休み中に作ってみようと、いろんなキットや部品を買いこんで、いざ休みとなると結局何も作らず、ということがよくあります。本も同様。気力のあるうちに、ということで、ラジオ少年通販のKIT-16SPというのを作ってみました。以前に一度作ったことのあるKIT-16DXのスピーカータイプで、電源は単三2本使います。
回路はシリーズ共通。3端子IC(TA7642)にダーリントントランジスタ1個の構成。ダーリントンにより2石相当で増幅されます。回路図は下記の通り。きわめてシンプル。
キット一式
部品を確認してみると、KIT-16DXとはトランジスタが別の型番に変わっていました。SC1472は廃番で、これの相当品はSC982と思っていましたが、付属していたのは初めてお目にかかるBC517という型番。調べてみると確かにダーリントンではあるようです。トランジスタも日進月歩、現れては消え、ですね。
さて、このキットは木台にプラスティックの前面パネルという風貌で、基板のわりには大きな木台が付属しています。説明書通りに作れば、かなりスペースに余裕があることから、今回、付属バーアンテナを使わず、大きめのソレノイドコイルを搭載することにしました。
コイルは、以前から試してみたかった2段重ね巻きを採用。直径6cmの塩ビパイプにリッツ線を巻きつけ、巻終わりからいったん元の位置に戻して、同じ方向に巻き重ねていく。1段目は50回巻き、2段目は24回巻き、合計74回巻き。インダクタンス170μH。有り合わせの使い古したリッツ線なので、見栄えはよくありません。
キット自体は、「回路の見える基板」といって、通常と逆に表側をハンダ付けしていきます。回路図そのままの基板で、わかりやすく、上からハンダ付けするので、裏面にハンダの凸凹がなく、木台への納まりもいいです。
完成 同調ツマミは変更しています
コイル作りを含め2時間ほどで完成。電源スイッチを入れると、NHK第一、第二が大きな音量でスピーカーから聞こえてきました。窓から離れて室内奥に行くと、だいぶ音量は小さくなります。1IC+1トランジスタとしては御の字かな、といったところです。ただ、分離は良くありません。この原因は二段重ね巻きコイルにあるような気がします。付属バーアンテナ、その他、いろいろ試してみます。
単三2本使うタイプのキットは、ラジオICとオーディオICを使った2IC構成が多く、その方が感度も音質も良かったりするのですが、このキットも捨てたものではありません。スピーカーは45Ωの高感度なものが付属、トランスを使うことなく、トランジスタ増幅のみで元気よく鳴らしてくれます。
運用もアクティブでいいですね!!
今回、お邪魔したのは、特小機の件でした。
先日、アマ400のレピーター設置場所に、特小のレピーターを設置する許可を頂いて参りました。
そこで、昔は、R20Dも3台ほど持っていたのですが、その時はやる気もなく全て手放してしまいました。
最近は、レピーターに適した特小機は、やはり、後継機の100Dとかですかね?
レピーターに設置ともなれば、単信に使うのとも異なり
停電が起きた場合の復帰した場合の作動など、色々考えますよね
何か情報があればと思い、お伺い致しました。
宜しくお願い致します。
来シーズンも是非、アクティブに運用されて下さいね!
また、繋がるのも楽しみにしております。
レピーター設置いいですね。山岳で何度か臨時レピ設置してみましたが、今ひとつ手ごたえがないというか、試行錯誤の段階です。そのとき使ったのはケンウッドのUBZ-BH47FRです。これはお勧めできません。レピで使うとシンプレックス以上に感度が良くありません。電源ボタンを押さなくとも通電すれば復帰するので、この点だけは良いところですね。
R20Dも2台持っていますが、臨時レピとして使ったことはないので来年は使ってみたいと思います。100Dは使ったことないので?です。情報というほどのものはなくて恐縮です。
ときどきGT44さんのブログ拝見しています。
来シーズンもよろしくお願いします。よい新年をお迎えください。
お陰様で、RPTの設置場所は、標高684m位の場所に設置出来る事になったので、今後の特小運用もそれなりに楽しめそうな予感はしてますが、局数が少ないのが・・・(苦笑) まぁ、それなりに楽しめるように頑張ってみます(笑)
また、単信機のお勧めなどの情報もあれば助かりますので、宜しくお願い致します。
では、来年も是非、お繋ぎ頂ける事を楽しみにしています!