アメリカ版Shall we danceを久しぶりに見てみた。2回も。日本版Shall we ダンス?は、途中で見るのを止めてしまったが、アメリカ版は何度見ても、私めのつぼにはまります。ジェニファー・ロペスの演技は沈んだ気分の時、悲しい時、歓喜の時、色んな表情が豊かなのが魅力ですね。ただの美人でなく、強烈な個性と容姿、これが今の売れ線女優の特質でしょうね。リチャード・ギアの演技もとても素敵です。新米男性ダンサーは、徐々に上手になっていくのですが、実際撮影の間に腕を上げ、代役は一切使ってないとか。ロペス演ずるポリーニが、ジョンに警戒心を持って接し、ギア演ずるジョンが淡い恋心を傷つけられてしまうところ、ルンバをジョンに説明するところ、最後はポリーニがイギリスに旅立つ送別会での諦めとジョンが来た時の満面の笑顔、ロペスの表情は言葉以上に語りかけてきます。この映画は、まさに大人のおとぎ話なんですが、若い人が見ても、楽しい、素敵な、素朴な喜びを感ずるんじゃないかなと思います。ちなみに、私の一番好きな映画はドクトル・ジバゴです。ワイフは多分みてないと思うので、今度見せましょ。