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JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

AFA-30新設 (10)

2008年06月09日 | 空中線

 今朝は18:30z頃から CW / PSK31 モードで東欧諸国 (European Russia、Hungary、Ukraine、Georgia ) とQSO。

 Mark5によるベアフットの運用で、RSレポートも57~59のFBなレポートをもらいました。

 しばらくワッチしていると、RTTYモードで、EURO 2008 Football Championship 記念局のOE2008MDF ( Austria ) が CQ を出している。信号も 599 と強力に入ってきている。コール1発で、20:03zにコールバックがありQSO成立。

 この時間に早起きするのは、少し辛いところですが、ヨーロッパ方面への飛び具合も確認できました。

 

Afa30swr324pic_2   

 左のグラフは、今回建てた AFA-30 の SWR 特性です。

 最良点が10.11MHzにあり、最良点を15kHzほど上げるとベストになりますが、全体が低いので、機会があれば少しエレメントを短くします。

 

 トライバンダー ( 318-40 ) との干渉もないようで、トライバンダー側の変化は、地上高が少し変わったためか、SWR の最良点が低い方へずれています。14MHz/Phone で昨晩、C91R ( Mozambique ) と FB に QSO できたことから、特に異常はなさそうです。

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AFA-30新設 (9)

2008年06月08日 | 空中線

 22:00z 南太平洋パラオの T88CW とAFA-32 (10MHz) を使ってCWモードで初めて QSO しました。

 T88CW との QSO は 2 度目になりますが、シグナルは 9+20~30dB ほど振れていて、大変強力で、前回 21MHz の 3ele トライバンダーでQSO したときと同じくらいの強さで受信できています。

 無事、このバンドの初 QSO も終わりましたが、クラスターを見てみるとヨーロッパ他が18:00z 頃からバンドがオープンしていたようで、明日は少し早起きしなければと思ってます。

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AFA-30新設 (8)

2008年06月06日 | 空中線

 6日夕方 AFA-30 がようやくタワーに上がりました。

Tower080606_3  各エレメントは、図面どおりの寸法で仕上げていますが、SWR 最良点は、少し低い周波数になっています。しかしながら、全体に SWR 値が低いため、バンド内そこそこに収まっています。

 気になっていた、318-40 ( 7MHz~28MHz、写真 上段 ) への干渉もほとんど影響無いようで、今夕のヨーロッパ方面のショートパスにおいても 14MHz、21MHz の CW / Phone で結構強い信号で受信できています。

 AFA-30 ( 10MHz 、写真 下段 ) の方は、W の CW 信号が聞こえていましたが、アンテナは、ヨーロッパ向きに回していたため、本当の信号の強さは判りません。まずは、明日の朝試験運用してみれば、本当の調子が判るかなと思います。

 周波数特性等は、明日以降測定してみようと思っています。 SWR がそこそこに収まっているので、最良点の補正はアンテナを降ろしたときに、ついでに実施してみます。 1cm ほど縮めると良さそうです。

 

 今日も凡ミスをまた一つやってしまいました。

 AFA-30 が仕上がって SWR をみてみると、同調点が全く見えず SWR も高いままです。

 同軸ケーブル→バラン→エレメントと調べて行く内に、応援に来てもらっていた先輩が、給電点のビスが短絡しているようだと異常個所を発見。

 給電点を分解して調べると、ビスにセットするスペーサーの挿入箇所を誤っていて、ビスの頭が飛び出ていてクロスマウントの所で短絡していました。結果、バラン出力を短絡ですから、SWR が下がらない状態になっていたようです。

 直ちに組みなおして、SWR を測定すると、どんぴしゃ下がっています。ようやく OK です。定位置までアンテナを巻き上げて作業完了となりました。

 原因箇所が判明するまでは、50Ω の終端抵抗を同軸ケーブル端へ入れてみたり、バランの出力端子へつけてみたり、はたまた、エレメントに SWR 計を直結してみたり、大変な作業でした。Hi.

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アンテナエレベータ

2008年06月05日 | 空中線

 タワー周りの同軸ケーブルの引き回しも終えて、異常がないか確認をしながら少しづつアンテナエレベータを上昇させていたところ、あと1段ほどのところで、やっちゃいました。

Photo  同軸ケーブルはブームに対し、手前側に下ろすべきなのに、向こう側に下ろしていました。

 すなわち、マストとタワーとの間に通してしまったため、上昇中ケーブルが引っかかってしまった訳です。

 アンテナエレベータが上昇中に電動ウィンチの音が変わり、異常に気がついて直ちに停止させましたが、手遅れで、ケーブルの外皮が約15㎝ほど擦れて外部導体の銅網線が見えていました。

 残念ながら、痛んだ部分より上部約1.5mは、切断しなければなりません。バランとの接続、コネクタの付け直し、トロイダルコアの挿入、全てやり直しになります。

 

 使用しているタワーとアンテナエレベータは、クリエートデザイン社製のもので、大きな欠陥はありませんが、注意を怠るとこのようなトラブルが発生します。

 タワーを建設して5年が経過していますが、今までにアンテナエレベータ絡みのケーブルトラブルを2件起こしています。

 電動ウィンチが強力で、力まかせにアンテナエレベータを引き上げるワイヤーをドラムに巻き上げるので、結果的に同軸ケーブルにしわ寄せが行ってしまいます。

 いずれも大きな事故・トラブルではありませんが、このようなトラブルを防止するためには、施工時のミスをしないことが一番ですが、完全にミスを防ぐことはできません。最小限の損失でミスを発見するためにも、工事施工後最初のワイヤー巻上げ時は、エレベータ本体やケーブル類の充分な監視と注意が絶対に必要です。

 アンテナエレベータの注意すべき点を皆さんに知っていただくため、タイトルを 「 AFA-30の新設 」 から、今回だけインターネット上の情報検索でヒットさせるため、 「 アンテナエレベータ 」 に変更します。

 上の写真は、マルチバンドアンテナ 「 318-40 」 のアンテナブームとマストにピシッと沿わせて施工していた同軸ケーブルが、引きずられた結果、垂れ下がってしまっています。

 既に痛んだ部分は、切断しましたが、明日再施工を行い仕上げます。

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AFA-30新設 (7)

2008年06月05日 | 空中線

 じゃまをしていた、植木を剪定したので、給電点およびフェーズラインの加工が行えました。

Photo_3  写真の左側がバランです。同軸ケーブル ( 8D-2V ) は、まだ接続していません。バランから『U』字のアルミ板が伸びていますが、輻射器エレメントへの給電線です。

 手前の黒いループ状のコイルは、マッチングコイルです。

 右へ伸びている太いアルミ線は、反射エレメントへ接続しているフェーズラインです。

AFA-30は位相給電アンテナですから、ヤギアンテナと異なり、フェーズラインがあります。

Ant320_2  残りの工程は、同軸ケーブル ( 8D-2V ) の引き回しとシャックへの引き込みとなりました。まだ半日くらいは、必要でしょう。ブログに載せたりしながら、楽しみながら作業を行っています。

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