JO7TCX アマチュア無線局

せんだいSD550  山岳移動 

3エレ八木の4エレ化

2018年08月25日 | 八木アンテナ



 ロッドアンテナをエレメントに使い簡単に設営できるように作った2m用3エレ八木。導波器を追加し4エレ化してみました。全長113cm。重さ380g。収納時40cm。大きさ的には第一電波工業の5エレ八木と同等。重さは軽めといったところです。4エレループの場合はけっこう目立ちます。そして設営に少し手間がかかります。山頂でなるべく目立たず、景観を損ねず、手間なく設営することを考えると、この辺りがちょうど良い、もしくは限界なのでは?と思います。










 第一導波器と第二導波器の間隔は37.5cm、エレメント上下43.0cmでマッチングが取れました(SSB帯)。製作は塩ビパイプにロッドエレメントをボルトで固定。3エレ部分に変更を加えず、3エレとしてもそのまま使え、第二導波器をつなげば、4エレに早変わりです。





 4エレにした場合は重量のバランスが変わってしまうのでブームの固定位置(クリップ)を変更する必要があります。それに伴い同軸ケーブル引き回しも変わってきます。とりあえず、いったん横に回してマストに添わせるようにしたところ、特に問題ないようです。マッチングだけでなく三脚とのバランスも考慮する必要があり、ケーブル問題はけっこう厄介です。バラン追加が効果的かもしれませんが、山のみで使うことや軽量化を考え、直接給電としています。




 さっそくベランダで受信してみました。3エレの状態と第二導波器追加し4エレでの聞き比べ。残念ながら、ほとんどその差は感じられませんでした。多少信号が安定するかな、程度。指向性についても違いというほどのことは感じられず、でした。今日は出ている局がほとんどなく、かつ、ベランダといえども気温35度。受信もままなりません。移動運用の機会に3エレ、4エレを比較しながら使ってみます。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« AL-144Fの利得 | トップ | 変形バーアンテナONE ICラジオ »

コメントを投稿

八木アンテナ」カテゴリの最新記事