JO7TCX アマチュア無線局

せんだいSD550  山岳移動運用 

萱ヶ崎山移動

2016年10月30日 | 里山 移動運用


 あちこちの山で初冠雪のたよりを耳にするようになりました。好天に恵まれた今日あたりが奥山の登り納めかなとも思いつつ、気分が乗らずやめておきました。軽く近場の里山へ。萱ヶ崎山は昨年1,2度登ったきりで、ほぼ1年ぶりとなります。仙台市太白区。標高379m。








 もともと見晴らしの良い山頂ではなく、送電線の鉄塔が建っているため、数年に一度、周辺と作業道の刈払いがあり、眺望が利くようになります。1年ぶりの山頂は、樹木が背丈ほど成長し、期待したほどの眺めはありませんでした。蔵王連峰と青麻山、仙台市街地の一部を望む程度。

 今日は風なし。前回、突風で破損した7/8λGPを修復、リグは本日もFTM10S。スケルチを開いて受信状態にしてみると、S1~2のノイズが確認できました。送電線の影響かと考え、動き回ってみましたが変化ありません。となるとモバイルバッテリーが原因?リグとバッテリーの間にパッチンコアを数個取り付けており、対策としては十分かと考えていたのですが、甘かったようです。バッテリーの位置を変えると微妙にノイズが変化することに気づき、リグ本体に載せるように置いてみたところ、理由はわかりませんが、見事に消えてくれました。ノイズというのはホント、あまのじゃくというか、翻弄されてしまいます。







 大崎市のJP7IEL局との交信実験。ノイズありの状態で0.1Wにパワーダウンしていただいたところ、まったく変調を確認できず、送信が終わったのかどうかも不明。ノイズが消滅した状態では変調が浮き上がり、51で十分了解可。弱い信号では、たとえわずかなノイズでも侮れませんね。軽量かつスタミナ十分なモバイルバッテリーではありますが、さらなる対策が必要なようです。

 2mFMで山形県米沢市、福島県福島市(東吾妻山移動)、岩手県一関市(黄金山移動)、白石市、大崎市移動各局に交信いただき、帰りのバス時刻に合わせ早々に下山となりました。

 これからのシーズン、里山モードに入ります。仙台近郊の低山歩きと無線運用。なので遠方との交信は期待できません。ローパワーでの交信実験や奥羽山脈越えのポイントなどを探してみたいと考えています。



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