晴れの予報が実際は曇天。遠出するのはやめ、仙台近郊の萱ヶ崎山にて運用してみました。仙台市太白区。標高379m。合併前の仙台市の最高地点。自分にとっては大年寺山に次ぐお手軽運用場所です。
しばらくぶりに登ってみたところ、山頂の鉄塔付近は低木が伐採されて、特に南側の見晴らしが良くなっていました。数年に一度、送電線の管理のため、伐採が入るようです。これなら当分、他の登山者がいても運用場所に困ることはなさそうです。
本日の装備
・リグ G7、DPR3、DJ-R20D、DJ-CH27、DJ-P24
・アンテナ RH770、DCR用60cmモービルホイップ
DCRでCQを出してみたものの、応答なし。高山のようにはいきません。しばらく待機すると、ミヤギSS500局のCQが聞こえてきました。宮城県北部の南方町・瀬峰町モービル半固定。双方1Wにてメリット5。続いて特小に移って交信を試みたものの、残念ながら信号は確認できませんでした。たぶん見通し外。
続いてミヤギOS147局。大崎市河川堤防移動。ホーム固定からは大崎方面に届くことはないのですが、ここは良く飛んでくれます。双方1W。メリット5。
さらにイワテDE69局。一関市室根山移動。標高895m。メリット5+アンテナマーク2本。萱ヶ崎山と室根山は見通しで、距離99.5km。こちらが0.2Wにパワーダウンしてもメリット変わらずとのことでした。
最後にミヤギIT03局。石巻市京ヶ森。標高281m。0.2Wにてメリット5+アンテナマーク3本。良好な伝搬を確認して、今回も特小実験にお付き合いいただきました。萱ヶ崎山から金華山、牡鹿半島、石巻方面は見通しで、距離約58km。実際、霞んだ中にそれらしき山々が見えていました。
萱ヶ崎山ー京ヶ森
DJ-P24でワッチすると、すぐにミヤギIT03局の変調が浮き上がってきました。ノイズはありますが、十分了解可能。ポイントを合わせると、スケルチオンでも開いてくれます。メリット5。Sメーターは0~1個点灯。続いて、CH27、R20Dでそれぞれ受信、送信を繰り返して実験したところ、3機種ともほとんど変わりませんでした。R20Dでの送信時、若干信号が強くなる、とのレポートをいただきました。受信に関しては、スケルチがすれすれで開く程度の信号であれば、大きな違いはない、という印象です。
この数回の運用で、特小トランシーバー3機種のそれぞれの感触を得つつあります。一方、前回はこうであったのに、今回は逆の印象を持つ、ということもありました。ある意味、甲乙つけがたいレベルではあります。
本日も交信いただきました各局様、ありがとうございました。
次回も、よろしくお願いいたします。
交信ありがとうございました。DCR、特小、どちらも交信できること自体貴重なので聞こえてましたら、必ず応答させていただきます。業務用は予備バッテリー高か過ぎですね。DPR3はアマ無線転用なので、いくぶん安く済みます。次回もよろしくお願いいたします。
ミヤギIT03様
200m地点でしたか。それでも問題なく入感でした。数度にわたる特小実験ありがとうございます。今日は弱いながらも安定した信号でした。スリリングな交信ではありませんでしたが、自分としては今回のような微妙に安定した信号というのも好みです。
次回もつながることを楽しみにしております。