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JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

Nano VNA を使って 50MHz用アンテナ ( DIAMOND HF6CL ) のエレメント長を調整

2020年07月05日 | 空中線

 エレメント調整をする前に出荷状態の HF6CL の共振点を調査。


 調整には SWR 計 ( AA-30 ) を使用するつもりでいたが、上限周波数が 30MHz 迄となっており、使用不可。そこで Nano VNA を引っ張り出してきて測定開始したものの、外では、液晶画面が光って全く操作ができない。

 そこで ノート PC に Nano VNA を接いで作業を開始。近くに家があったり、大きな木があったりして測定環境としては、余り良いとは言えません。Hi.

 

 

 給電ケーブル長が長くなっているので、組み上げている状態でキャリブレーションを行って測定した結果がこちら。

 

同調点が少し低いので、調整エレメントを 1回目は 2cm切断。最良点が 50.3MHz 辺り迄上がったが、まだ低いので 2回目 1cm強切断 ( 合計 3cm切断 )。

 

 最良点が 50.5MHz 近くになったのでこれで OK とした。
 ただ、最良点より 200kHzほど上がるとどういう訳か SWR が急激に悪化し、51.0MHz から 2.0 以下となっています。
 
 も少し切り縮めて、バンド幅を広く取れそうですが、50MHz では、CW・SSB・FT8 をメインにするので、このようなものかなと思っています。

 Nano VNA 制御ソフトの全体画像は以下のとおり、液晶画面よりもはるか大きく見やすいですヨ。

 ちなみに SWR は上段 左側、下段 左側が スミスチャート、上段 右側は、リターンロスを表示しています。
測定は 50MHz ~ 52MHz まで 2MHz で測定しています。

 アンテナの給電の点地上高は、約1.5m、一眼レフカメラ用の三脚なので、しっかりしています。Hi.

 

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移動用の空中線の仕掛け

2020年07月04日 | 空中線

 50MHz で移動運用を行うため、ホイップアンテナとカメラ用三脚を利用した基台を組み上げました。

 50MHz 用 1/2λセンターローディングアンテナ ( DAIAMOND HF6CL ) は全長 2.2m と長いので写真は 144MHz のアンテナを仮に接続して写しています。
無線機側のコネクタは BNC (P) に仕上げています。

 

こちらは給電部の写真ですが、三脚カメラねじ用アルミマスト ( CP-035 コメット ) を三脚へ取付、更にアンテナ用コネクタを付けるため、マルチユースアンテナ取付金具 ( CST-20 コメット ) を取り付けて給電点用 M (J) 型 接栓 を固定しています。

 

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ローテータ取替完了

2020年02月04日 | 空中線

 昨日は前日に続いてローテータ の取替作業を実施しました。

 コントロールケーブルは既設ケーブルをそのまま使用するので、ローテータ本体のコネクタに巻いてある自己融着テープを剥がす作業に少し苦労しましたが、何とか無事完了。

 ローテータの交換作業は以下のとおりに実施。

 ① 14MHz/21MHz 4ele (214C) のブームにロープを掛けタワーにぶら下げる。

 ② アンテナマストの振れ止め対策としてローテータ本体に近い部分でマストにロープを掛けてタワーに縛り付ける。

 ③ アンテナエレベータに取り付けてあるマストベアリングを緩める。

 ④ アンテナマストを固定しているローテータ本体のナットを緩める。

 ⑤ ロープ類の掛け方、各ナットの緩め忘れを再確認

 ⑥ アンテナエレベータを 30cm ダウン

 ⑦ アンテナマストが吊り上げられていることを確認

 ⑧ (旧) ローテータ撤去

 ⑨ (新) ローテータ取付

 ⑩ アンテナマストを支えるようにダウンさせていたアンテナエレベータをアップ(約30cm)

 ⑪ アンテナマストがローテータの芯に納まっていることを確認してナットを締め付ける

 ⑫ 支えの各ロープ類を撤去

 ⑬ 各部異常がないか確認し、アンテナエレベータをアップ

 ⑭ ローテータを回して以上の無い事を確認

 

 以上のような行程で取替作業を終えましたが、アンテナを回しているときにアンテナの向きのズレ補正値に誤りがあったことを発見。

 先日の強風で全体が 20度 ずれていた分は補正していましたが、今までの台風等で少しずつズレ、そのズレの合計が 20度ほどあったです。タワーとアンテナが平行になった時方向が 100度 (真北0度が起点) にローテータを設定していましたが、方位磁石で合わせ見るとおよそ 120度です。

 そのときに以前のズレ補正分の計算を忘れていたことに気が付いたしだいであります。Hi.

 

 対策として方位の補正表 ( 真値 - 20度 ) をエクセルで作り机の上に張っていますが、暖かい日に再度アンテナを持ち上げて 20度分の補正作業をもう一度行います。Hi.

 

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ローテータ更改に際して取替時の方向に合せるため仮組立

2020年01月13日 | 空中線

 現行のローテータは 2014年にオーバーホールを思いつき取り外ししたもののナットを緩めることができなかったため、ボールベアリングのグリスアップ作業を実施できていません。また、 2003年の使用開始より 17年も経過しているので今回ローテータを更改することにしました。

 使用しているローテータは CD社の RC5A-3 で、2014年の整備時、コントロールケーブルを張り替え済みなので、今回は ローテータ本体 および コントローラ は取り替えますが、コントロールケーブルは外観もしっかりしており取り換えずに継続使用します。

 アンテナエレベータを降ろしさえすれば、比較的簡単にローテータを取り外しできますので天気の良い時を見計らって取替作業を実施するつもりです。

 

 

 

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アンテナエレベータを定位置に戻しました

2018年07月30日 | 空中線

 台風12号対策としてアンテナエレベータを降ろしていましたが、無事やり過ごせたので天候はまだ不安定で時々小雨が降っていますがアンテナエレベータを定位置に戻しました。

 14MHz ではアフリカの 3B8 / OK2ZI (Mouritius Is.) が CW と FT8 で聴こえており、アンテナの調子をみるためコール。
CW & FT8 いずれのモードも無事 QSO 出来ました。

 FT8 モードにおける受信信号は -4 ~ 5dB と強く、且つコールする局も少なくて簡単に QSO 出来ました。

 

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