しみな、魅力のあるプレーヤーです。彼が提案した、Bill Evansのオリジナル、”Five”、これは難曲でした。リハでは、さすがの各プレーヤーも些か困惑気味だったのですが、この曲を筆頭に持ってきたのも、鈴木氏の思いが伺われます。これを、各プレーヤー、難なく、今まで何度かやってきたように、エンジョイしながらのプレイ。これには脱帽いたしました。藤井さちよ(p)、真木毅(b)斉藤洋平(dr)の各プレーヤー、既に仲間内で高い評価を得ている方々ですが、流石です。
藤井さんは、控えめに見えますが、なかなかの強者。良い演奏を、楽しみながらも、入魂演奏です。少し体を傾けながらの演奏。良い雰囲気です。
真木さん、この方は、ちょっとご一緒に演奏しただけで、素晴らしいプレイをされ、私が惚れ抜いているベーシストですが、息があっていましたねー!!
斉藤氏は、久々の登場ですが、やはり、百戦錬磨、良いプレイです。k
今回の素晴らしいライブのもう一人の立役者、北川真美嬢は、長身ですらっとした方で、見栄えが素敵な方ですが、雰囲気ありますよね。歌がこれまた、自然で素敵な声。しっかりしたベースをお持ちの素晴らしいボーカリストです。私も一度、ご一緒させていただいたことがありますが、実力派なのに、爽やかなヴォーカル。ご自身も楽しんでのパーフォーマンス、とっても素敵でした。
この企画、遣って良かったと心から思えるライブでした。鈴木孝紀氏の今後、楽しみだなー!!そして、各プレーヤー、ボーカリスト、とっても素敵でした。ジャズライブは、素敵なプレーヤーに素敵なお客様、素敵なお店、三拍子そろうと素晴らしいものになると、改めて感じました。
そうそう、涙の転勤、メタボラー一号氏の、さよならボーカル、”Summertime"、良いプレーヤーにバックをして貰って、受けてましたー!!これも、手作りジャズライブならではの出し物でした。
最近、メタボラー氏、僕もプロとして遣っていけると、ちょっと鼻息荒いようです。なんちゃって。