エレメント調整をする前に出荷状態の HF6CL の共振点を調査。
調整には SWR 計 ( AA-30 ) を使用するつもりでいたが、上限周波数が 30MHz 迄となっており、使用不可。そこで Nano VNA を引っ張り出してきて測定開始したものの、外では、液晶画面が光って全く操作ができない。
そこで ノート PC に Nano VNA を接いで作業を開始。近くに家があったり、大きな木があったりして測定環境としては、余り良いとは言えません。Hi.
給電ケーブル長が長くなっているので、組み上げている状態でキャリブレーションを行って測定した結果がこちら。
同調点が少し低いので、調整エレメントを 1回目は 2cm切断。最良点が 50.3MHz 辺り迄上がったが、まだ低いので 2回目 1cm強切断 ( 合計 3cm切断 )。
最良点が 50.5MHz 近くになったのでこれで OK とした。
ただ、最良点より 200kHzほど上がるとどういう訳か SWR が急激に悪化し、51.0MHz から 2.0 以下となっています。
も少し切り縮めて、バンド幅を広く取れそうですが、50MHz では、CW・SSB・FT8 をメインにするので、このようなものかなと思っています。
Nano VNA 制御ソフトの全体画像は以下のとおり、液晶画面よりもはるか大きく見やすいですヨ。
ちなみに SWR は上段 左側、下段 左側が スミスチャート、上段 右側は、リターンロスを表示しています。
測定は 50MHz ~ 52MHz まで 2MHz で測定しています。
アンテナの給電の点地上高は、約1.5m、一眼レフカメラ用の三脚なので、しっかりしています。Hi.